On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-05-08 23:11:17
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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世界は短く、戦争の悔いは千年続く  この暮夜の日本にいて実感しています



 ルクセンブルク大公国の宇宙通信の企業「SES」 ( 政府も出資 ) の経営トップと、現場で、対話しました。
 なんの現場か。
 寛大に、写真の撮影と公開を許可してくれましたが、まさしく先端の、ここから世界の軍事通信から放送やインターネットまでを支える技術を動かしている現場です。



 渓谷を埋める緑の奥に立つ、尖塔。
 これが何と、民間の銀行です。
 ルクセンブルク大公国は、かつての広大な領土を周りの国々に奪われ続けて、現在の神奈川県ぐらいの領土になっています。
 このエントリーの2枚の写真が象徴するように、今は、ハイテク立国と金融立国で知られ、欧州でもっとも豊かな国となっています。



 ここは、ルクセンブルクでは「ヨーロッパでいちばん美しいバルコニー」と呼ぶ場所です。
 ほかのヨーロッパがそう思ってくれるのかどうかは分かりません。
 しかし欧州のあちこちに残るローマ帝国の面影のなかでも、確かに、この街中の渓谷は格別な美しさです。
 一方で、ルクセンブルクは狙われる国です。かつてはナチスドイツに蹂躙され、今は、ロシアに狙われ、中国が浸潤してきます。

「ルクセンブルクは国民感情として、中露米が苦手、日本が大好きです」と、現地のひとに聞きました。
 わたしは、単純にうれしく思いつつ、日本の新しい責任を、鋭く、まるで胸が痛むように感じました。

▼今夜、「イラン戦争の悔いは千年、続く」と語る新しい動画をここにアップしています。
 きょうの金曜日、『世界は短い』 ( ‥‥関連する新しいショート動画はこれ ) を読んでくれるひとが居ることを願いつつ、政務と公務を終えてから、新しい小説の続きを書き始めています。
 同時進行で、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の最新号も書き始めました。

 あ、もう土曜になっていますね。
 この土日、休めるひとは、ほんとうにゆっくり休んでください。
 こゝろの底から祈っています。

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