2019-10-05 07:09:31
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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Comments (10)
内部、内側の深くに居ないと・・・
・・・気づかないこと、分からないことがあるからこそ、いま不肖ぼくは与党の自由民主党にいることはお分かりの方もいらっしゃると思います。
記者のとき19年近くにわたって与党も野党も見てきました。
政治部記者のときがもちろん主ですが、新人・若手として地方支局に配属されていた時代、あるいは経済部記者だった時代、それぞれ地元選出の政治家、あるいは経済閣僚や経済政策を立案する政治家を、懸命に取材しますから、記者の仕事19年近くの全体を通じ国会議員を職務として克明に見ようと努めてきたとは言えると思います。
この間、一貫して存在してきたのは、自由民主党だけです。
一部議員の離党による新党結成や、野党時代もあったわけですが、自由民主党の本体は一貫してきました。
他の政党が逆に一貫して離合集散を繰り返し、党名も転変を繰り返してきたのとは対照的です。
一貫性の良さ、それと同時に、利権と膿が溜まるという悪のなかの悪、それらが混在しているのが自由民主党です。
不肖ぼくが自民党と呼ばずに、いくらか面倒くさくても自由民主党と呼んでいるのは、ほんらいの「自主憲法制定のために立党した政党」に戻したいからです。
ところが、この臨時国会がきのう開会したばかりの今朝、思うのです。
安倍政権がいずれ終わって、次の政権になるとき、それが自由民主党主体の政権であるとすると、どんな政権になるかの前に、この政権政党が今とは違う「自由にものを言えない政党」に変質してしまうのではないかという予感です。
前からそれを感じていましたが、きのうの党内会合で、それをはっきりと理解しました。
オールドメディアや野党はしきりに「安倍一強にどの議員も従って、自由にものも言わない」と非難し、自由民主党の議員でもそれに引き摺られて似たようなことを、ただしひそひそ話で言うひとも居ます。
とんでもない。
自由にものを言えます。言っています。むしろオールドメディアや野党の方が自由にものを言えない。長いあいだ記者を務めて、メディアの実態は知り尽くしていますし、野党政治家との付き合いも長いから、その本音と実像も知らないわけではありませぬ。
ただしー自由民主党は権力政党であるからこそ、自由にものを言うためには覚悟、それも半端ならぬ覚悟が必要です。
西郷さんの遺訓とは逆に命も要る、虚名も要る、地位も要る、金も要るという議員にとって、自由民主党の内部で自由にものを言うなど実はあり得ないことです。
しかし覚悟さえ決めれば、と言うより、いずれあっという間に死すべき存在としてのおのれを鎮まって眺めれば、保身など限りなく空しいことが分かります。
死生観を体内にいつも持っている。そのとき、自由民主党は自由にものを言える、なかなか珍しい巨大組織です。
ところが安倍政権のあとの政権は、覚悟を決めた議員であればあるほどそれを封じ、がんじがらめにものを言えなくする、新ルールで所属議員をぐるぐる巻きにして、時の総理の気に入らない発言は何もできなくするおそれが充分にあります。
安倍政権下の自由民主党が、腹を決め覚悟を決めた議員なら自在にものを言える最期だったということになりかねません。
安倍晋三総理は現実主義者でもあります。そのリアリズムから、次の首班を考えておられますが、その選択がこの「政党としての死」をもたらす怖れを、今朝、はっきりと感じています。
不肖ながら、それとも戦わねばなりませぬ。
内部にいて、苦しみつつ藻掻きつつ、同志を得て、戦わねば。
辞めたい、去りたい、ひとりの物書きに戻りたい、そのこゝろを抑え、おのれを励ましに励まし、まず同志と語り続けねば。
そして国会議員は、主権者の代理に過ぎませぬ。
主権者ご自身が高みの見物ではなく、当事者で居てくださることが、ただひとつの頼みの綱です。みんな、みなさんを信じています。
★独立講演会にて、みんな、みなさんとの深い信頼関係に基づいて、語るべきをすべて語ります。
よろしければ、まさしく当事者として、不肖ぼくと会ってください。
ここです。
記者のとき19年近くにわたって与党も野党も見てきました。
政治部記者のときがもちろん主ですが、新人・若手として地方支局に配属されていた時代、あるいは経済部記者だった時代、それぞれ地元選出の政治家、あるいは経済閣僚や経済政策を立案する政治家を、懸命に取材しますから、記者の仕事19年近くの全体を通じ国会議員を職務として克明に見ようと努めてきたとは言えると思います。
この間、一貫して存在してきたのは、自由民主党だけです。
一部議員の離党による新党結成や、野党時代もあったわけですが、自由民主党の本体は一貫してきました。
他の政党が逆に一貫して離合集散を繰り返し、党名も転変を繰り返してきたのとは対照的です。
一貫性の良さ、それと同時に、利権と膿が溜まるという悪のなかの悪、それらが混在しているのが自由民主党です。
不肖ぼくが自民党と呼ばずに、いくらか面倒くさくても自由民主党と呼んでいるのは、ほんらいの「自主憲法制定のために立党した政党」に戻したいからです。
ところが、この臨時国会がきのう開会したばかりの今朝、思うのです。
安倍政権がいずれ終わって、次の政権になるとき、それが自由民主党主体の政権であるとすると、どんな政権になるかの前に、この政権政党が今とは違う「自由にものを言えない政党」に変質してしまうのではないかという予感です。
前からそれを感じていましたが、きのうの党内会合で、それをはっきりと理解しました。
オールドメディアや野党はしきりに「安倍一強にどの議員も従って、自由にものも言わない」と非難し、自由民主党の議員でもそれに引き摺られて似たようなことを、ただしひそひそ話で言うひとも居ます。
とんでもない。
自由にものを言えます。言っています。むしろオールドメディアや野党の方が自由にものを言えない。長いあいだ記者を務めて、メディアの実態は知り尽くしていますし、野党政治家との付き合いも長いから、その本音と実像も知らないわけではありませぬ。
ただしー自由民主党は権力政党であるからこそ、自由にものを言うためには覚悟、それも半端ならぬ覚悟が必要です。
西郷さんの遺訓とは逆に命も要る、虚名も要る、地位も要る、金も要るという議員にとって、自由民主党の内部で自由にものを言うなど実はあり得ないことです。
しかし覚悟さえ決めれば、と言うより、いずれあっという間に死すべき存在としてのおのれを鎮まって眺めれば、保身など限りなく空しいことが分かります。
死生観を体内にいつも持っている。そのとき、自由民主党は自由にものを言える、なかなか珍しい巨大組織です。
ところが安倍政権のあとの政権は、覚悟を決めた議員であればあるほどそれを封じ、がんじがらめにものを言えなくする、新ルールで所属議員をぐるぐる巻きにして、時の総理の気に入らない発言は何もできなくするおそれが充分にあります。
安倍政権下の自由民主党が、腹を決め覚悟を決めた議員なら自在にものを言える最期だったということになりかねません。
安倍晋三総理は現実主義者でもあります。そのリアリズムから、次の首班を考えておられますが、その選択がこの「政党としての死」をもたらす怖れを、今朝、はっきりと感じています。
不肖ながら、それとも戦わねばなりませぬ。
内部にいて、苦しみつつ藻掻きつつ、同志を得て、戦わねば。
辞めたい、去りたい、ひとりの物書きに戻りたい、そのこゝろを抑え、おのれを励ましに励まし、まず同志と語り続けねば。
そして国会議員は、主権者の代理に過ぎませぬ。
主権者ご自身が高みの見物ではなく、当事者で居てくださることが、ただひとつの頼みの綱です。みんな、みなさんを信じています。
★独立講演会にて、みんな、みなさんとの深い信頼関係に基づいて、語るべきをすべて語ります。
よろしければ、まさしく当事者として、不肖ぼくと会ってください。
ここです。
困難【Joey】
2019-10-07 22:36:49
確かにメディアに圧力をかけているような話は見聞きしますが、
実態と乖離しているように感じます。
独裁レベルの権力保持者であれば、今ごろ憲法改正もしているでしょうから。
沈没した北朝鮮の乗組員を、逮捕も取り調べもせずに帰すというのを知って、倒れそうになりました。
僕ら下々の人間より、青山さんは知識も経験もお持ちです。
その方でも『辞めたい、去りたい』とおっしゃられるのは、相当なのだろうなと邪推しています。
状況を知り、他へ伝えていくことくらいしかできませんが、
陰ながら応援しています。
主権者としての役割【池田 一也】
2019-10-06 10:29:25
「主権者ご自身が高みの見物でなく、当事者で居て下さることが、ただひとつの頼みの綱です。みなさんを信じています。」との記述がありました。
主権者である我々が当事者になる唯一の方法が青山繁晴事務所を経由して党費を支払い
自民党員になることです。
三年前良識ある日本国民により48万票をこえる得票で当選した青山議員と共に当事者になりましょう。
蟻の一穴【napo】
2019-10-05 20:58:36
いつもお疲れ様です
期待はいつも裏切られます。
それでも、蟻の一穴をと思い自民党を震え上がらせる勢力が
ひょっとしたら出るかもしれない、とも思って見ている事があります。
国会のヤジは「法律違反」であり、聞く権利を阻害している。
そう発言した参議院議員がいます。
それに対して訴訟を行うそうです。
もし本当にこれが実現しヤジがなくなったら、野党は黙り
自民党は緊張感が出て変わるのではないかと。
立憲のk議員、共産党のk議員の中傷誹謗を許さず、
議論を申し込み、逃げる彼らに呆れ、片方には訴訟も辞さない。
ソーシャルメディアから登場した異色の国会議員、
保守系ポピュリズムと言われようと、既存の政治を揺るがす人が登場しました。
これが時代の要請で出てきたなら、悲観的な未来に希望が持てるかもしれないと
淡い期待だとしても、支持したいと思っています。
自民党員ですが、消費増税、国慶節の祝辞など裏切られた自民党を
支持することは今は出来ません。
だから、蟻の一穴を、暫く支持したいと思います。
次期総理に最もふさわしい理想の人がなれる仕組みを【釜本秀則】
2019-10-05 19:34:19
いつも日本国および日本国民の為に尽くして下さり有難うございます。
それくらいの本音がぽろっと出たことを恥じる必要はありません。だって人間なんですもん。
次期民党の総理が誰になるかカープの次期監督と同じ位に気になってはいますが、次期総理が誰になるか次第で
悪い自民党に逆戻りする可能性があることに非常に危機感を感じました。
次期総理大臣として人物、頭脳、コミにケーション能力力全てに渡り最もふさわしい方は青山繁晴さん、あなたです。
でも、現実を見れば無理だとわかります。それを実現させる為には国民が直接、総理大臣を選ぶ首相公選制にするしかありません。
しかし、現行制度では、力のある派閥で子分が多い人、利害関係を調整できる人がなるより他はあり
ません。これでは何をするにしても利害関係を調整しなければならず理想のことなど出来ません。
多少のことは出来ても大胆な改革など出来ません。
日本の将来を考えれば首相公選制にするべきと思います。当然、演説の上手い口だけの人がなる可能性もあります
が、それでも現行制度よりも良いと私は思います。
参議院議員を1期だけやると言われたことは重々承知ししております。自分の言った言葉の責任を取る気持ちが強い方なのも重々承知しています。しかし、あえて言わせて頂ければそれも私心だと思うのです。私心があまりにも全くない靑山さんだからこそ言えることですが。
日本国家国民の為、新しい日本を作る義のために、能力と体力が大丈夫な限りは政治家を続けて下さい。1期では時間が足りませぬ。と強く思います。
次の首班【ふつぬし】
2019-10-05 16:40:28
既定路線の方ということでしょうかね。
某国外相に、ヤラレっ放しだったので、
外交面も大変心配です!
月曜の久しぶりの虎ノ門ニュース、楽しみにしております。
『黒船』級のショック【一点法師】
2019-10-05 15:03:55
今回のエントリーにショックを受けました。
『安倍政権がいずれ終わって、次の政権になるとき、「自由にものを言えない政党」に変質してしまうのではないかという予感、それをはっきりと理解しました。』と青山さんは仰いました。
青山さんが、公でこのようなご発言をなさる以上、それはほんとうの事になる可能性がとても高いのだと思います。そのことが、とてもショックでした。
よくよく案じてみますと、東日本大震災始め数々の天災でも、デストロイヤー・トランプ大統領の出現でも、私たち日本人は、ほんとうに自分たちの祖国のあり方を反省するまでには至らなかったように感じます。
私たち日本人が自ら反省出来ない以上、他からの衝撃がなくては、目が覚めません。
幕末に『黒船』が来航して、日本人の目が初めて覚めたのと同じような、超ド級の出来事がなければ、私たちは私利私欲から抜け出して考えることなど出来ないのだと、そう思わざるを得ません。
その超ド級の出来事とは何なのか...?
口に出したくはないけれど、お隣の国からの何らかの衝撃...?!
そう考えるにつけ、何の根拠もないままに申し上げるのは如何なものかとは思いますけれども、若い20~30代の方々の中から、西郷隆盛公や坂本龍馬公や、あるいは勝海舟公や吉田松陰公のような方々が出て来るのを、期待せずにはおられません。もしそうした方々が出られないようでしたら、ほんとうに日本はおしまいかも知れません。
若き祖国を思う方々とともに歩みたいと、切に切に、願って止みません!!
当事者であるという連帯の気持ちをこめて【恵夫】
2019-10-05 12:12:55
いつも気にかけ、自分のこととして日々生活を送っています。
独立講演会でお会いできるのを楽しみにしております。
ブログでの発信いつもありがとうございます。
自由な発言【ごとう ひろみ】
2019-10-05 10:41:39
このブログに久しぶりにコメントしようと思ったのはブログにある「主権者ご自身が高みの見物ではなく、当事者で居てくださることが、ただひとつの頼みの綱です」と記されていたのが心に残ったからです。私は(私たちは)その一人として一緒にこの国のかたちを創っていきたいという思いからです。応援するというのも一つの思いですが、一緒に青山さんだけでなく自由に発言できる人が増えてほしいという思いも込めて自分の気持ちを伝えたいと思いました。みんなで一緒にこの国をもっとよくしたい。そう考えます。
立場主義の巨大ピラミッド【焼肉マン】
2019-10-05 10:41:22
すなわち、子供の頃から良い子としての立場を守りつづければ、大人になっても巨大な立場主義のピラミッドの中でより大きな利得を得る立場につくことができる。特別会計の巨大予算をトリクルダウンさせる官僚主導のシステムを完成させて以降、日本人全体がこのシステムから何らかの利得を得ていたから、そうそう否定する声を上げることができなくなってしまった。
石井紘基議員はこのシステムに切り込んだ訳ですが、後を継いだ筈の民主党議員も決して深追いしません。それは寧ろ自民党よりも野党側にこそ東大出身者が多いことが示す通り、実際は進んでこのシステムに組み込まれようとしてきたからだと思います。
自民党は、安倍さんは賢者ですが所謂東大・一橋ではありません。麻生さんは学習院。次の世代を担う一角の萩生田さんも明治大学です。野党やマスコミは、このシステムに進んで組み込まれようとして頑張ったのに、免許皆伝されていない人たちが本来自分が座っているはずの立場ピラミッドの最上位にいる。「なんでこんなことになっているんだ」と許しがたいから、実際は少数意見なのに、さも大衆を代弁した正義に見せて「国民が怒っている!」と根拠の無い否定的批判を繰り返す。炎上商法も厭わない彼らに国民は騙されてはダメです。選挙で落とすのが一番正しい結論の示し方だと思います(実際は小選挙区の組織票のせいでそれもできないのでもどかしい訳ですが。。)。
しかし抜本的に構造から変えるには、石井紘基さんの遺志を自由民主党こそが引き次いで、特別会計のお金の流れを断つか、少なくとも透明性を高めるしか無いと思います。もしこの自浄作用を自民党が失うなら、自民党は歴史的使命を終えるとのことではないでしょうか? そうすればいよいよ巧山寺決起しかないかもしれないですね。
とは言え、その様なことをしなくてすむ様、足元では立場ピラミッドの最上位者の首相を牽制できる様にすることが必要と思います。青山先生のブログ、チャンネル桜、或は首相官邸への意見具申、あらゆる手段を使って、国民が国民に正しい議論とは何かを示す必要が有ると思います。(なんせ国会では野党が関電をやるらしいですし、確信犯的に間違った議論しかするつもり無い訳ですので。。さらに言えば、首相官邸への意見具申は開示の上、国立公文書館に保存する位で良いです。欲を一つ言わして下さい。青山さんのブログにワード検索機能があると振り返れるので有り難かったりします。)
また長くなってしまいすみません。日本はNationでなく国家と家がつく唯一の国です。家を取り戻せねばなりません。市井の一人として届かなくても声を上げることは諦めません。こちらは立場を持っていないので、自分で恥ずかしくなるような声さえ上げなければそれでよい。それだけです。
おだやかを大切に【井本 隆祥】
2019-10-05 08:35:11
自由、人権、平等などは絶対に駄目とは言えない、水戸黄門の印籠のようなものです。
しかしよく聴くと私達の自由であり人権、平等です。
違う考えの人達の主張は、間違っているから排除するのが当然だと考えているようです。
差別だと言う人達が差別的な行動をしていると思います。ヘイトスピーチもそうです。
北海道議会場に喫煙所の設置について反対のニュースが流れてました。
ニュースキャスター始め道民の声の紹介も、禁煙は今の時代に当然で議員は何を考えてる?
そんな費用に税金を使うのは許せない!非難のオンパレードです。
私は、喫煙者にも自由も人権もあると思いますが、その様な視点の存在は感じられません?
非喫煙は善で喫煙は悪との考え以外は認められませんか?
寛容な社会にしよう!人権をたいせつに しよう! こんな排除の論理でどうやってするのですか?
国連で環境大臣が火力発電所は少なくします?どうやって! •••でした。具体策は大切です。
喫煙所の設置費用は、当事者が10年月賦で返済するなど、幾らでも手立てはあります。
健康に良いかどうかの判断は本人に任せたらと思います。大人なんだから!
もっと静かに穏やかに沢山の視点から話し合えば、必ず解決出来ます。そうしましょう?