▼今日3月2日水曜の夕方に、パリから11時間半ほどのフライトを経て、東京に戻りました。
　荷物の整理をしているだけでもう、夜10時半を回りましたが、明日の木曜早朝には、日本政府の当局者とメタンハイドレートの実用化を含めさまざまな課題を議論したあとに、虎ノ門の共同通信会館に向かいます。
　午前8時から「虎8」こと「虎ノ門ニュース 8時入り」(CS放送「DHCシアター」/YouTubeとニコニコ動画でも同時に無料放送)の生放送に2時間、参加します。
　そのあとテレビ朝日に移り、「ワイド・スクランブル」の生放送に参加します。

　これは新たに入ったばかりの予定です。(だからタイトルに★印を付けました)
　ぼくが機中にいるあいだに、独研 ( 独立総合研究所 ) の秘書室にオファーがありました。テーマは、たいへんな危機の情況になっているアメリカ大統領選挙です。
　今のところニュース項目の2本目ですから、午前10時台の後半にぼくが現れる見通しです。

　そこからニッポン放送に入って、ラジオ報道番組「ザ・ボイス」の生放送に参加すると、そのまま今度はオーストラリアの首都キャンベラに向かいます。


▼キャンベラは以前も記したとおり、直行便がないので、シドニーを経由してかなりの時間を掛けて、たどり着きます。
　ちなみにキャンベラの空港は、日本の地方のバスターミナルみたいで親しみがあります。
(まぁ首都なんだから直行便があれば助かるのにナァと、ちらりとは思いますが、政治・行政と軍事のために造った人口首都で観光地ではないから、やむを得ませんね。しかし、ぼくは個人的には、観光地としてもとても面白いところだと思っています。旅行でオーストラリアに行かれる方も、シドニーやメルボルンから足を伸ばすのは楽しいと思いますよ)

　帰国も当然、直行で帰れないから経由地を経て帰ってくるのですが、日曜の夜明け前にはもう日本に戻ってきて、そこから兵庫県の豊岡市に向かいます。
　ここで日本海のメタンハイドレートについて、広く全国の国民に向けて講演をするためです。
経済産業省資源エネルギー庁の現役担当官も、ぼくの前に講演をなさいます。主催は、メタンハイドレート実用化に取り組んでいる兵庫県です。

　以前にこの地味ブログで「豊岡は遠くないかということで、まだ聴衆があまり集まりません」という趣旨を記し、さらに虎8とザ・ボイスで短時間ながら話す機会をつくってくれたところ、物凄い数のみなさんが申し込まれました。
　感謝するだけではなく、祖国に自前資源を持たせたいというみなさんの志を感じ、深い敬意を表明したいと思います。

　いわばパリから東京、キャンベラ、豊岡のノンストップ・ゴーイング。
　心身ともに、まったく無事です。
　謙遜ではなく、ぼくは生来の怠け者なので、忙しいぐらいがいいのかも知れません。

　あ～、しかし小説執筆とスポーツに集中はしたい。
　あ～、しかし、それより何より天のご意思です。

*豊岡の講演に参加されるかたがたは、できれば是非、城崎をはじめとする温泉地に寄っていってください。
　ぼくを育んでくれた家庭は、親が子供を映画や、それから家族旅行に良く連れて行ってくれる家庭でした。
　温泉は、時間がないときは神戸のうしろの有馬温泉、すこし時間のあるときは足を日本海側まで伸ばして、城崎温泉でした。
　城崎の楽しい思い出は、今もぼくの胸にあります。
　ひとによって感じ方、見方はさまざまでしょうが、ぼくの感じでは城崎温泉はあまり変わっていません。ぼくが姉や兄、そして両親と旅館の浴衣を着て歩いた川縁 (かわべり) の温泉街の佇まいがそのままです。
　冬の日本海の厳しさと、人肌の暖かみがある温泉街。その共存ぶりが素晴らしいところです。