2025-05-07 03:45:22
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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力尽くすということ


▼米国ハワイ州真珠湾で、まずアメリカ軍インド太平洋軍司令部の将軍、アメリカ海軍太平洋艦隊司令部の将軍とそれぞれ重大な議論をいたしました。
さらに真珠港に面して広大にひろがるヒッカム基地にあるDPAA ( 国防総省戦争捕虜・行方不明者調査局 ) の専門家のドクターと硫黄島のご遺骨を取り戻すために、これまでにまったく無かった新しい試みについて、意義の深い議論をしました。
翌日、早朝7時50分過ぎから夜の8時過ぎまで、12時間以上にわたって、独立総合研究所の委託により、IDC(インディペンデント・クラブ)に集う主権者のみなさんのために、真珠湾で「新視点による研修」を行いました。
▼何度繰り返して説明しても一部の人には理解されませんが、わたしは西暦2016年の参院選の最中に、みずからの意思で独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員を辞め、創業者株も全株、無償で返上しています。
したがって、IDCの運営についてはまったくタッチしていません。独立講演会と同じです。IDCの集会は研修で話すことだけを委託され、独立講演会は、講演することだけを委託されて、力を尽くして実践しています。
なぜ力を尽くすか。
独立総合研究所は3代目社長のいまも、創業者だったわたしの理念を受け継ぎ、会社の利益は一切、追求していません。
したがってIDCも、独立講演会も、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート / TCRもみな、国民益と国益の追求を、これまでの日本のように官任せにするのではなく民としても取り組むのが目的です。
今回のIDC研修@真珠湾も、大幅な赤字だと聞きました。
その苦しい取り組みには、わたしは身を惜しまず協力し続けます。
▼きのう5月6日火曜、振替休日のわりあい早い時間に、帰国しました。
無茶な強行軍ですが、参議院の環境委員会の委員長として、平日に食い込むわけにいきません。
▼帰国便の機中も休まず、ずっと、新刊『憤怒と祈りで建国だ』の執筆を続け、帰宅してからも続け、今も続けています。
朝になると、国会に出て、まずは護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) が決めた「石破総理の戦争検証をやめていただく提言」を、林官房長官を通じて、総理へと渡します。
この最新動画で、提言のいきさつと内容を述べています。
▼IDCの研修で、写真のように手で触れられる、間近に見ることのできる戦闘機の実物などを使って、12時間以上におよび声を使い続けました。
最近、急激に声が出なくなっていますが、おのれを励まして声を出し続けました。
そのためもあってか、今まったく声が出ません。
声が通ることが、わたしのささやかな特徴でした。
つい最近も、議員総会で最後尾の席から「マイクが入っていません」と壇上の大幹部のみなさんに向けて声を出し、満場の議員から「マイク無しの青山さんの声だけ聞こえるじゃないか」と笑い、ざわめきが起きました。
亡き母は、厳しい母で、わたしを褒めることをしませんでした。しかし「あんた、声だけは通るなぁ」といつもこれだけは褒めてくれました。
しかし、今や、声が出ません。空港の高齢のスタッフに「えっ。聞こえない」と怪訝な顔をされ、機中でもCAさんに何度も聞き直され、悲しいです。
しかし、力を尽くせば、犠牲も出ます。
それで、よし。
夜がやがて明けて国会に出るまで、新刊『憤怒と祈りで建国だ』を、今月の発刊を諦めずに書き続けます。
版元の扶桑社のみなさんの熱い協力が嬉しいです。