On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-05-22 07:16:13
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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公共放送NHKが公共の福祉に反するの件 ( 中国とWHOに関する▼を追記しました )

▼日本人の名前を扱う、ふだん面白い番組が突如、武漢熱のウイルスが引き起こした感染症、その名前を扱う放送をすると知りました。
 それ、日本人の名前の話ですか ?
 不可思議なので、録画をしておいて、夜半に視てみました。

▼放送法に「番組の内容に介入するな」という趣旨の定めがあります。 ( 第三条 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。 )
 そのために国会議員になってしまった今、番組内容に干渉する動きはできません。しません。これもまた信念です。
 同時に、議員にも言論と表現の自由があります。

▼このブログのコメントに、上記の放送についての疑問がどっと沢山、寄せられました。
 みなさんの見識に、あらためて感服します。

 番組を視ていると、「今回の感染症が中国の武漢から始まったことを忘れねばならない。忘れることを促す名称を、この感染症に使わねばならない。そうしないと克服できない」ということをしきりに、これでもかと強調していました。
 いえ、違います。
 真逆です。
 中国の武漢から始まったことを忘れたら、この奇怪な感染症を克服できません。
 克服できないと、はなはだしく公共の福祉に反します。

▼このNHK番組はまた、中国に支配されていることが世界に知られたテドロスWHO事務局長の画像を登場させ、そのテドロス事務局長が決めた名前を使いなさいと、公共放送と称して受信料を払わせている日本国民に執拗に勧め、さらにテドロスさんの前に中国がWHOに送り込んだ陳馮富珍 ( マーガレット・チャン ) 事務局長が決めた「感染症に地名などを付けるな」という方針に従いなさいと連呼しました。
 中国中央電視台CCTVの放送かと見紛 ( まご ) うばかりです。
 CCTVは中国が日本や世界に展開する「世論戦」、「心理戦」の中枢工作機関のひとつです。そのCCTV制作の放送かと冗談ごとではなく、誇張でもなく、見紛うのです。

▼NHKは先日、教育テレビ!にて、極度に政治的に偏っているのではないかと、茫然とするような放送も行いました。
 放送法には、前掲の第3条のあとに、周知の通り、以下の定めがあります。

第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送 ( 以下「国内放送等」という。 ) の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

 子どもたちも視る教育テレビでもあり、この一号から四号までの各号すべてに反しているのではないかと懸念します。
 具体的な干渉や規律に繋がる行動は、放送法第三条に反しますから、立法府の一員として、行いません。

 同時に、憲法21条の保障する言論と表現の自由に基づいて、深い懸念を、この個人ブログにて明示します。
 ( 憲法二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 )


 
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