On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-04-19 02:59:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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短い1日に別カテゴリーの仕事を同時にやり抜く・・・ちょい苛酷な日々 ✹ その5 ✹ 大阪市議会の若手3人を国会にお迎えしました



▼わたしは不肖ながら、昨夏まで自由民主党大阪府連の会長を務めました。
 参院選で自由民主党が公認した候補の敗北が明らかになった瞬間、全責任を取って、その場で辞意を表明しました。

 しかし、そのあとも、おほさざきのすめらみこと ( 仁徳天皇 ) が日本オリジナルの民主主義政治を拓かれた地である大阪 ( 古くは大坂 ) のことを忘れることはありません。
 そこで、志を同じくする、当選1回の大阪市議、須藤しょうた ( 奨太 / 大阪市天王寺区選出 ) さんと一緒に『絶望を撃つ』というノンフィクションを出版しています。

▼その須藤市議と同じく当選1回の大阪市議、南たかふみ ( 隆文 / 淀川区 ) さん、鈴木理恵 ( 中央区 ) さんのホープ3人組が、国会に、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の執行部を訪ねてこられました。



▼左から、佐々木紀代議士 ( 護る会幹事長 ) 、須藤大阪市議、わたし ( 護る会代表 ) 、山谷えり子参議院議員 ( 護る会常任幹事 ) 、後列の左が南市議、右が鈴木市議です。
 石橋林太郎代議士 ( 護る会事務局長 ) も参加されていましたが、公務で退席されました。上の写真の右端に明るい笑顔で写っているのが、頼りになる事務局長です。

▼訪問は単なる挨拶ではなく、提案を3人が持ってこられました。
 この日、護る会 ( 衆参両院議員122人 ) の執行部9人のうち代表、幹事長、事務局長、常任幹事の4人が、じっくり話を聴かせていただき、率直に議論しました。

 そのうえで、護る会の執行部でいったん預かることとなりました。執行部会で議論します。
 護る会は常に、民主的な手続きを大切にしています。
 そうした手続きで決する前に、提案の内容を明らかにするわけにはいきません。主権者のみなさんには恐縮至極ですが、こうした信義を守ることも、大切な手続きのひとつです。

▼いつでもどこでも、主権者のみなさんへの無償、無条件の発信を続けます。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」のゆうべアップした最新動画は、これです。
 日本と世界が、どういう異変に直面しているかを語っています。

 わたしが政府入りしていて党の部会での発言を制限されていることなどをとらえて、動画を休め、あるいは、やめろと仰るかたもいらっしゃいます。
 そういう真剣なご意見が出ることは、予想していました。

 しかし、休みませんし、やめません。
 部会の内容をしっかり動画に取り込んでいることに変化はありませんし、現実政治において部会を良き方向に動かすことについても、水面下で工夫を凝らし、実効があった部会もあります。

 アクセス数うんぬんを仰る方も少なくありません。
 しかし、広告収入を一切、受け取っていないのですから、アクセス数は問題ではありませぬ。5億と5百万回を超えているアクセス数も、自然に積み上がってきたものであって、何かの策を凝らしたのではありません。
 その発信作法によって、「アクセス稼ぎによって主権者の手にされる情報が歪みに歪むこと」、これに、ささやかに抵抗しているのです。

 ショート動画は、学生インターンの増野優斗くんの弛まぬ努力があって、ここにどんどん並んでいます。



 苦しい日々の唯一のちいさな光は、ひとりの物書きとして世に出すことのできた書物が読まれることです。
 しかし、それも今はなかなか無理なことですね。

 みなさんは、現代のセイジカというものが良い存在として現れているドラマ、映画などを視たことがありますか ?
 わたしは、映画が三度のメシより好きですが、視たことがありません。
 必ず悪役で、人殺しまで平気で企んでいたりします。
 わはは。
 それに、必ず大変なお金持ちですね。
 わたしは、個人、企業、団体を問わずすべての献金をお断りし、自分のためのパーティも一切開きませんから、旧来の政治家ではありませぬ。
 しかし、献金や政治資金集めパーティでほんとうにそんなに大金持ちになるのでしょうか。
 ほんらいは、そうしたおカネはすべて、国家国民のための政治活動に使うはずです。
 わたしが経済的に追い詰められているのは、政治活動のかなりの部分を私費で賄っているからです。
( それと、歳費は、報道とネットには全く表れませんが、党による天引きと歳費の一部返上で、青山千春・東京海洋大学特任准教授が絶句するほど目減りしています )

 逆に言うと、献金やパーティ収入のあるふつうのセイジカも、それが私腹を肥やすことになるはずがありません。
 一部には、それを私的に流用するセイジカが現実に居て、特捜事件になったりするわけです。
 けれども、少なくともわたしの周りにそのような国会議員は、見当たりません。

 何を言っているのか。

 ドラマ、映画などの金満にして悪役のセイジカは、ただただ、世の誤解や偏見に甘えて、常識通りに人物造形をしているだけということです。
 国会議員を兼ねている物書きのひとりとして、その安易さには、こゝろの底から怒りを覚えます。

『世界は短い』を読んでください。
 上記のことどもの具体的な中身を、これまでに無く書き込んでいます。
 かつて『ぼくらの祖国』を担当なさった編集者は、そのことに驚きを持って、生原稿を読まれました。
「この本は、作家としての青山さんの分岐点になるはずです」と仰いました。
 それは、『世界は短い』 のいわば本体部分の、ショート動画の文章化を指しているのでは無く、なんと、『序』と編集者によって名付けられた、序ならざる序、現実へ切り込む命がけの文章を指しているのです。

 しかし、わたしは「作家としての分岐点になる」とは、思っていません。
 世はそんなに甘くありません。合理的でもありません。

 予期している、あるいは覚悟している近未来は、そもそも予約が低調なこの本がさして読まれないこと、あるいは、ごく一部の人が読んでくださっても、世のセイジカへの思い込み、曲解がちっとも変わらないことです。

 それでもすべてを覚悟のうえ、今夜も、このあと、たとえ1行でも新しい小説を書くのです。
 月曜朝に出発するドイツへの公務出張、その準備と同時進行です。いつものことです。

 報われるために努力するのではありませぬ。
 わたしは無駄に死ぬのです。

 武士道といふは死ぬことと見つけたり。





 
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