On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-02-20 06:44:23
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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みなさん、きょうの日も、おはようございます

 みんなが無事に、今朝も、おはよう、おはようございますを言える日であることを祈りつつ。

 昔、「今日の日はさようなら、また逢う日まで」という歌がありましたね。
 ぼくがギターを持って学園祭をすこしだけ回り、まことに下手な弾き語りをしていたころ、たまに歌っていました。ギターのアルペジオのごく初歩的なテクニックにて親指でベースの音を拾い、それの音階をだんだん上げていき、それにこの曲のボーカル音階が調和していくのが愉しかったのです。
 それに、やっぱり、十代の頃の哀感を感じていたのでしょうね。

 いまは、もう、今日の日しかありませぬ。
 さようならを言っている余裕はない。
 また逢う日まで延ばすことはできない。

 窮屈だと言っているのではありません。
 危機と戦うささやかな気持ちを、述べています。

▼きのう自由民主党の本部で開かれた、武漢熱クライシスをめぐる対策本部の詳報は、2月24日月曜の虎ノ門ニュースで話そうと思います。
 虎ノ門ニュースは隔週になりましたが、逆に言うと、2週にいちどは、広範囲に無料で発信できる機会があるのですから、それをより活かそうと思います。

 この頃、ぼくにも24時間00分と12か月365日しか無いことを、あらためて厳しくキビシク、痛感せざるを得ません。
 少年時代から、多くのことが同時進行でしたから、ごく限られた時間しか無いことは実感していました。
 二十歳のとき、ひとりこゝろの中で、やがて死すべき人間の現実と向かいあい、おのれなりの死生観を突き詰めていったとき、わたしたちは天に一定の時間だけを与えられた存在であることも、頭の隅で考えていました。
 その後、26歳という遅い年齢で社会人となり、多忙な記者生活が始まって、さまざまに同時進行させることがそれなりに激しくなりました。
 以降、ながい歩みです。

 しかし今ほど、持ち時間には常に天井があり、頭打ちであり、同時進行にもさすがに限度があることを感じる日々はありません。
 話を戻すと、たとえば前述の対策本部をめぐって、みなさんに広くお伝えしたい、お伝えすべきことどものうち、虎ノ門ニュースで語れることは、そちらに移します。
 隔週の月曜の朝、2時間近い貴重な時間を使うのですから。
 虎ノ門ニュースも、いつまで参加できるか分かりませんが、隔週でも何でも、参加できるうちは淡々と、かつ力を尽くして、活かします。

▼2月24日の虎ノ門ニュースでは、きのう護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) が総会を開き、観光庁の行政官と、中国への修学旅行の推奨をめぐって議論を戦わせたことを「議員スタグラム」コーナーで話します。

▼この地味ブログは今日、慎重に下書きをもう何日も書いているエントリーを、たぶんアップできると思います。
 感染症の名称をめぐるエントリーです。

▼水面下情報に絞って記す会員制レポート、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)はきのう、短めの第1054号を配信できました。
 短い、長いにこだわらず、的確なタイミングで全会員へ配信していきます。


 
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