2022-08-17 03:54:16
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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中国の世論戦、心理戦に打ち克つために 真珠湾を新たな視点で見直す その1
▼先に約束した写真を、すこしづつアップしていきます。
▼アメリカ合州国ハワイ州の真珠湾を訪ねて、アメリカ軍のインド太平洋軍司令部、太平洋艦隊司令部の将軍たちと議論をしました。
それとは別途、これら司令部と1本の道を挟んだ反対側にある、日本海軍による真珠湾攻撃の記念施設を、IDC ( インディペンデント・クラブ ) の会員のみなさんと歩きました。 ( アメリカ軍との議論とは別の日です )
▼IDCは、ぼくが民間の専門家当時に「青山繁晴と一緒に現場へ行く」ことを目的に設立され、もう11年の歴史があります。 ( どんな現場に行ったかは、ここに具体的に記録され、公開されています )
今回は「IDCハワイ真珠湾集会」です。
感染症対策を徹底させて、数年ぶりに開催しました。
▼このエントリーにあるように、記念施設の正門前で、アメリカ政府の担当官と合流し、共に回りました。
上掲の写真では、IDC会員の向こうに、薄茶色の制帽が写っているのが見えますか ?
明るい人柄の温厚な人物です。ぼくは前日にすでにかなりの時間を一緒に歩き、一定の信頼関係をつくっておきました。
ちなみに、ぼくのかけているのは、メガネではなくサングラスです。日本ではほとんどサングラスをかけませんが、ここの陽射しは、蛇足ながら格別に強烈です。
▼写真は、広い構内にある、いわば戦争記念館の入り口です。
ビジターセンターという、アメリカらしい素っ気ない名前が付いているのですが、中身は真珠湾攻撃が起きた原因と、背景、その攻撃の詳細な史実に関する展示館です。
ぼくがIDC会員にまず説明しているのは、ぼくの左横に立つ、青い色の説明プレートです。
かつて、このビジターセンターは大規模改装がありました。
その当時に、ワシントンDCの国防総省 ( ペンタゴン ) を訪ねて高官たちと安全保障を広く議論をしていると、議論の合間に食事を共にした食堂で「あの真珠湾の施設の展示を変えさせようと、中国が大金で工作をしているんだよ」というショッキングな証言を聴きました。
その改装には長い時間が掛かり、ようやく終わって、一体どんな中身になってしまったのかと心配しながらこの展示館に近づくと、このプレートが新しく立てられているのが最初に、眼に入ったのです。
▼さぁ、どんなことがこのプレートに書いてあったでしょうか。
すみません、今日は日程がたてこんでいて、もうそちらに掛からないといけません。
次のエントリーで記しますね。
あ、早とちりだけはしないでください。
気を持たせるつもりは無いので、結論だけ、先に記しておきます。
中国の工作は今のところ、まったく失敗しています。
アメリカ政府による展示の中身は、「日本の攻撃には理由があり、さらに民間人を決して狙わないフェアなものであり、しかも極めて先進的だった」という、ぼくも初めて見たときは目を疑った内容が、改装によって強化されていたのです。
その典型のひとつが、この青い説明プレートです。
▼しかし、この先は分かりません。
だから、感染症対策を取りつつ、日本国民にはなるべく現場に行って頂きたいのです。
ハワイは格安チケットも豊富なところです。
と言ってもお金も時間も大変です。
ただ、この驚くべきフェアな展示が、中国共産党と中国軍の「世論戦、心理戦」を見事に今のところは封じ込めている値打ちを考えると、できれば、みんなで努力したいと考えます。
お気づきの通り、この「IDCハワイ真珠湾集会」も、その努力の一環です。
▼この展示は、どなたでも知ることができるように新書の「きみの大逆転」 ( ここです ) でもフルに公開しています。
真珠湾、パールハーバーとは実はまさしく、ぼくら日本人の思い込まされ、刷り込まれてきたことを「大逆転」する現場なのです。
新書では、中国人のガイドに扇動されたゴツい警備員らと真っ向から対峙する場面や、真珠湾攻撃を受けた米兵の生き残りと英語で直接、対話した記録なども、そのまま収録しています。
この時に一緒に居たIDC会員のみなさんが、これら場面の生き証人ですね。
▼午前4時半を回りましたから、今日はもう限界です。
プレートの中身の説明から、次回以降のエントリーに譲ります。
きょうは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の新しい収録もあります。
そこでは、米軍との議論についても、機密事項には決して触れないようにしつつ、話せるところをお話しします。
米軍と議論したなかの機密事項はどこでも永遠に話せません。
しかし、それを受けて、ぼくが今後、水面下ではどう行動しようとしているかについては、厳しい限定条件下で水面下の情報をお伝えするふたつの機会、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / ここです ) と、独立講演会で、ギリギリのところまでをお話しします。
独立講演会は9月17日土曜に東京で開催する第130回の募集〆切が近づきつつあります。
今回の独立講演会は、中国や北朝鮮の脅威と向かい合う日米の軍事同盟が水面下では何をすべきか、だけではなく、参院選の総括、岸田改造内閣の行方などをめぐるオフレコ部分についても話さねばなりません。
ご関心の方は、ここをご覧になってみてください。
このブログ、それに動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、まったく無条件に全面公開しています。
そのため、日本に現実に展開している外国の工作員、その外国の工作員に協力する人々も、自由にアクセスしています。
したがって、水面下部分は、上記のように厳しい限定条件を付けた発信機会 ( TCRと独立講演会 ) で、志のある主権者に限って、伝えます。