On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-10-12 04:03:38

驚きの、そくほー


▼いま10月12日土曜の午前4時5分。
 きのうは東京からまず大阪に入り、税理士さんたちと生保関係者の集まりで講演してから、京都へ。

「講演を延長したらサイン会に間に合わなくなります」と、独研(独立総合研究所)の秘書室から言われていたけど、「ぼくは毎日講演していても、お聴きになるかたは、生身のぼくの話を目と耳にするのが生涯これが最初で最後かもしれない」といつもと同じように考え、延長してしまったために、サイン会場への到着が超ぎりぎりになりました。
 そして.講演で声を枯らして懸命に話したので、ノドも超がらがら。
 すでに声帯に炎症を起こしていて病院にも通っているので、いくらかノドが可哀相だった…。

 エレベーターが来なくて、6階までエスカレーターを駆け上がり、いくぶん遅れ気味でサイン会場に走り込んでいくと、す、すごい人の列。
(お待たせしたみなさん、申し訳ありません)
 あたたかく拍手して迎えてくださったみなさんは、「史上最大の人出」(アバンティブックセンター京都店の店員さん)。
 さらに、おひとりで何冊も求めてくださったひとが多くて、「本の数も史上最高」(同)ということでした。

 平日金曜の午後5時から、という無理な時間設定だったのに、みなさん、こころからありがとうございました。
 手伝ってくれた出版社の社長さんも、一緒にサインした青山千春博士も、驚いていました。

 
▼握手だけじゃなく、ハグも、これまでで一番多かったかな。
 青山千春博士の史上初めてのハグもありました。ぼくのハグは男女を問わないけど、青山千春博士本人がその場で「女性だけです」と宣言していました。
「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス)にも書いたけど、ほんとうの青山千春博士は一人っ子で人見知りで、初対面の相手には顔も上げられない人なので、よくもまぁ、ハグができたなぁ、えらい、えらいと思いました。

 ぼくはそのあと、福岡でのライブに向けて、ギタリスト、ベーシストと京都市内で、初の音合わせに、練習を2時間。
 おふたりとも、独研の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」(IDC)にたまたまいらっしゃった、プロのミュージシャンです。
 がらがらのノドで、ちと苦闘しました。


▼以上、京都サイン会の速報でありました。
 今日は、あと7時間もしないで、午前11時から大阪梅田でサイン会です。詳しいことはここです。
 午後2時頃まで続けます。会場のブックファースト梅田店にお出でになるのが遅くなっても大丈夫です。

(*10月26日土曜の東京・八重洲ブックセンターでのサイン会は、募集から1日でほぼ満員になったようです。そこで予定人数を拡大してくださっているようですが、会場のキャパシティには限界があります。それでも関心のあるかたは、これを前提にお問い合わせくださいね) 


★★
 今日12日土曜は、梅田のサイン会のあと、神戸で講演し、さらに夜6時から、神戸市勤労会館で開かれる「神戸若者討論会」に、参加します。
 これは神戸市長選挙に向けて、学生たちが投票率を高めるためにひらく、新しい試みです。
 ぼくは、学生たちのその志を活かしたいと思って、日程としては無理があっても参加を決めました。
 立候補予定者がすべて揃い、ぼくはそのディスカッションの司会進行役を務める予定と聞いています。
 詳しいことは、ここにあります。
 関心のあるかたは、どうぞ!

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