On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2018-01-10 10:55:07
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (5)

あ、もうひとつ、あった! ‥そしてさらにお話が。

▼久しぶりに、テレビ朝日系列ネットテレビ「夜バズ」の生放送に参加します。
 これまで何度オファーがあっても、日程が合わず,すべてお断りし続けていました。
 それでも番組は諦めず、秘書陣にオファーを続けておられました。
 今回は1月20日の土曜に「トランプ政権1年」を討論して欲しいとのこと、実は今回も国内出張とぶつかってはいます。
 ただし、それは近畿大学経済学部での最後の授業(国際関係論)です。近畿大学の授業は、近場の東京大学と違って、朝の7時に東京を出ないとこなせません。
 その代わり、夜には帰って来ることができます。
 つまり、おそらくはギリギリですが、夜バズの始まる午後8時には間に合いそうです。

▼今日1月10日水曜午後4時のニッポン放送「ザ・ボイス」の生放送とともに、よろしければ、どうぞ。

▼いま近畿大学での講義について「最後」と書きました。
 もちろん、今期の最後という意味で、このあと足かけ11年のあいだ続けてきたとおり、論述式(つまり採点に非常に時間のかかる)試験を行い、学生諸君に単位を出すかどうかを決めます。
 しかし一方で、こうした単位を付与する授業としては、おそらくこれが最後になると思います。
 ぼくはまだ一回生議員です。たいした役職もありませぬが、外交副部会長をはじめ自由民主党での義務は確実に増えています。
 土曜・日曜も関係なく公職を果たしていることが多く、定例の授業をこのまま続けると休講が増えかねないので、さんざ悩んだ末に、大学当局とじっくり話し合い、まだ内定の段階ですが新学期から、おそらくは特別講義という形になる方向です。
 これは単位を付与する授業ではありません。
 近畿大学経済学部の客員教授であることは変わりません。

 仮に、この特別講義になると、良い点が一点あり、それは学生諸君だけではなく一般のかたがたも広く参加していただけるということです。
 国会に出てから、TVタックルなどのオファーをすべてお断りしていることもあり、かつて地上波のテレビにある程度は参加していた時代より、一般のかたに発信する機会はやはり減っています。
 独立講演会、ぼくらの国会、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)、インディペンデント・クラブ(IDC)、そして虎ノ門ニュースと「On the Road」(クロスFMの音楽番組。ラジコを活用されればどなたでもどこでも聴けます)、チャンネル桜「青山繁晴が答えて、答えて、答える」などを通じて、極力、発信するように努めてはいます。
 それでも、ひとつでも増えれば、やはり一緒に考える機会としては意義が、ごくささやかなりにあるだろうとは思います。
 この特別講義が実施された場合も、その回数は非常に絞り込まれる、早い話がとても少ない回数になります。
 したがって、ぼくの不肖ながらの発信の全体像を捉えていただくには、上記の独立講演会TCRという発信の主軸に、すみません、勝手な物言いですが、積極的にアクセスしていただくことが欠かせないのではないかなと考えています。

▼あと今年は、新潮社と小学館という、いずれも(単独の書き下ろしとしては)初めての出版社からノンフィクションの新著が発刊される予定です。
 これは、まさしくぼくにとっての本道です。
 この2冊がやがて無事に出版されれば、書きかけのままの小説新作(うち一作は書きかけというより、いったん完成したまま、再度の書き換え中)、あるいは去年1月の現代美術の個展を書籍化した本、さらには繁子ちゃんとの対談本など、いずれも途中までは出来ている諸作の刊行に進むことができます。
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ぜひ講義に行きたいです。【元近大生】
2018-01-14 21:56:15
私が近畿大学を卒業して間も無く青山さんが講義をなさるようになったので、とてもとても残念に思っていましたが、これは朗報です。
(まぁ私は法学部だったので、一般教養などで受講出来たのかよく分かりませんが…。)
未来ある現役大学生が1人でも多く青山さんの講義を受け、羽ばたいていく方が国益に資するのだろうと理解していますが、私もぜひ一度受講してみたいと思うのです。
現在仕事をしつつ、2人の息子を育てております。
機会があるかは分かりませんが、お目にかかれる日を楽しみに日々頑張ります。

…ちなみに小学一年生の長男へは、世界に類を見ない天皇陛下のご存在が日本にはあること、御所にはお堀も城壁もない事、日本が世界一古い歴史を持った国である事などをお風呂へ入る時や、寝かしつける時などに話しています。
どうか我が祖国を愛してくれますように、と願いを込めながら。
新著楽しみです。【おい】
2018-01-10 17:51:41
青山様

いつも拝見しております。

新著の発刊はいつ頃になりましょうか?楽しみです。
2月の「胸いっぱい」も楽しみにしております。
あと、近畿大学経済学部の講義、一般参加が可能になったら
是非とも行かせて頂きます。

どうぞお身体大事にして下さい。

失礼致します。
英国The Economistが1月4日に報じた「NHK論評」について【処士S】
2018-01-10 14:23:43
青山繁晴先生の公式サイトに初めて書き込ませて頂きます。

私は「NHKの報道姿勢を監視するブログ」を書いている処士Sと申します。

ご多忙な先生にお手数をかけたくありませんので、通常であればこういった不躾な書き込みはしたくはないのですが、私はあまり英語が得意ではありませんので、不躾ながら先生にご報告をさせて頂きます。

奥山真司氏のネット動画で英国The EconomistがNHKについて英語で論評を書いている、という情報を得まして、私もネット検索をかけて調べてみました。

おそらく、これがその記事だと思います。
Many Japanese resent paying for their boring public broadcaster
But it’s the only channel to show sumo

(リンクは貼れないようですから、一部抜粋して転載致します)
The corporation hit a nadir in 2013 when Katsuto Momii was appointed as its head. In his first press conference he remarked that Japan’s use of wartime sex slaves in territories it conquered was not unusual. He appeared to see NHK as a public-relations agency for the authorities. “We cannot turn left when the government says right,” he memorably opined. NHK was criticised particularly for its toadying reporting of the government’s line after the meltdown of the Fukushima nuclear power plant in 2011. Anti-nuclear protests were all but ignored.

私は英語があまり得意ではありませんのでGoogle翻訳をかけてこの記事を読んでみたのですが、おそらく奥山氏が言うように「NHKの右傾化?を批判する」というデタラメな内容なのだと思います。この中では「いわゆる従軍慰安婦問題」や「いわゆる南京大虐殺問題」などにも触れられていると思います。

中でも私が一番納得できないと思った「捏造記事」は、NHKが福島の原発事故報道において「反核抗議をほとんど無視した」と書いている部分です。私はNHKこそが日本で一番強烈な「反核、反原発プロパガンダ」を、特に2011年から3年間、徹底的にやり続けた報道機関だと思っています。

しかし私の英語の理解が間違っているのかも知れませんので、不躾ながら青山繁晴先生にご報告をさせて頂きました。
私が検索して調べてみた限りでは、この英国The EconomistのNHK記事をネットで取り上げている人は誰も見当たりませんでした。

もしよろしければ、何かの番組にお出になる際ですとか、どこかの場面で、この英国The EconomistのNHK記事について取り上げて頂ければ幸いに存じます。
苦闘も淡々と。【海の彼方】
2018-01-10 12:18:27
8日の講演会ありがとうございました。
最前列でお話を聞きました。
いつも通り、ほとんど壇上にはおらず、あまり生の姿を拝見できませんでしたが。

底流に、「自分の頭で考え行動しよう!」との原則が流れていることが伝わります。
あのライブ感は現場にいてこそ感じることができるます。
あっという間の4時間半。数すくない機会を広く皆に実感してもらいたいと願います。

講演が終わり最後に壇上に上がるときの青山さんの横顔。
筆舌に尽くしがたい壮絶なお顔をされていました。
だれも変わることができない青山さんの人生の瞬間の一コマを垣間見ることができ
深く心に刻みました。同情はしません。そんな甘っちょろい感情では言い表せない胸に迫るものがありました。
おそらく本道の物書きも同じような苦闘の中から生まれる珠玉なのだと、心して発売を待ちます。

しかし壇上に上がり切り、振り返ったらそのお顔は瞬時にいつものたれ目のおっちゃんに早変わり。
限りある命の時間を私たちに費やしてくれて、ありがとうございます。
楽しみです。【タカッさん】
2018-01-10 11:38:12
 青山さんへ

近大の特別講義、ぜひ出てみたいです。


とても久しぶりに”大学”という場で学ぶ。
しかも、先生はあの”青山繁晴”なんて最高じゃないですか。

でも、きっと抽選になるんじゃないかしら?


それでも、出席したいです。


 タカッさん 拝

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