On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2014-12-09 05:40:34

まだ空も海も闇です。

▼思いがけず、論壇誌の原稿で徹夜になってしまった。
 珍しく、〆切のかなり前から書き始めていたのに、仕上げに時間を要しました。

 きのうはロータスを首都高速で短時間だけ運転中に、トラックが落とした木材が瞬時にぶつかってくるというハプニングもあり、テロ対策の重要会議もあり、それに関連した官民の割り勘の会食もあり、夜半に論壇誌の原稿の仕上げを再開したら、思わぬ難航でした。
 編集者に迷惑を掛けたけど、夜明けが来る前に脱稿して送稿。
 編集者から「一読して嗚呼、昂奮した。傑作じゃ」という面白いタメ口の感想メールが届いて、ちょっとホッとしました。


▼そのさなかに、別の編集者から「終わります」というタイトルのメールが届き、文中には「いま、組版データが確定されました。…今回も想像を絶する進行でした」とありました。
 予約を受け付けている「ぼくらの真実」(扶桑社)のことですね。

 書き手のぼくによる構想、執筆、仕上げ、ゲラ(仮印刷のこと)の直しがあり、次に編集者、校正者による確認作業があり、そして印刷用の組み版データの確定になり、「あとは印刷、製本、そして書店への配本の段階になりました。これで編集サイドの作業は完了です」という意味です。


▼さぁ、今朝はインテリジェンスとの早朝の議論が予定されています。
 そのあと大阪に向かって、財界人との議論、近畿大学経済学部で国際関係論の講義、そして関西テレビ報道部のみんなと明日の「水曜アンカー」のための議論などなどと続きます。

 何があっても無事ですぞ。
 みなさん、ご心配なく。
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