2025-03-09 03:53:14
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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何を仰っている、産経新聞

▼きょう3月9日の日曜は、都内で自由民主党の党大会が開かれます。今は昏い未明、党大会はあと6時間ぐらいで開会です。
重すぎる国民負担をめぐって、主権者国民から正しく猛批判されているさなかの、党大会です。
その前日のきのう8日土曜は、党大会のために東京へ来られた ( ※ わたしは上京という言葉は、ひとりの作家の信念として、できるだけ使いませぬ ) 大阪府連の女性局、青年局、学生部、そして府連事務局のみなさんを集めて、永田町から少し離れた夜景の印象的な場所で、会合を開きました。
これまでの大阪府連では、こうしたことが無かったそうです。
国会議員は、国会への登院のために東京に居るわけですが、地方議員や学生、事務方のみなさんは、こうした機会にこそ古都である大阪から現在の首都に集まるのですから、一緒に国政を語るには良い機会です。
そう考え、不肖わたしは新しい府連会長としてこの会合を提案し、前田府連幹事長、鹿田 ( しかた ) 府連総務会長らの協力のもと、雨のなか、意義ある会合を開き、国政に勇躍として起こすべき変革について大いに議論しました。
写真は、菅内閣当時の自由民主党大会です。党大会の一環として開かれた「青年局、女性局、学生部の全国大会」ですね。わたしは男性議員としては珍しく、党女性局の次長を務めていました。
まさか後年、大阪府連会長として、府連の青年局、女性局、学生部のみんなと議論する場に臨むとは、夢にも思っていませんでした。
▼ところで、この党大会をめぐって産経新聞が「トホホな大阪自民…参院選候補選び 全国で唯一、9日の党大会に間に合わず」という見出しで報じました。
朝日新聞ではなく、産経新聞です。
何を仰っているのでしょうか。
党大会で夏の参院選候補 ( 大阪府選挙区の公認候補 ) を発表しない道を選んだのは、事実です。全責任は、府連会長のわたしにあります。
しかしそれがなぜ「トホホな」という見出しになるのでしょうか。
まず第一に、参院選の候補は、党大会のために選ぶのではありません。
夏の参院選に議席を確保するために、選ぶのです。
そのほんらいの目的のためにこそ、戦略的に選びます。党大会に間に合わせるために拙速な議論をするつもりはありません。主権者のみなさんの厳しい声を国政に反映できる候補を選ぶために、府連内部と党本部、双方の中を府連会長として歩きに歩き、議論を尽くす道を選んで、着実に前へ進んでいる最中です。
それを、「トホホな」という軽佻浮薄な言いぶりをされる筋合いはありません。
わたしは記者出身です。また民主主義国家、日本国の国会議員です。報道の自由を徹底的にたいせつにしています。
同時に、こうした形式主義 ( 党大会に間に合わせるのが本分かのように思慮なく決めつける形式主義 ) とは真正面から戦います。
▼こういうやり方もまた、オールドメディアがオールドである所以 ( ゆえん ) のひとつです。
そして産経新聞よ、これでも保守ですか。
当事者がみずから発信する「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は今夜もまた、新しい放送をアップしています。
テーマは、ずばり、政界再編構想です。
ここをよろしければご覧ください。無償、無条件の発信です。どなたでもご覧になれます。
地方紙の雄、北國新聞 ( ほっこくしんぶん ) に書いた連載コラムのタイトルも、「政界再編の胎動」です。掲載は、休刊日明けの3月11日火曜朝刊とのことです。
この未明に、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」のチャンネル登録が、ふたたび、回復したことを知り、夜明け前の昏さを実感しつつも、うれしかったです。
みなさん、ありがとう !