On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2015-06-16 04:52:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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補足…

…関西テレビの「アンカー」の後番組から電話取材を受けたことは一度だけあります。
 総理官邸にドローンが墜ちたときでした。
 電話の向こうで、「アンカー」でもキャスターだった村西利恵アナの懐かしい(と言うほどの時間は経っていませんが)、そしてフェアな人柄の魅力が伝わる声が聞こえてきて嬉しかったですよ。
 利恵ちゃんは「青山さんの解説を聞いてみたくて」という感じで、電話の録音が始まるまえに言っていましたね。

 ただ、この番組と関わったと言うほどのことではありませぬ。
 しかし、この地味ブログに書き込みをくださった方は、その電話のことを指していたのかもしれませんね。そうなら勘違いではありません。

 いま人間ドックを終えて、国会にいます。
 ところが、胃と大腸の内視鏡検査を終わって,病院を出るときあたりから凄まじい痛み、ふつうなら立っていられない、話もできないだろうなと思うぐらいの、信じがたいような激痛がお腹を襲っています。断続的に繰り返しています。
 しかし、絶対にドタキャンできない3つのアポイントメントがあり、いずれも日本の近未来を左右するとぼくと独研 ( 独立総合研究所 ) が考えている案件に関係します。
 文字通り、這うようにして、国会の中を歩いています。議員をはじめ関係者と会うときは、どうにか、にこにこしています。

 人間ドックを行った超有名な大病院に電話すると、担当医が「内臓の組織を取ったりしてないから」と、まるで「痛いはずはない」と診察もしないで言うかのような返事です。
 この病院で大腸癌の手術をして、直後に死に直面する腸閉塞を起こしたときの、この病院の最初の反応とまったく同じで、電話で怒って問いつつ、内心で思わず苦笑してしまいました。
 腸閉塞のときは、自宅の近所の開業医さんが「間違いなく腸閉塞です。ふつうなら小腸からまもなく破裂が始まって死ぬまであと40分ぐらいの危機的状況だ」と診断してくれて、この大病院の高名な医師に電話して烈しく問い詰めてくれたのを思い出します。

 えらい名医、大病院より、市井(しせい)のひと、小さな開業医のひとこそ、えらい。
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