・・・それなのに、オールドメディアの報道ぶり、あるいは推測だけでどんどんものを仰るコメンテーターの話、それらと内閣改造の実像はこれほどまでに食い違うのかぁ。
　それがありのままの実感です。

▼政界の関心が改造に集中するなか、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の執行部会を開き、そして幹事会・総会を開きました。
　来月に即位の礼正殿の儀が迫っています。
　天皇陛下のご存在の継承をめぐって道を誤れば、日本が根源から喪われる。
　その強い危機意識のもと、護る会総会では、皇位継承の安定につき、執行部案を明示しました。
　文案は、執行部全体の要請を受け、不肖ながら代表幹事のわたしが作成しました。
「女性天皇と女系天皇も違いも分からないから、護る会に参加します」とよくぞ、正直に仰ってくださった議員もいらっしゃる現実、またわたしたち敗戦後の日本国民は天皇陛下のご存在の根本の意義すら学校で教わることがない現実、それらに鑑み、簡潔に過ぎる文章とはせず、4ページにわたって書き込み、しかし同時に冗長になることもなきよう努めました。
　この文案は、最初の論点整理です。
　有権者・国民に広く議論していただくために公開する、その段階には全くまだ達していません。
　護る会内部における自由闊達な議論の、初期段階の進捗に過ぎません。
　これまで党内では議論を回避する傾向もありましたから、意義は非常に深いと客観的に考えます。しかしまだ生まれたての赤ちゃんのような議論です。いずれ、いやわずか一か月半ほどにて、しっかりと両脚で立って国民にお示しします。
　したがって総会では、SNSなどに決してアップされないよう全参加者に伏してお願いしました。

▼総会には、人事が動いた当事者の議員も含めて、志ある議員たちの出席があり、これまでの自由民主党になかった充実した議論、踏み込んだ議論はできたと考えます。
　しかし道のりは険しく、まだまだ、これからです。

▼護る会のフェイスブックが始まっています。
　内容のアップや管理は、まずは、執行部会のある役員が担当され、ぼく自身は直接には担務していません。
　内容を深めていくのも、まだこれからだと思いますが、よろしければ、取りあえず覗いてみてください。
　ここです。

▼そのフェイスブックにありますように、今月に、護る会は対馬にて最初の現地調査に取り組みます。
　護る会は、日本の尊厳と国益を護るために行動する会です。単なる調査にとどめず、国土の浸食を阻む第一歩としての提言を、対馬調査のすこしあとに国民にお示しする見通しです。

▼さて、人事の裏、改造の真意は、恐縮至極ながら当然のこととしてオフ･ザ･レコード情報です。
　ただしこれも当たり前のことですが、ぼくごときがまさか人事に関わっていません。最少限度に絞って、国益のために言うべき意見は申しましたが、実際の人事とは無関係です。
　大阪で実に36回ぶりに開く独立講演会にて、みんなの眼を見つつ一緒に考えます。

～許可を得て、独研 ( 独立総合研究所 ) HPから以下をここにアップします～ ～独研HPから借りてのアップ、終わり～

　上の青いボタンを押してくださることを、こゝろの底から待っています。

　文字情報では、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の速報 ( レポート第1022号 ) を本日中に全会員へ配信します。
　志を持って集うてくださっている会員のかたがた、すこし待ってくださいね。