2025-04-08 14:07:41
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】 自衛隊の国民を護る力は、現在の法体系で存分に発揮できるのか わたしは民間専門家の時代から「できない」と問題提起しています 問題は憲法9条だけでは無い
▼きょう4月8日火曜日は、早朝8時から自由民主党本部で「安保調査会」が開かれました。
わたしは議員宿舎に住んでいないので、国会からも党本部からも遠く、朝7時台に到着するのは心身を消耗せざるを得ません。
しかし自由民主党の部会、調査会などは朝8時開始が基本です。国会のさまざまな審議と時間が被らないための、たいせつな工夫ですね。
▼今朝の安保調査会は、配付資料を外へ持ち出すことが禁止されました。
いつもこうではいけませんが、今朝のように門外不出の議論を、政権与党と政府、特に防衛省が交わすことも、必要です。
参加議員からは、7月に迫る参院選を踏まえて「自由民主党が与党で無くなることもあり得る。他党ではこうした踏み込んだ議論はしていない。今のうちにやっておくことが大切だ」という切迫した意見も出ました。
この議員は、夏の参院選で改選されるひと ( 参議院議員は3年ごとに半数が改選 ) だから、野党転落の危機をリアルに感じているのでしょう。
▼わたしは、意見をふたつだけに絞って述べました。
うちひとつは、これです。
「陸海空自衛隊は、統合作戦司令部の創立で、大きく歴史的な前進をしている。しかし法の制約で、いざとなったときに訓練・演習の深化、装備の充実、作戦体制の革新、いずれも活かせないまま国民に犠牲を出すことが深く懸念される。こうした議論の場で、防衛省・自衛隊の側からも、これまでの遠慮や回避をやめて、こういう法改正、憲法改正が必要だという問題提起をすべきです。今朝の安保調査会も、議院内閣制に基づいて開いているのだから。
日本の議院内閣制は、与党の中から政府の一員も出し、その政府と与党がじかに議論を重ねて、国民の安全と生活向上を図る仕組みです」
もうひとつは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録のなかで紹介しようかなと考えています。
ただし、今朝の安保調査会の内容は紹介せず、別途、わたしなりの問題提起をするなかで触れようとも考えています。
法体系の問題は、憲法9条だけではなく自衛隊法、防衛省設置法にもあるのです。
▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新動画のうち、まだ紹介していないのは次のふたつです。
▽ひとつはこれ。
内閣総理大臣が、消費減税をやるかどうかフラフラしては財務省が「レク」と称して官邸にやって来て、一国の総理が一省庁にダメ出しされ、自由民主党内から「やるべきだ」という声が出るとまた、水面下ではフラフラしているという実態を明らかにしています。
▽もうひとつはこれ。
オールドメディアは野党がさまざまに喧嘩していることをしきりに報じていますが、実態は玉木さんの奪い合いであることを述べています。
▼深夜と未明は、新刊の原稿でうんうん言っています。大苦吟です。
表紙のデザインだけは前進しました。ぼくはすべての自著について、表紙デザインを自分で練り上げます。
新刊で苦労していても、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』は大切な、永遠の一冊です。
今もなんとか読み続けられていることは、うれしいです、こころから。