On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2019-08-09 09:55:08
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (7)

違うよというひともいらっしゃるでしょうね。しかし沢山のひとが明日から・・・

・・・お盆休みだと思います。
 台風10号が非常に心配ですね。
 ぼくは来週に、海外出張に出ます。今回も自費です。そのメリットを精一杯、活かして、自由自在に議論してきます。朝鮮半島の破滅的な情況と中国の拡大主義が、議論の主なテーマになります。

 きょう金曜日の午前のうちに、ちょっと苦吟していた東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の第1018号を全会員へ配信できて、ちょっとホッとしました。
 せっかくベッドに入っていても、夢うつつのなかで、もう書いてある原稿の出だしが、やっぱりあれでは良くないなとか、中盤にはこの事実を置いてとか、いや、いくらTCRでも、あの事実はすべては明らかにできないとか、いやいや他で明らかにできない事実を提示するのこそTCRの本分だから戻そうとか、目が覚めて自分でも呆れるほど、この第1018号のことを考えていました。
 これじゃ、寝てることになんないや。

 起きてから2時間半ほど経った午前6時半ごろかな、やっと吹っ切れて集中し、執筆が加速しました。

 ところで、初めての仙台開催となる第93回の独立講演会 ( ここ ) ですが、ありのままに記します。
 きょう、主宰者の独立総合研究所の事務局から、応募状況を知らせるEメールがありました。正直、過去、一度も見たことのない少なさです。
 独立総合研究所としては、これまで通りに東京と京阪神で交互に開くことを続けたかったのです。
 それを、ぼくが無理を言って福岡、名古屋、そして仙台という会場を入れてもらいました。
 特に名古屋、仙台はまったく初めての試みです。
 第92回独立講演会となった名古屋は、東京や京阪神と変わらない応募状況でした。
 仙台だけが違うということは、きっと、無いと信じます。

 8年半前。
 西暦2011年の3月。
 東日本大震災の発生からまもなくに、被災地に入っていきました。
 最初にたどり着いたのが、仙台でした。
 翌月の4月には、原子力災害の現場である福島第一原発の構内に、作業員以外では初めて入ることになるのですが、仙台に入ったときには、まだそんなことは想像もできなくて、杜の都の現実に深い衝撃を受けました。
 ぼくの歩いた限りで申せば、直後の仙台は、一本の通りが違うだけで、凄まじい破壊の爪痕のある街と、一見は何事もないような街があって、それは街の構造よりも、地層をはじめとして根っこの自然構造の問題に見えました。
 運命というものの恐ろしさを感じないわけには、いかなかったのです。

 被災地の復興は、まだまだ途上です。
 ことに、福島原子力災害は、終わったとはとても言えません。
 それだからこそ、新しい力になって欲しいのです、仙台に。
 行きます、仙台に。
 会いましょう。眼を見て、一緒に考えましょう。みんなの質問にも、ガンガン、答えます。
 よろしければ、下掲の青いボタンを押してみてください。質問もそこに書いていただけます。

 

第93回 独立講演会@仙台 講演日時】2019年9月14日(土) 14時30分~19時00分 予定

【会場】仙台電力ホール(指定席) 宮城県仙台市青葉区一番町3-7-1
・JR「仙台駅」徒歩10分 ・地下鉄南北線「広瀬通駅」西3番出口より徒歩1分 ・地下鉄東西線「青葉通一番町駅」北1番出口より徒歩5分
詳しくは、こちらをご覧ください。
 
【受講料】一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)
【申込〆切】8月23日(金)正午 
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仙台で待っています【サカイ】
2019-08-12 20:18:49
仙台、私は主人とともに既に申し込み済みです。
仙台に来てくださるのを待ち続けていたので
心から感謝しています。
昔から仙台はロックコンサートでも反応が悪く、
地上波テレビや
何時も応援しています❗【船曳 文雄】
2019-08-11 05:21:27
拝見、青山先生、日々のご活動有り難うございます。残暑見舞い申し上げます。仙台の独立講演会申し込みました。ご健康、ご発展お祈りしています。敬具
仙台講演の日程について【山﨑 美智子】
2019-08-10 22:07:53
この日は小学生の我が子の運動会なのです。応募がいつもより少ないなら当選するかも、と思うと大変悔しいです。
青山さんを心で、子どもには声援で、応援します。 
青山さん、わたしたちの代わりにいつもありがとうございます。
広島の平和ミーティングを受講して‥。【だんちゃん】
2019-08-10 19:45:18
ブログでお書きになられている内容と全く違うことを書きますことお許しください。
先日の広島で行なわれた講演会へ行く前に、平和祈念資料館へ見学し、平和祈念公園の前で、両手を合わし頭を下げてきました。 碑に書かれてある「過ちは繰り返しませんから」の文言はやっぱりおかしいと感じました。平和祈念資料館を見学という言い方が正しいのかわかりませんが、被爆されたかたの遺品を拝見したあとの碑の前での率直な感想は、「広島市民が何か悪いことしたんか!」と思いました。
講演会へ参加し、レジュメに書かれていた憲法九条の文を拝見し、本当に手も足ももぎ取られてしまっていることに改めてショックを受けました。本当に人が生きるっていうことは、こういうことじゃないよなと自問自答しています。
青山さんが仰られている、戦後の世界が壊れていく。(間違えていたら申し訳ございません!)
では、どうしたらいいんだろうと自分のできることはなにかないかなと考えました。
講義をお聴きし、勝手にヒントをいただいたように思っております。でも、たぶんずれているかもしれませんが、それは、「世界共通語でもある英語は壊れない!!」
今からしっかり、気を引き締めて、英語の勉強をして、古来からある日本の民主主義のこと、日本書記に書かれてある仁徳天皇の民のかまどのこと、仏教のことを英語で話せるようになりたいと思います。そうならなければならないと思いました。
講演会へ参加し聴講し、その他にも、たくさん色々感じ、思ったこともあり、わたしなりに勉強になりました。
本当にありがとうございました。
アウェー感【モスキート】
2019-08-10 10:49:59
青山先生こんにちは。

やっぱり仙台は申し込みが少ないんですね、心配です。

自分の都合で仙台での開催を期待した書き込みをしてしまった責任を感じてしまいます。

先日の参院選でも宮城は野党候補に競り負けました。郡和子仙台市長は韓国で水曜デモに参加した様な共産党より更に赤い人ですし、昔から県内至る所に共産党のポスターが貼ってある事に不思議なアウェー感を抱いておりました。

己の故郷を悪く言いたくは無いのですが、田舎ほど平和ボケなのは事実でしょうね。

日本は既に見えない戦争の真っ只中にいるのに…
ありのまま・・【きよちゃん】
2019-08-10 04:21:11
「どうして仙台なのかしら❔」と言う声もあります中
仙台との御縁に触れて戴きありがとうございます。

青山さんがありのままに伝えて下さるので、私達主婦の事情も申しますと、
今は子供らが夏休み、明日からお盆休みで、
日夜、大忙しです。

東京の御盆に比べたら
地方の御盆は御先祖を迎えるのと、
各地に出た御親族を迎えるので
今、一年でもっとも忙しいとも言えます。

こんな私でも「仙台行きます‼」と宣言しながらも、
きちんと「青山繁晴への質問事項」を記入したいので、まだ申し込みはしておりません・・。
締め切り日、23日を意識しながらも、
「御盆が終わってから、質問を熟考して記入しよう」と考えています。

横須賀の我が家ですら明日から数人の御客様や親せきが宿泊するのですから
きっと東北地方の皆様はもっともっと御迎えするのかと思います。

忙しさでもしかしたら、ネットを見る時間も無いのかも知れませんね⁉

微力ながら、友人知人に少しでも御知らせを広めていけるよう、努めます。
さよならを口にせずとも【焼肉マン】
2019-08-10 01:29:59
複数の歴史家や地政学者が口にされていますが、朝鮮半島のシナリオとして二つ想定されると思います。一つは赤化した統一朝鮮。もう一つは北朝鮮が親米国となり韓国は益々中国隷属を強め38度線を跨いで立場が入れ替わる。朝鮮半島の歴史から見れば何方も有ったパターンでしょうが、トランプさんが38度線を跨いだ以上、現代は二つ目が濃厚ではないでしょうか。

一つ目のシナリオでは北朝鮮は過去の行いを肯定できてしまうので拉致事件の解決が厳しくなるし、中国封じ込めの観点では二つ目が中共後の東アジアの安定に資すると思います。韓国が千年の事大主義に抗い自国を自浄することが出来ない限り、このまま世界中から見限られるのも致し方ないし、韓国が最終的にあっちに行くなら米国が韓国産業に対する焦土作戦を行うのも必然に思われます。

不幸なことですが、韓国が反日を掲げて国民が文在寅という異形の大統領を支持する限り、日本はどうにも手の施しようが無い。我が国は巻き込まれずに、拉致被害者を何とか奪還し北朝鮮との関係をリセットし、国防力を高めて未来志向で関与しなくてすむようにする。それ以外に手が無くなって来た気がします。

熟熟、こんな時に消費増税という歴史的愚策を行っている場合でない。返す返すもあの時、なんて事にならないよう希望します。

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