▼きょうは沖縄の「慰霊の日」です。
　沖縄戦のすべての犠牲者に、胸の奥からの哀悼と、わたしたちのためにこそ命を捧げてくださった御霊(みたま)に、深きも深い感謝を、伏して申しあげます。

▼沖縄戦で、わずか72年前の先輩である帝国陸海軍の兵士、戦争末期ですからその多くが職業軍人よりも一般国民であった兵士を救おうと命を捧げてくださった学徒隊 (敗戦後の呼び方では学徒看護隊) の少女たちが自決なさった壕と、その慰霊の塔のひとつである「白梅の塔」に、不肖ながらぼくは、38年の長きにわたりお参りしてきました。

　その白梅の塔でも、きょうの慰霊の日6月23日に式典が行われます。
　ぼくは、こうした賑やかな場よりも、なるべくひっそりとお参り致したく思います。

　ことしも、慰霊の日のすこし前の6月初めに、公設秘書の三人全員らとお参りをしてきました。
「ぼくらの国会」を那覇で開く日の朝のことでしたから、「ぼくらの国会」参加者のうち数名と、それから中山義隆・石垣市長、奥間亮・那覇市議も一緒に参列してくださいました。
　白梅学徒隊の生き残りの方も含めての白梅同窓会、すなわち沖縄県立第二高等女学校の同窓会からは、中山きく会長をはじめ四人がいつものように来てくださいました。
　こころから、ありがとうございました。
　白梅同窓会のみなさんは、80歳台の半ばが中心ですが、いつものようにハグすると、腕のなかで十代の少女に戻られました。

▼今日は、姫路市のシンガーソングライターでパリなどでも知られた存在のChakoさんと、それから地元沖縄の「みやこ」さんのおふたりから、「青山さんの代理という意味も込めて白梅の塔の慰霊祭に参加してきます」というメールやメッセージを頂きました。
　これも毎年のことです。頭が下がります。
　感謝しきれないほど、ありがたく思っています。

▼さて、明日の土曜のテレ朝系ネットテレビ「夜バズ」について、ふたたび「青山さん、参加するのでしょうか」という問い合わせが幾つもありましたから、お答えしておきます。
　今週はオファーがありました。どんな時にオファーがあったり無かったりするのか、それは分かりません。番組の編成権はあくまでも局にあります。
　そして今週は、出張のために参加できません。