On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-04-13 04:35:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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まだ原稿が出来ていないのに・・・



▼きのう4月12日土曜は、自由民主党大阪府連会長として大阪関西万博の開会式に出席しました。
 と言っても府連会長に特別扱いは何もありません。
 膨大な人数の外交団、全国の自治体の首長、地方議員、そして全党の国会議員とご一緒に、粛々、淡々と参加してきました。

▼セキュリティチェックが厳しく、会場に直接、入ることも許されず、いったん大阪城近くのホテルに集められ、チェックされ、長蛇の列を並んでバスに順に乗り、高速道路を走って、海辺の万博会場に入りました。
 ところが、開会式までまだ3時間以上あります。
 その間に許されたのは、パビリオンでは日本館のみの入場と、リングに昇ることでした。

 写真は、その日本館へ向かうところです。向こうに見えているのが、リングですね。リングは、自由民主党の経産部会長代理の時にすでに昇っています。



▼日本館です。
 ある野党の国会議員に「青山さんの感想を教えてください」と真剣に聴かれました。
「あれが日本だと、外国の方に思われるのは、どうでしょうか」と短く答えました。

 会場では、ずいぶんいろんな人に会いました。懐かしいひとにも会いました。それは面白かった。
 大量の人を招待してるからですね。
 旧知にして著名な、元・自治体首長がご自分が今、国会議員として所属されている党について「喧嘩ばっかり」と仰ったのは、場所も場所ですから、ふーむと思いました。
 この方が喧嘩しているという意味ではないです。党内の実状ですね。



▼日本館に展示されている、ご存じ、火星の石です。 ( 南極に隕石として飛んできたもの )

▼開会式そのものは、写真撮影を禁じられました。
 天皇陛下のお言葉に、陛下が万博に寄せられる真摯なお気持ち、大御心や、外交団をもおそらく惹きつけたお人柄が表れておられました。
 少年少女たちが、おそらくはハードな鍛錬によって、踊りや振り付け、あるいは演奏を、素晴らしい高みにまで完成度を高めていたことに感嘆しました。

 政治家らの挨拶は、わたしには型どおりにしか聞こえませんでした。

▼開会式は長時間でした。帰途も厳戒態勢で非常に時間が掛かり、かなりへとへとになって宿泊先のホテルに帰ると、驚きの知らせがありました。
 新刊の「憤怒と祈りで建国だ」のネット書店での予約受付を版元がもう始めてしまったとのことです。
 ネットで先行予約を受け付けますとは聞いていましたが、こんなに早くとは思わなかったので『うんわー。まだ原稿が出来ていないのに・・・』と正直、思いました。
 わたし自身も、この受付サイトを見てみて、あらためて責任を感じました。

 原稿はたいへんに苦吟しています。
 苦吟だけならともかく、とにかく数十分の執筆時間すらありません。
 ほんとうに、なにかの隙間の1分とか2分とかに、書いています。誇張抜きです。

 大阪府連会長となって、三浦麻未公設政策秘書らの懸念通り、それまで週末を利用して出来ていた仕事が何も出来なくなりました。
 仕事だけではなく、せっかく鍛えてきた身体も、まったく鍛えることが出来ません。筋力はおそらく後退するばかりです。
 それでも、もちろん『引き受けるべきだったし、引き受けて良かった』と、おのれでは考えています。

 夜が明けてきました。
 日曜の今日も、朝から府連に出て、執行部会、役員連絡会、記者会見、幹部との懇談と続き、夜に帰京します。
 みなさんには、安らかな休日でありますように。
 日曜に仕事の人は、代休がちゃんと確保されますように。

 いつでもどこでも無償、無条件の発信をやめません。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送をゆうべアップしています。
 ここです。
「選択的夫婦別氏 ( 別姓 ) 」という名の日本の家族の破壊を、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 )  も中心になって、阻止を図っています。そのたった今の情況をありのままに、主権者のみなさんに話しています。





 
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