2019-12-01 06:35:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (3)
日曜の朝早くにつくづく実感すること
強靱でなければ、ほんとうの思いやりはありませんね。
まもなく出張にて札幌に向かいます。
凛烈 ( りんれつ ) たる寒気が待っているかな。
寒気と言えば、室生犀星の、朝を描いた詩を思い出します。
とても美しくて、そして励まされて、自分なりに最後を補ってから紙に書いて勉強部屋に張り出していたら、ふと見つけた今は亡きおふくろが「ええ詩やけど、最後がヘン」と、のたまうのでありました。
最後の部分はぼくが付け足したと言うと、「やっぱり室生犀星は違うなぁ。あんたは下手や」と即、言われました。
もともとおのれでも詩は下手だと思っていましたが、この遠慮会釈なき一撃にて、詩作は諦め、散文家に徹することにしたのでありました。
小学五年か六年生の頃かな。
話が逸れてしまいました。
この数日に身の周りに起きたことから、今朝につくづく実感しているのは、冒頭のひとことだけです。
強さがなければ、その思いやりは実は、もろい。厳しく申せば、実は自分のための優しさという正体を隠し持っている。
そういえば室生犀星の生涯は劣等意識に苦しんだ生涯でもあったと子どもの頃に、幼稚な読者のひとりとして勝手に考えていましたが、その犀星の精神をまさしく強靱にしたのが、詩作だったのでしょう。
凛烈の寒気よ、われに来い。
風よ吹け、われに吹け。
雹 ( ひょう ) よ跳ねよ、われを打て。 青山繁晴 拝
まもなく出張にて札幌に向かいます。
凛烈 ( りんれつ ) たる寒気が待っているかな。
寒気と言えば、室生犀星の、朝を描いた詩を思い出します。
とても美しくて、そして励まされて、自分なりに最後を補ってから紙に書いて勉強部屋に張り出していたら、ふと見つけた今は亡きおふくろが「ええ詩やけど、最後がヘン」と、のたまうのでありました。
最後の部分はぼくが付け足したと言うと、「やっぱり室生犀星は違うなぁ。あんたは下手や」と即、言われました。
もともとおのれでも詩は下手だと思っていましたが、この遠慮会釈なき一撃にて、詩作は諦め、散文家に徹することにしたのでありました。
小学五年か六年生の頃かな。
話が逸れてしまいました。
この数日に身の周りに起きたことから、今朝につくづく実感しているのは、冒頭のひとことだけです。
強さがなければ、その思いやりは実は、もろい。厳しく申せば、実は自分のための優しさという正体を隠し持っている。
そういえば室生犀星の生涯は劣等意識に苦しんだ生涯でもあったと子どもの頃に、幼稚な読者のひとりとして勝手に考えていましたが、その犀星の精神をまさしく強靱にしたのが、詩作だったのでしょう。
凛烈の寒気よ、われに来い。
風よ吹け、われに吹け。
雹 ( ひょう ) よ跳ねよ、われを打て。 青山繁晴 拝
こんばんは!【爺さん】
2019-12-02 00:26:01
って思ったら、正直怖かったです。
でも、青山さんってどれだけ大変なんだろうとも思いました。
私の事は、たまたまの偶然かもしれません。
あっ、山中鹿之助さんでしたっけ?
七難八苦を我に・・・
とかってひと・・・
負けませんよ!
当たり前です。
青山しげはる
と書いたあの日・・・
あの日から今の僕はいるのですから・・・
共に【pearl24】
2019-12-01 21:07:42
安野 一様のコメントに共感いたします。
昨日今日と実家に戻ってきました。
両親との会話や台風19号の被害を見て、善良なる日本国民や世界の人々のささやかな生活が、普通に保たれることの尊さを考えました。
何度も書きますが、「人のために」は最強です。
このことを教えてくださった青山さんには感謝しかありません。
日本の過去現在に目を向け、自分で考え、共に未来にむけての行動を少しでもすることが、自分なりの青山さんへの共感の表し方です。
「行ないの動機」と「他がために生きる」こと【安野 一】
2019-12-01 10:51:17
私のこころは釘付けになっています。今、青山さんの身の回りで
起こっている具体的な内容は分からないのですが、ただ、感じることは
人間の根幹について感じておられることを、いろいろと気を遣われながら
書かれている、と私は感じています。国内で起こっている事件、米国との
関係、韓国の問題、chinaの問題、台湾の状況、香港の状況、ロシアの
問題、インドとの関係、中東の問題、もうどれだけのことがあるのでしょうか?
その上、国内の政治問題を大きく宣伝し、本来論議すべき重要な内容を
国民の目から逸らす動きは、以前として続いています。
青山さん、私は思い出します。青山さんのお母様のお言葉。
「刀は、自分のためには抜くな。人のためにこそ抜け。」
この言葉を経団連や企業のトップに聴かせたいと思います。
そして、私達日本人は、「民のため」と心を砕かれている
宮中祭司としての天皇陛下の御存在を頂いていることに、
今改めて、静かに思いを寄せたいと思っています。
「明日、死ぬ者の如く生きよ。」私は大切にしています。