On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-02-22 07:23:55
Comments (9)

小石を積んで積んで積んで、急流を渡り始める。渡れるかどうかは分からずとも。

☆下掲のエントリーは昨夜に記したものです。
 しかし深夜になっても、自分で自分のブログが開けず、アップできませんでした。
 今朝はようやく、アップできそうです。

☆ちなみに、たくさんご心配の声をいただいていますが、夜の深い部分はとにかく寝るように努力するとみなさんに約束したことは、今もできる限りは実行するよう努めています。
 約束の持つ力は大きいです。

 諸国との情報交換と議論を日々おこなっていると、地球にぐるっと時差がありますから、睡眠の時間帯を確保するのがなかなかにたいへんなのは事実です。
 しかし日本の国会が朝から夕方まで開かれるので、それに合わせて任務を果たせる体調を確保するのは当然の義務ですね。
 武漢熱クライシスの発生のために苛酷な情況になってはいますが、もともと日々これ戦場を生きているので、どうということもありませぬ。
 体の具合は実際、快調です。ふだんから活発な代謝が、一段と生き生きしている感も身体の奥にあります。
 たぶん危機のおかげだと思います。
 気合いが入りますからね。ふひ。

 さて・・・エントリー本文です。

▼あとに続いてくださるかたがたが仮に幸いにもいらっしゃるとして、そのみなさんのささやかな参考のために申せば、自由民主党の国会議員の仕事というのは、面白い面というか、融通無碍(ゆうづうむげ)な面があります。
 おのれがやろうと思えば、どんな分野でも仕事をやれる。担当でも何でもなくても必死でやれば、ある程度の影響を政府の政策決定にもたらすことがあります。
 その「ある程度」というのは、これが千差万別、ゼロに近いものから決定的なものまでありそうなのもまた事実ですが。

 その反面で怠けようと思えば怠けられる。たとえば毎朝8時からの部会、国政のほぼ全分野について開かれる部会は、出席もなにも取りません。いわば自分のモラルだけです。
 だから、どの分野の部会にもさっぱり姿を現さないらしい人もいれば、ほとんど選挙活動ばかりらしい人もいます。
 いずれも「らしい」に過ぎませんが、党内では常識です。週末も含めて毎日のように、他の議員の振る舞いを自然に見聞きしますからね。

▼そして、水面下の動き、見えることのない活動というのは、おのれのやる気だけです。
 これは自由民主党にまったく限らず、どんな組織、どんな場、どんな人でも、ご自身ののやる気だけですね。

▼前述の部会は、まったく表の動きです。
 出席表や査定は何もなくても、議員同士での存在感、党内での影響力には関係します。そこがまぁ、公平なところでもあります。
 これに対して、水面下の努力は何も見えない。
 ただ、議員となって3年半の非力ながらの歩みを通じて、現場から、ひとつ言えることがあります。
 現在の自由民主党議員なら、水面下の動きと、部会をはじめ表での動き、そのふたつをしっかり噛み合わせ、さらに雑巾がけとも言うべき非効率的、不合理にして無駄な努力を含めて三つを組み合わせていけば、無役の一議員であっても政権に対して一定の影響を及ぼすことがあり得るということです。

▼武漢熱クライシスをめぐって、不肖ぼくは自由民主党の対策本部や部会において、たとえば、中国全土からの入国停止を繰り返し主張してきました。
 最初はまったくの少数派でしたが、直近の対策本部ではやっと、多数派となりました。
 この表舞台での前進を活かすために、水面下にて、きょう2月21日金曜の午前、思い切った動きに出ました。
 それを、水面下の動きに絞って伝えるのが使命の東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の第1055号に簡潔にまとめ、2月21日金曜の午前中に配信しました。
 TCRは、加入されると、バックナンバーもお読みになれます。
 加入はここです。期限はありません。あなたさま次第です。
 また、すべてのレポートのタイトルと中見出しは公開しています。ここ 最新レポートはこちら を見てください。

▼その動きが、最終的に結実するかどうかは、まだ分かりません。
 反対する力も、意外なほど各方面から強いからです。
 しかし初めて、政権の中枢に、まだ表には出ない変化が見られたのは事実です。
 休まず、努力します。

 アルペン・スキーというスポーツは、身体の動きを休まず続けることがとても大切です。
 ポール、旗門のひとつをくぐると、内心でちょっと安心してしまい、動きを休むことが起きます。
 そうすると一瞬で、次の旗門が迫り、大転倒もします。
 旗門がセットアップされていない斜面をフリーで滑るときも同じです。
 大地と、その上の雪が変化に満ちていますから、動きを止めない意識が肝心です。
 仕事も、公務も、それに似ています。
 え、休めないのは辛いですねって?
 動きながら休めばいいのです。
 切れのよい動きを、おのれでも体感しながら、高速落下していく板、2本のスキーの上で一瞬リラックスする、その快感は他に替えがたいほどの生きる歓びをもたらしてくれます。
 わはは。



 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

青山さんは本当に本物の物書きですね【まさ】
2020-02-22 20:48:04
祖国、日本国の為にご尽力いただきありがとうございます。

青山さんの文章を読むと、いつも胸の奥をグッと掴まれたような、目頭がジンと熱くなるような感覚に襲われます。

青山さんの本心が文章に現れるからでしょうね。

青山さんに、ぎーんになって頂いて本当に良かったと思います。
武漢熱の今後...【植木 彰】
2020-02-22 17:49:50
初めてコメントします。
 私が、今後に危惧している事は、韓国内での感染者の急激な増加です。
感染経路を追えなくなり更に増えていく事が予想されますが、彼等が治療目的で大量に流入して、医療崩壊が起きる事。
 更に、最悪の日韓関係の中で悪意を持った輩がバイオテロ目的で来日する事です。
 最悪の事態を想定し、直ちにビザ免除を廃止して渡航制限を検討するべきではと思います。
 国会は目も当てられない有り様です。
どうか、護る会で、取り上げていただけないでしょうか。
青山先生、目紛しい日々の連続ですが、その中でも、どうかご自愛を。

 
「小石を積んで・・・」【クーン】
2020-02-22 15:44:42
じわじわっと、変わりつつあるんでしょうね。元気が出ますね。


エントリーに記されている「小石を・・・」、勝手に当たり前の事を想うに、私も含めて多くの人たちは、このようにしているのではないでしょうか? それが自然かなと。

数ある小石の一つが、ちょろっと脇に逸れることも普通にあります。それをもって非難を受ける時もあります。
国のために何かできることはないでしょうか?【タカヒロ】
2020-02-22 15:32:38
青山さん

武漢熱の対応、大変お疲れ様です。
国の危機こそ、何かできることはないのでしょうか?
テレビなどのオールドメディアでは連日、厚労省や政権がやり玉に上がっていて、まるで他人事です。元々余裕がなく忙しい中央省庁に、この様な非常事態の対応加わると、仕事が回らなくなるのは、危機管理の面でも非常に憂慮すべきだと思います。個人的には、もっと柔軟に、例えば、現場の検疫やその他業務のボランティアを募集するとかできないのでしょうか?
昔は公務員は敵という風潮がありましたが、彼らももちろん同じ日本国民です。一人の国民として、危機だからこそ、もっと負担を軽減したいです。今はそう思っている人も多いのではないでしょうか?
僭越かもしれませんが、大切な日本国民である官僚(行政官)の負担軽減も、ご検討お願いします。
新しい歴史教科書をつくる会の「新しい歴史教科書」不合格【葛飾区 八木】
2020-02-22 10:35:07
青山先生おはようございます。
いつも虎ノ門ニュースを視聴しています。
(ニッポン放送そこまで言うか時代からです)
早速ですが、今朝の産経新聞でタイトルの「つくる会」の教科書の検定不合格
について、文科省並びに検定官に怒りを覚えます。
最初からこの教科書を意図的に排除しようと難癖をつけたのではありませんか?
そもそも検定官とは文科省の官僚ですか?それとも外部有識者ですか?
文科省は前川氏が次官になった位ですから左翼化しています。
歴史教育学会は左翼の牙城となっており酷いです。
聖徳太子や坂本龍馬など日本歴史の功績者を意図的に過小評価しています。
逆に学び舎の教科書はまるで朝鮮人の教科書のようで、
日本の歴史に関係の無い朝鮮人が出てきたり
和暦を排除し西洋暦しか表記がされておりません。
一体文科省の教科書検定って何ですか?
文科省の人事と検定制度を徹底的に抜本的に改革すべきです。
合わせて近隣諸国条項の撤廃も御願いします。
お願い【都内在住】
2020-02-22 10:05:06
青山さん、変わらぬ精力的なご活動ありがとうございます。

じつは、お子さまが武漢熱の疑いで、社員ひとりが出勤停止になりました。
感染経路はわかりません。
肺炎、マイコプラズマ肺炎など識別疾患は陰性。
PCR実施を要望しても条件を満たさないと断られ、現在、自宅療養中とのこと。

「子どもは感染しにくく、重症化しにくい」は疑問です。

現状、後遺症もわからず、手探りの対処薬には一生飲み続けないといけない薬も含まれています。
18歳以下・妊産婦優先でPCRを実施、一部買い占めで満足に行き渡っていないマスク・消毒薬の配給制販売をお願いできませんか。
また『新型インフルエンザ等対策特別措置法』の運用はまだでしょうか。

未来を担う子どもたちへ、未来の命への対策をお願いいたします。
海外メディアにどう反論・対策すべきか【30代 女性】
2020-02-22 09:45:41
青山さん。ありがとうございます。私も自分でできることを努力します。
海外メディアのダイヤモンドプリンセス号での日本の責任だけを報道する姿勢・日本全土が武漢のようなパンデミック状態になっているとの報道に危機感を抱いています。船籍であるイギリスと所有会社であるアメリカの、感染症対策を全くとらなかった十数日間が全然報道されないことに、歯がゆい思いです。
このままでは諸外国から中国と同じく渡航制限をかけられることになりませんか。日本政府が海外記者を集めて英語で会見することで、日本貶しの対策にはならないでしょうか。とにかく何かしなければ、日本だけが悪い、で済まされそうです。
わはは…凄い人だわ【ロンドンぽんちゃん】
2020-02-22 08:53:30
青山さん、心の底からありがとう、ありがとうございます。
青山さんの言葉を読んで、顔が歪む程に胸が締め付けられて痛いのですが、私の顔には微笑みが。信じてる。
あなたは凄い人だわ。
アピール【NA】
2020-02-22 08:28:16
 おはようございます。
 他国が日本を渡航制限・禁止にするのではという指摘があります。
 他国の事なので仕方ない面はあります。
 でも、すべき事はすべきだと思います。
 HPに日本はこうこうで、こうなので禁止にするほど危険ではありませんとのせても、見られなければ意味がありません。
 直接各国に説明すべきだと思います。
 それだけは最低限すべきだと思います。
 韓国は当然でしょうが、アメリカと同時期に渡航禁止しているシンガポールの感染者数が多いのはなぜでしょう。
 香港もそこそこ多いです。
 アメリカが少ないのが謎です。
 日本より遠いから、日本が発症するより先に発症するのかという主張がありますが、飛行機を使えば関係ないと思います。
 それと北朝鮮から漂流する船があれば気を付けた方がいいと思います。
 新型肺炎を持ってきているかもしれません。
 渡航禁止を主張している人、政治決断を迫っている人は、加藤大臣の首の事を言及するより安倍総理に辞めて頂く事を主張しないと筋が通らないと思います。
 もし新型肺炎について、渡航制限についての内閣不信任案が出たなら、賛成しないとおかしいと思います。

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

いただくコメントは、なるべく広く寛容に公開するよう努力しています。
しかし以下の場合は、投稿を受け付けないか、公開しません。

▼理由の如何にかかわらず、コメントの中に外部リンクが含まれ、他のサイトに誘導する場合。

▼何らかの商業的目的があるとみられる場合。

▼あまりに長文に過ぎるコメントが繰り返される場合。

▼同一の方による投稿があまりにも重なりすぎる場合。

▼事実と異なることが明らかな部分が含まれている場合。

▼ブログ主催者とは別の個人、組織などに対する非難が含まれていて、それが事実かどうかをブログ主催者が確認できない場合。

▼誹謗中傷の類となる場合。(捜査機関に通知することがあります)

▼名誉毀損をはじめ何らかの犯罪性が濃い内容の場合。(捜査機関に通知します)

▼その他、公開することが極めて不適切な場合。

▼投稿者から「非公開」の希望がある場合。
(必ず、投稿のタイトルに明記してください。文中や文末では「非公開」の希望を見落とすことがあります)

  • ページのトップへ