On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-01-14 07:37:09
Comments (2)

きょうも新しい日の始まりに その2 日本のこれから

▼オールドメディアでは扱いがとってもちいさいけれど、東北大学と東芝が世界に先駆けて量子暗号を実用化に導いたのは、超弩級の良きニュースです。
 量子暗号を用いて24人ものヒトゲノム、すなわち遺伝情報のすべてを実際に送ることができたというのは、たとえば莫大なコストを掛けて衛星も使っている中国の量子暗号技術を一気に、大きく凌ぐものだと考えています。

▼日本の学術研究と企業の技術開発に暗いニュースばかりが相次ぐなかで、とっておきの朗報でもあります。

▼そのうえで山中伸弥先生の研究と臨床応用の進展への支援を打ち切ろうとした総理官邸の一部の動きは、決して許すことができない愚行です。
 良心的な研究者の猛反対や自由民主党の部会での怒り表明によって一転、支援継続となったのは良かったと言えば良かったのですが、山中研究に対する嫉妬を含めた学会内の意見の食い違いなどを理由に、こうした安直な行動に出た安倍政権内の一部の動きを、自由民主党の議員として強く批判します。

 
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複雑な気持ち【Joey】
2020-01-15 02:45:19
量子暗号を実用化は素晴らしいニュースだと思います。
その一方では、中国に技術流出が続いている状況で、何処まで手放しで喜べるのだろうかと。

日本人の技術を守ることがおざなりにされているのを知っているからです。
政治家の方は色々しがらみがあって動きづらいこともあるかもしれませんが、
こういうところは国の力が必要です。
研究無くしては【かおり】
2020-01-14 11:53:46
虎ノ門ニュースを拝見しました。
外務省は変化しているのですね!
何事にも真摯に取り組まれている姿と、調査に基づいた正論・・そんな青山さん
に賛同される方が増えたのでしょうね。
すべてはヒトとヒトとの信頼関係から始まるのだと、いつも青山さんから教わり
ます。

日本の学術研究について、武田邦彦先生が仰っていた事が印象に残っています。
学者というのは本来、社会の役に立つのか立たないのかは判らないことを研究して
いたりするものだが、現在は予算の関係から政府の意向にある程度沿わないといけ
ない。
昔は多くの学者に自由に研究をさせてくれる土壌があり、結果として現在ノーベル
賞受賞者を数多く生み出した・・と。
無駄になるかどうかなんて研究を始める時点では判らないものね、と素人ながらに
なるほどと思ったのです。
山中先生の研究はもちろん、海洋資源の調査や研究など政府はもっと予算を付ける
べき所を見直してほしいです。

意見はすぐに官邸にメールしなきゃ・・ですね(^^)

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