On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2015-03-16 10:50:27
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ところで…

…肘を骨折していたことが分かりました。
 1月に長野県に出張に行き、例によって短時間、スキーを滑っていました。
 急斜面から緩斜面へ滑り降りてきたときに、ストックを振り回しながら滑っていた若い男性スキーヤーのストックが左の肘の、ちょうど骨が突き出ているところに当たりました。
 ぼくは超高速、そのスキーヤーもたぶん「自称・上級スキーヤー」 (ごめんね、実態は中級の下ぐらいのスキーヤー) でかなり速度が出ていました。
 痛かったけど、その男性が転ぶこともなかったので、そのままリフトに乗りました。

 すると、だんだん痛みが激しくなって、物を持ち上げるときには内心で飛び上がるぐらいになったけど、特に気にせずに、一度はジムでハードなトレーニングをそのままやりました。
 つい最近、自宅での出張鍼治療を、まだとても若いけど優れた腕の鍼灸師にやってもらったとき、 「こんなに腫れあがってて、熱を持ってるじゃないですか!」 と彼女に驚かれ、それを契機に骨折が分かりました。

 といってもヒビが入っただけの亀裂骨折だし、そもそももう日が経ちすぎていて、治療は特に受けません。
 このハワイ出張でも、けっこう痛いと言えば痛かった。

 まぁ、こういうちいさなトラブルがあると、むしろ大きなことは着実に進むもの。
 ただし身体は無意識に左肘を庇 (かば) っていたでしょうね。
 テレビ番組とかで、もしも不自然にみえる動きがあったとしたら、そのためです。

 まもなく飛行機に搭乗して帰国します。
 いつも通りの、仕事だけの短いハワイです。
 それでもホノルル空港のオープンスペースを歩いているとき、風がたまらなく気持ちよかった。

 セキュリティを通過するとき、若い男性が走ってきて、「今ちょうど『ぼくらの真実』(扶桑社)を読んでるところです! こんなところで会うなんて! サインしてください」
 おぉ~、ほんとに「ぼくらの真実」を抱えていらっしゃる。
 この方の名前と奥さまの名前を入れてサインして、この方と、奥さま、そしてお母さん?全員とハグして、握手したのでありました。

 男性が奥さまに「女性ならハグしてもらえるらしいから、おまえハグしてもらえ」と、仰っているので「それはデマです」と言うと、奥さまがちゃんと 「そうですよね。どなたでも大丈夫なんですよね」 と、仰ってくださいました。
 ふひ。
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