On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2019-01-02 10:48:01
Comments (17)

日本語

 文章の言葉はすべて細心の注意、そして工夫によって、かつ明確な信念を持って、一語一語を選んでいます。
 そして日本語の言葉には、一般に言われる、あるいは俗に通用している概念とは別の用法、意義があり、いずれも正しいことがあります。
 それこそが日本語の奥深さであり、尽きるのことのない魅力です。
 多義の言葉、そして多様な用法、すなわち文脈に即した柔らかな使いぶり、それがわたしたちの日本語です。

 さまざまに言ってこられますが、いくつかの辞書を引いたからと言って、あるいはネットにあるからと言って、それが、それだけが正しいとは全く限りません。
 なかには「アナウンサーの訓練ではこれは初歩的な段階で指導される誤用であって」‥‥という趣旨を言ってこられた方もいらっしゃいますが、それは何の根拠にもなりません。
 また古代中国を含め中国での用法がどうだからと言っても、それは日本語の用法、語義を限定する決め手にはなりません。

 意味のある訂正の時には、ぼくは必ず、訂正したと明記します。
 ほんとうは意味のない訂正だけれども、誤解を招かないためにやむを得ず、このブログにおいてだけは書き直すことがあり、その場合には、何も通知しません。
 プロフェッショナルな物書きとして、上記のような「その用法は違う」、「誤用だ」という主張には、これからも同意しません。
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にんげん【タピオカ】
2019-01-17 15:29:34
先生の本を買いました!。ほんとうは5月以降6月ごろに読むつもりでした。しかしついつい中身を見ていました。ぱらぱらめくると口語調で書かれているところで目がとまり、クリントイーストウッド監督の作品の箇所からしばらく進みました。局長との会話のところで先生の怒鳴り声の部分があって本当に本から声がしたと思いました。先生の怒鳴り声が聞こえた気がして思わずまわりに聞こえていないか見回して確認してしまいました。迫力がありました。本に魂が入っている、と直感的に思いました。
以前本屋で先生の本を買うか迷っているとき後書きを見ました。「ここに人間の尊厳がある。そのように言われる場所が世にいくつかある。」との書き出しはかっこいい!!と思い、記憶していました。購入して家で読むと「にんげん」でした。これは自分の感じたことですが、「にんげん」は人間(母親とか)の体温を通じたやさしさを感じさせる言葉のようでした。このコメントの出だしに「僕らの死生観を買いました!」と書いたところで、何か違和感があると思って見直すと、「ぼくら」でした。先生は、ぼくら、と書くのではと思ったからです。
今まで本を読んでいて共感しても「主人公と同じ気持ちになって恥ずかしい」とか「主人公の追いこまれた気持ちが自分もわかる」という程度でしたが、声が聞こえた(気がする)のは初めてでした。虎ノ門ニュースで先生の声を聞いたことがあるから、ではないと思います。
最後になりましたがいつも応援しています。本当は本を通じで先生と直接お会いできた気がしました、と書こうと思いましたが大袈裟ですしうまく言いたいことが伝えられないと思いやめます。ただ、先生の怒鳴り声は脳に記憶されています。これは本当です。これからも応援しています。
話は飛びますが、日本語といえば...【きびきび散歩】
2019-01-10 17:52:42
日本語を表現するのに大切なものといえば「文字コード」です。
早く新元号の合わせ文字「明治、大正、昭和、平成」にコードが割り当てられるといいですね。
昭和から平成に変わったころ、多くの国内メーカーがワープロ専用機を製造していましたし、パソコンといえばPC-98でした。
当時、文字コードは国産のJISコードが広く使われていて、「平成」は機種依存文字でした。

繁子ちゃんにきびきび散歩
心地よいリズムです。【くみこ】
2019-01-07 21:50:00
青山さん、こんばんは。
この2日の文章はいつもと調子が違って面白いです。
例えば青山さんがチャップリンのように、何かに扮して、人差し指で言葉を強調しながら、少し気取っておどけて話しておられる姿を目に浮かべながら流れるように読みました。
同意します。言葉とは自由なものです【タカヒロ】
2019-01-05 21:42:47
青山先生
あけましておめでとうございます。
日本語について、この様な形で言及するのは珍しいですね。
おっしゃるとおり、言葉は使い方によって意味を持たせることができるので、どこかで決められているから、教わったからというものではないと考えます。
仕事で書くのではなく、ブログやプロの物書きとしての活動ならなおさらですね。

ちなみに、個人的には何気ない言葉が最も人間の本心が現れると思います。
特に最近話題の「妊婦加算」なんて酷い言葉だと思いませんか?妊婦の方をモノの様に扱うのは、官僚の本心が見え過ぎで呆れてしまいます。もう少し、本来の日本的な考え方に基づき、言葉を使えないのでしょうか?
UN 敵国条項【葛飾区 八木】
2019-01-04 12:30:12
今年最初(1月7日)の虎ノ門を待ち焦がれています。

今年こそUNの敵国条項の破棄を外務省に働きかけて下さい。
死文化しているとは言え、何かの折には中・韓・朝に利用されかねません。

なぜ破棄に向けて進まないのかの理由も教えてください、虎ノ門で。
日本語だからこそ【きよちゃん】
2019-01-03 08:47:29
御譲位を前にして皇室の報道が日々ありますが、
それこそ「アナウンサー」が
「美智子さま」
「雅子さま」
と連呼し、アナウンサーのどなたかこの間違いを問題点として感じないのかしら・・と
凄く不可思議に感じています。

「皇后陛下」「皇太子妃殿下」とNHKでさえ統一しません。

私自身もなんの不思議も無く「~さま」なんて
思っていましたが、
目が覚めたのは長い海外旅行に出て、
「王室」「王国」「王宮」
そして「ローマ法王」
王様がいらっしゃる国々、わずがまだ4世代とかの王室でも
国民は尊敬し、「~さま」などと報じない。
街中に王様の像や写真が掲げられ、誇りとしている様子を見て
「日本っておかしい国だわ」と感じたのが最初の疑いでした。

あの反日大国、韓国でさえ
「ここは天皇陛下と皇后陛下が御越しになった場所です(慰霊に)」
・・と崇めておられました。

アナウンサーの使う言葉が「標準語」で正しい表現だと
教育を受け、自分でも思い込んでいましたが、
今では全く信じてません。
日本語をこそ【川口の毛玉の弟】
2019-01-03 01:39:21
明けましておめでとうございます.

私は,自分が日本語を母国語としているからこそ日本に生まれてよかったと思っております.「それだけで」と思われるかもしれませんが,特に書き言葉にした際に,日本語には,独特のしなやかさと格調高さがあるように感じられます.さらに読んだり聞いたり書いたり話したりしなければ…….

さて,亥年は,12番目の干支であるから総仕上げの年であると言われたり,木偏を付けると「核」になることから物事の本質を極める年だとされたりしているそうですが,今年は,ほんとうにそうしたい年です.むしろ,相手から本質をさらけ出してもらっている感も,何やらあるようです.売国と護国がよりいっそう鮮明になる気が致します.しかし,私はあくまで護国でありたい.日本語が私をそうさせています.そう私が日本語を用いています.私も,日本の蘇生にさらに尽力させていただく所存でございます.

本年も,何卒よろしくお願い致します.
奪還を【西江一久】
2019-01-02 22:54:53
明けましておめでとうございます。
今後とも日本国の為に宜しくお願い申し上げます。
昨年はあの粘り強い対応を見て、改めて過去日本のあっさりとした対応も考えなければならないと思いました。
今年は拉致被害者の奪還を心より祈念しております。
この問題に疑問を有する日本人がいることが今の日本の情けないところです。
青山議員のご活躍を心より念じております。
意思疎通の難しさ【nanashi】
2019-01-02 22:07:35
明けましておめでとうございます。去年は年末の福岡での講演会に参加できて今年の色々な大変さを予感しつつも新しい時代に向かう自分たちの覚悟が問われる一年になると言う思いが新たにいたしました。言葉を生業とする以上自分の意志よりも相手にどう伝えるのか、非常に難しいものだと思います。自分一人ならともかくも相手のいる事ですから…。しかし最近のマスコミはどれだけそれを理解しているのか疑問が多いですね…。
今年頑張るために【MIROHI】
2019-01-02 20:39:36
憤怒の念が起こったら先ずは笑い飛ばす。
大変でも楽勝楽勝と声に出す。
毎日哲学で青山繁晴さんをいつも側に感じる。
今年はきっと乗り切れます。
有難うございます。
【ご譲位】【清明】
2019-01-02 20:35:06
明けましておめでとうございます。

地方に住んでいるものです。
地元の地方新聞2紙とネット上で元旦の全国紙のいくつかの記事を読みました。その中で今年は天皇陛下の「退位」がある年で・・・と「退位」という言葉が使われていました。

つい先日の天皇誕生日で天皇陛下御自ら「譲位」という言葉をお使いになられており「退位」などという言葉は全くないに関わらず、なぜ今だに「退位」なのか理解できません。
今のマスコミは陛下のお言葉さえも捏造されるのでしょうか。

最近よくマスコミ等で使われる言葉や言い方は、間違っていると思うことがよくありますが、それは自分が正しいのか間違っているのか分からないことがよくあります。
言葉を法律で定義することはできないように思いますが、何かガイドラインを作って頂くことはできないものでしょうか。変に間違ったガイドラインを作られても良くないのですが・・・
私は、今の天皇陛下や御皇室、皇族に対してマスコミが使っている言葉や敬称ははっきり間違っていると思います。

(これはもちろん本文に対するコメントですが、青山さんがおっしゃている内容と直接は関係ありません。)
明けましておめでとうございます【田野たにし】
2019-01-02 20:25:01
今年こそは憲法9条改正、「自衛の措置は妨げない」=「自衛権の発動は妨げない」を実現する年であると思います。

年末大晦日に地元の衆議院議員の街宣車が家の前の道を通っていきました。年末のご挨拶ということなのでしょうが、今年の夏の衆参同日選挙を意識していることを窺わせました。

与野党を問わず現職議員や候補予定者に考え方を聞いてみたいと思います。
日本を取り巻く国際環境をどのように認識しているのか。10年後、20年後、30年後、…、どうなっているのか。そのなかで、日本国={国民、領土、統治機構}をどう守るのか。あくまでも「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」する方針を継続するのか、それとも「自分の国は自分で守る」という考え方に戻るのか。野党の人には、そもそも日本国の存続を重要と思っているのか否かから問わないといけない。「日本列島は日本人だけの所有物ではない」と言い放った元首相もいたので。
このような基本的なところを質し、道理にかなっているか自分なりに判断したいと思います。

自分自身が出来ることを地道に一歩ずつ行いたいと思います。
年末のNYタイムズの記事について思うこと【中村稔】
2019-01-02 19:11:29
パキスタンで中国による軍事拠点化が進んでいるという内容、マキンゼーアンドカンパニー社と中国共産党とのアメリカの国益を損なうような繋がり等、中国関連の暴露記事が続いています。日本の提携メディア等が報じない事は非常に病んだ状態であると思います。日本政府は事実を把握されていると思います、秘匿とする事項を除いては、政府主導で情報発信をして頂きたいと願っています。
私は青山さんのつむぐ言葉に触れたいのです。【いづも】
2019-01-02 15:37:17
あけましておめでとうございます。

その言葉を青山議員が使いたいというのが根拠です。

わたしは青山議員が紡ぎたい言葉を知りたいのです。

わたしの判断をお伝えします(伝えさせていただくのではなく)。
誤用はない【栗城 実】
2019-01-02 15:13:25
青山さん、新年おめでとうございます。
ブログの参集者の皆さん、おめでとうございます。
ところで、青山さんの言葉遣いで誤用はなかったと思います。好みの違いはありましたが。
ごく短期間ツイッターをやった時期がありました。「美しい日本語を取り戻す」というシリーズを書きました。
(1)「すごい」の副詞的用法
(2)十返舎一九の逆襲
(3)らぬき言葉
(4)「てる」の氾濫
(5)大いなる小の恐怖
(6)「形容詞+です」の怪
(7)方言と古語
以上です。

私は古風な表現が多分に残っている九州の山の中で育ちましたので、現代の言葉遣いには感覚的に受け付けない表現があります。
上から目線でおかしいと言ったことはありません。言葉の変化を押しとどめることは出来ないので、ただ「昔はこうでした」と伝えたかったのです。私の好みで、昔の方が美しかった、と遠慮がちに申し上げただけです。
これまで青山さんにはいくつか投稿で意見を申し上げたことがあります。
漢字の書き順については青山さんが正しい。書き順はくずし字を用いなくなった現代ではほとんど無意味です。内閣告示は目安です。正誤の判断基準ではありません。
古風な表現を使ってください、と申し上げたこともあります。江戸時代、明治初期、あるいは戦前まで使われていた美しい日本語がどんどん死語になっていきます。それを憂えています。

本年もよろしくお願いします。
あなかしこ
ことば【かおり】
2019-01-02 12:08:09
先ほど書込み致しましたので、どの言葉を仰っているのかわかります。
人生や国の歴史など、そのものについてたった一度しかない終末をあらわすときに用いることばですよね。
青山さんがせっかく奥の深い美しい日本語を伝えて下さっているのに、理解しようともされない方々は・・残念だし勿体ないなぁと思います。
私はいつも青山さんのことばや御著書から楽しく学んでいますよ(^^)
「澄哲録片片」読みました【大上主税】
2019-01-02 11:27:42
月刊『Hanada』2月号の「澄哲録片片」拝読しました。思ったのは、番組に出て、文句ばっかり言ってるコメンテーターと、国会で活動して、成果を残して、番組で国会での活動を報告してくださる青山さんと。明暗が分かれてきたな、ということです。コメンテーターって、単なる煽動者になる危険性が高いと思いました。

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