On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-07-16 03:25:23
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

なんと、新しい文庫本の予約が始まっていました  気づいたのは選挙戦の熱い疲れが重なる、真夜中です




▼版元の編集者から連絡が届いていた「予約サイト」はここです。
 もちろん、読者のみなさんにとって一番よいサイト、あるいは好きな本屋さんで、予約なさってください。
 わたしは今夜、他に予約サイトがあるかどうかを調べる時間は、まるでありません。
 参院選大阪夏の陣のために急ぐ仕事を、長逗留のホテルに帰ってからも続けているうちに、もう午前3時半を越えていきます。

▼きょう7月16日水曜は、わたしが反対していることが実行される日です。
 わたしはわたしの信じる、主権者のための務めを、この日も果たしていきます。

▼こういう日だからこそ、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート(TCR) も最新号を書いて全会員へ配信したいと考えています。 
 どんなに短くなっても、リアルタイムで書きたいです。

★みなさん、この「冬の宝もの」 ( A Winter Gem ) と作者のわたしが思わずニックネームを付けてしまった物語は、灼熱の狂夏選挙のスキマから、正直、奇蹟のように生まれました。
 みなさんに、こゝろの底から、手に取っていただきたいです。

 表紙デザインの原案づくりも、帯の言葉の執筆も、わたしがおこないました。
 その経緯は、このエントリーにすこし書いています。

※この書影は、仮のものです。
 その後、編集者から値段を変更しますという連絡がありました。
 文庫本が千円を超えたのは、とても辛いです。
 しかし扶桑社はこれまで、信じられないぐらい値下げの努力をしてくれています。
 たとえば、厚みのある単行本である『反回想 わたしと接したもうひとりの安倍総理』は、わたしの希望によって2千円を割りました。それを知ったときは驚いて喜び、また版元を心配しました。

 そして、どんなに選挙で忙しくても、現在の文庫本の値段をわたしなりに調べました。
 すると長編の文庫本は、千円を超えるものも多くなっています。なかには1500円を超える文庫の小説もあります。
 そのうえで、わたしは、手の込んだ表紙の作成コストを含め、この文庫の『本』としての値打ちを維持するために受容しました。

 手に持つスマホで誰もが無料で情報を漁る時代です。
 書籍が人類のまさしく宝ものとして生き残るためには、手のひらに乗る文庫本はとても大切です。だからこそ、かつての「文庫は単行本の廉価版」という常識は、すでにして実は違うとかねてから考えています。
 この考えを含め、版元が決定した最終価格を、受け容れます。

 この書影の900円と、予約サイトにある1100円の違いは、200円。
 わたしは、読者のみなさんにとってのその重みを知っています。

 コーヒーの一杯を飲むのに、街の喫茶店ではあと300円ぐらい(高い東京は除きます)、ホテルではあと少なくとも1000円以上のお金が必要でしょう。
 しかしだからといって、200円の差が小さいとは言えません。
 消費とはそういうものです。お気に入りのカフェでコーヒーを飲むことと、よき本を読むことの価値の違いは、消費者、つまり主権者が決めるのです。
 本の書き手は、他の産品と値段を比べたりするべきではないと、以前から考えています。
 ただし、若干の悲しみとともに。
 わたしは本を愛し、それだけではなく人類が護るべきものと考えていますから。

 書いているうちに、午前4時を越えました。
 明日の、いや違った、今日の遊説の準備をせねばなりませぬ。
 みなみなさまには、良き朝が来ますように。
 








 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ