On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2011-03-05 21:20:16

ちいさなお知らせ、そして現況をすこしだけ


▼あす3月6日の日曜昼に、テレビ朝日の「サンデー・スクランブル」の生放送に参加(出演)します。
 番組の始まりは正午からです。ぼくが出てくる時間はおおむね12時20分前後からとテレ朝からは言われていますが、生放送ですから前後します。ご覧になりたいかたは、ご注意ください。

 この番組は、北海道から沖縄まで全国各地でネットされていますが、すべてではありません。たとえば関西では放送されていないようです。首都圏を中心に関東では広く見られるようです。
 これまで、この番組への参加(出演)予定を個人ブログでお知らせしたことは、ほとんどないと思います。
 そもそも、このブログはテレビ番組の告知板ではありませんし…。

 なぜ今回は事前にお知らせするかというと、メタンハイドレートをはじめ日本の資源について新しい視点で放送しようという考えが、番組からぼくに伝えられたからです。
 その志に応えたいと思います。
 とはいえ、ぼくが話す時間は、おそらくとても短いと思います。
 どこまで、この日本ではまだ隠されている事実を伝えきれるか、わかりませんが、もしもよろしければ、ちらりとご覧ください。


▼それから、ぼくのつたない講演をめぐって「誰でも入れる講演会を教えてください」という問い合わせが、ずいぶんと(意外にも)増えました。
 そこで独研(独立総合研究所)の総務部では、講演のオファーがあって開催が決定するたびに、「一般のかたは入れますか?」と主催者に聞き、入れる場合は、独研の公式HPに掲載するようにしています。
 ですから、講演を聴いてみたいと思われるかたは、どうぞ独研の公式HPをチェックしてみてください。

 逆に言えば、それ以外の講演はすべて、特定のかたがたしか入れないクローズドの講演会です。
 独研もぼくも、基本的に講演の「営業活動」はしていません。
 自然にオファーがあるのを待つだけ、というのが通常です。
 ですから「一般のかたも入れる講演会にしてください」といった交渉はできないので、結局は、ぼくの講演会を聴きたいのに聴けないというかたが増えていることになります。

 そこで、まだ未定ですが、独研の総務部では、独研が主催する講演会の開催も検討を始めています。
 開催できる場合は、有料になりますが、実現できたら愉しいですよね。
 独研の単独主催に限らず、どこか志のあるところと連携しての開催もあるかなぁと考えています。といっても、ぼくが考えていると言うよりは、独研の総務部からのそういう提案を「へぇー、なるほど、それはいいかも」と感心しているだけですが。


▼ぼく単独の講演ではありませんが、防衛省主催のシンポジウムに参加します。
 5人で開くパネルディスカッションに加わります。
 3月19日土曜の午後1時から、大阪市の中之島公会堂です。無料で、事前の申し込みも要らないそうです。
 問い合わせは、近畿中部防衛局の企画部(電話06-6945-4956)へどうぞ。





*2月24日、大腸癌の切除手術から8日目に、予定通り退院しています。
 しかし手術創(腹を開いた傷)と、腹全体にむぎゅーと鋭く差し込んでくる痛みが、時には激烈で、講演会やテレビ番組、あるいは独研社長としての実務(政府機関との議論、公共の色彩の濃い民間企業との協議などなど)といった決められたスケジュールはすべてこなしていますが、痛みに耐えることでへとへとになり、パソコンに向かい原稿を打ち込むことが、なかなか長続きしません。
 関西テレビの報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」に全面復帰するために3月1日火曜の夜遅く、東京から大阪に向かう新幹線の中で、、あまりにも痛みが激烈になり、大阪に着いて、関テレのスタッフとの議論・打ち合わせは、どうにかこうにか終えた直後に、ホテルの部屋で床を転げ回るほどに痛くなり、ついに腸閉塞(イレウス)を疑う事態となって、救急車で病院に運ばれました。
 しかし幸いに、イレウスではなく、術後のやむを得ない痛みということになり、今も出張先の長野で、痛みに耐えています。

 したがって、このブログで言えば、「生と死のリアルタイム」の仕上げと、「遺書ならざる遺書」の「その2」がまだ、アップできないでいます。
 だけども、いずれアップします。

 手術から数日で、病室で撮った動画が、ネット・テレビの「青山繁晴.TV」(青山繁晴・ドット・ティーヴィー)にアップされています。
 よろしければ、どうぞ。


**写真は、富士スピードウェイのコックピットで、レースに出るために防炎マスクをかぶるところです。おとどし9月の撮影だけど、早く体を治して、スポーツにも復帰したいという気持ちで、アップします。(ちなみにヘルメットは、F1のベルハルト・ベルガーが実際に使っていたもの。残念ながら、譲ってはもらえず返却しました)

 今いる長野は、きょうは素晴らしい青空でした。
 仕事の合間に、スキー場へ行って滑ろうかと思いましたが、さすがにこの腹痛では無謀だと(珍しく)考えて、断念しました。ふひぃ。

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