On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-03-20 17:10:05
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  これを記せばご不快の人も多いでしょうが、こうした取り組みを日々、続けている国政政党はここしかありませぬ



▼おととい3月18日火曜日の夕方遅い時間に自由民主党本部で開かれた、デジタル社会本部です。
 この日のテーマは「デジタル農業、スマート農業、ロボット農業」でした。
 日本の農業生産は、現場に絶望感も漂う人手不足と、ほんらいは農作に適した穏やかな気候が烈しく変動することに苦しみ続け、それが野菜などの価格高騰、米をめぐる混乱・価格高騰の一因にもなって国民を苦しませています。

 不肖わたしは、民間専門家の時代からデジタル技術を総動員した新しい農業に関心を持ち、現場も歩いてきました。
 この日の部会では、かつてメディアに持て囃された「工場における野菜生産、工場の園芸農業」がことごとく困難に直面しているという客観的事実もわかり、ではどうするかについて、北海道大学の専門家、世界に知られるクボタの技術者、あるいは農水省の専門家と議論することができました。
 意義ある議論でした。

▼今は、自由民主党についてすこしでもポジティヴなことを申すと、袋叩きになります。
 このエントリーもそうなるでしょう。
 現況からして、当然のことです。実際、よく分かります。

 今日も女性から「自由民主党を見限って、日本を救う国政政党の支持者になる」という趣旨の書き込みを頂いています。
 これも、よく分かります。

 ただ、不肖わたしは、農業に日本の最前線のハイテクノロジーを採り入れ、日本の国柄でもある農業を再生させる、こういう地道な取り組みがずっと続いているところに、自由民主党を中から実際に変えていく、ちいさな、しかし途絶えることのない光を見ています。
 わたしは野党に友人も多く、政治記者の10年間から蓄積している経験とノウハウから他党のこともそれなりに把握しています。ここまでコツコツ、早朝から夜までやっている党は、わたしとしては存じあげませぬ。

 この日も、通常国会の各委員会の審議が盛んで、参加議員は少なかったです。
 しかし、わたし自身を含めて、ゼロにはならないのです。
 祖国の農業を、祖国らしい科学技術で、まさしく「救う」道、その入り口を、国家危機管理の専門家としてわたしは見つけました。

▼日本の深部で何が進行しているかを知るために、独立講演会@福岡にお出でください。
 ここです。
 あるいはこのボタンです。 このボタンから質問も書き込めます。

▼自由民主党と日本から、 ( 僭越ながら ) わが永遠の友、安倍晋三さんが喪われたことを嘆く声が今も、いや今こそ、絶えることなく届きます。
 その安倍さんも挑むことのなかったアベノチェンジをどうやって進めるか、それを一緒に考えるためにこそ『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』を手に取られることを祈ります。





 
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