▼きのう12月10日の月曜に、参議院で所属する予算委、経産委、拉致特別委、そして資源エネルギー調査会に次々、出席し、さらに本会議に出席し、自由民主党では国会対策委、議員総会に出席して、この波濤の高かった臨時国会を終えました。

▼そのまえに、朝の「虎ノ門ニュース月曜版」の生放送2時間に参加した直後には、志を同じくする衆参の議員と会合を開き、「日本の尊厳と国益を護る勉強会」から「勉強」の二字を取り、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 仮称 ) として新年に創立するための緊急協議をしました。
　勉強をやめるという意味では、まさか、なくて、単なる勉強会であることを脱し、入管法改正、水道法改正、漁業法改正、妊婦加算、そして現時点では消費増税を準備している、また対中、対北朝鮮、対露、対米外交を積極的に進め、防衛計画大綱の改定に取り組む安倍政権最終期を迎え、国際基準と祖国の伝統に基づく行動を、水面下でも表でも進めていく、派閥横断の集まりへの出発となるでしょう。
　具体的には、まだまだみんなで話し合って、決めていきます。

▼こうして国会関連が一応、終わった夕刻からは、極度の多忙で提稿が大きく遅れて良心的な編集者の沼ちゃんをはじめ版元にまた迷惑をかけていた連載エッセイ「澄哲録片片」 ( ちょうてつろく・へんぺん ) を「月刊 Hanada 2月号」のために、凄まじい眠気と疲労がどっと噴き出てきた心身に鞭を入れ、一気呵成に書き上げ、これも夜10時半頃に、ゲラ直し、再校ゲラ直しもすべて終えました。
　いつも自分で決めているタイトルは、「さらり、ひらり、じんわりと護国の鬼」です。

▼自宅に戻ったのは、すっかり深夜。
　荒れ放題になってしまっていた書類などを片付け、海外出張の荷造りをしていたら、すぐ朝でした。
　いま早朝に自宅を出発して、ワシントンDCへの道程にあります。
　AGU ( アメリカ地球物理学連合 ) という地球物理学をめぐる世界最大、最高権威の国際学会に、途中からですが参加できます。
　短い日程ですが、アメリカの要人たちとも別途、真正面から、いつものように眼を見て通訳なしで議論をしてきます。

▼月刊 Hanadaは、敬愛する伝説の編集者、花田 紀凱( かずよし)編集長の率いる、戦う論壇誌として信頼しています。
　よろしければ定期購読を考えてみてください。ここです。
　定期購読が増えても、もちろん、ぼくには何の利益にもなりません。
　月刊Hanadaから一度も「定期購読を呼びかけてください」とか、まさしくひとことも頼まれたこともありません。
　純然たる勝手な応援です。
　なぜ応援するか。
　改憲を正面から掲げる安倍政権が現れてから、日本のマスメディアには左傾化という奇怪な現象が起きました。
　花田さんがかつて属した文藝春秋は、その典型です。
　月刊 Hanadaのように国益のために戦う姿勢が鮮明な論壇誌は、この国際基準から外れた異様な、そして軽薄なメディア界の風潮を変えるために、とても大切です。