On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-08-08 22:38:00
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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まだ道のりはあるにしても、誠実な見えざる努力はより必要にしても、石破総理退陣へ流れが変わったとは言えると、客観的に考えています



▼きょう8月8日金曜の午後、自由民主党の本部で開かれた両院議員総会のあと、こんな取材を受けました。
 奥の方に、壊された古仏みたいに顔が見えているのが、不肖わたしです。



▼この時はまだ話しやすかったのですが、それがエスカレートしたのが上の写真です。
 しかしいずれにせよ、報道を通じて主権者のみなさんに伝えるべきは、冷静にすべてお話ししました。

▼両院議員総会は午後2時半に始まりました。
 そのまえに、午後1時半から議員会館の青山繁晴事務所にて、NHKの「ニュースウォッチ9」のキャスターの取材を受けてから自由民主党の本部8階の大ホールに入りました。
 今回も、石破総理の真ん前、至近距離にて、すべての参加議員のうち最初に発言しました。
 以下、発言のすべてではありませんが、要点の一部をお伝えします。

「衆参両院選挙で示された民意に従うという当たり前の、子供たちにも見せねばならないモラルとして、石破総理、お辞めください」

「その総理が、80年談話やそれに類したものを出すのは間違っています。おやめください」
 ( こう申したとき、総理と横並びで座っている執行部のなかで、同意するような表情をわたしに見せた幹部が居たのが、印象に残りました )

「関税交渉における日米の混乱も、石破総理がトランプ大統領との首脳会談で解決なさろうとせず、閣僚級交渉に任せているから起きています。したがって、石破総理が関税交渉の継続を理由に続投なさろうとするのは逆です。ちゃんとトランプ大統領と、電話会談ではなく、目を見て話せる新しい総理が必要です」

「自由民主党の政治改革本部の幹部2人が辞めたのは、総理が党の議論よりも、立民の野田代表との連携を重視されたからです。自由民主党総裁としては間違っています」

「わたしは、まずは党則6条にある臨時総裁選の実施を求めます。もしもそれが出来ない場合は、憲法69条による内閣不信任案を、野党ではなく自由民主党の衆院議員51人以上で発議することも提起します」

▼このあと、先の両院議員総会と同じく、多数の議員が総理の辞任を求め、少数の議員が続投を支持しました。

 ところが総会の開始からちょうど1時間経ったとき、両院議員会長の有村治子参院議員が「議事を整理する」として、その後の発言は「臨時総裁選に賛成か、反対か」だけに絞るという提案をし、それが多くの拍手による支持を得たとして、議事を転換しました。

 その後は、「臨時総裁選の実施に賛成」という意見が圧倒的でした。
 終了予定時刻の午後4時半が来たとき、「臨時総裁選の実施を求める声が多数」として、「臨時総裁選を実施するかどうかについて決定権限のある総裁選管理委員会に託す」ということを決定しました。

▽これはどういう意味か。
 まず、臨時総裁選を実施するかどうかは、自由民主党所属の国会議員に、都道府県連の代表を合わせた総数の過半数で決まるということが、党則に記されています。
 しかし両院議員総会には、都道府県の代表がいません。
 そこで総裁選管理委員会に議論を移すとしたわけです。

▽また、両院議員総会は、両院議員懇談会とは違って決定権があるので、上記のことを、決することができました。

▼この運びは、党則の解釈を活用した、総理にとっては全く思いがけない進行だったと言えます。
 間近に見ている総理の表情も、ありありとそれを物語っていました。隣の森山幹事長に不満らしきものを仰っているのですが、幹事長はそれに同調しませんでした。

▼これで、臨時総裁選への流れが始まりました。
 この流れは止まらないと考えます。
 すなわち、石破総理退陣の始まりです。

▼上述のNHKによるインタビューの直前、スキマ時間を使って「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録を行いました。
 今夜、先ほどアップしたのは、「両院議員総会で青山繁晴は何を発言するのか」というこの動画です。

▼みなさん、8月31日の独立講演会@京都の意義が、これでますます高まりました。
 ここです。苛酷だった夏の終わりを告げる京都で、一緒に考えましょう。
 あるいはこのボタン
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▼京都の独立講演会と同じ8月31日に、わたしが苦しい夜に命を注いで完成させた新しい文庫本『やさしく夜想の交叉する路』が発刊されます。
 ここです。
 しかもこの物語の舞台は、京都です。
 不思議なご縁が、わたしに読者を連れてきてくださいますように。
 苦闘だけの日々の小さな灯火 ( ともしび ) がこの一冊の文庫なのです。






 
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