On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-12-07 10:15:00

おはようございます


▼祖国とアジアへの志あるみなさん、健康な土曜の朝を迎えられているでしょうか。
 ぼくはまもなく、毎年恒例の国際学会、AGU(アメリカ地球物理学連合)に参加するためサンフランシスコへ向けて出発します。
 72年前の12月に帝国海軍が真珠湾攻撃をおこなったハワイを、今回は越えて、明るい陽光のシスコまで行きます。


▼したがって12月11日水曜は、「水曜アンカー」(関西テレビ)を、毎年の12月と同じように、やむを得ず欠席します。
 その代わり、という訳ではないのですが、25日クリスマスの水曜はもう年内の放送が終了している予定だったのが覆り、スペシャル版としていつもと同じ時間に生で放送されます。

 つまり年内は、「水曜アンカー」の生放送が18日と25日の2回あります。
 放送のたびに、視聴者、国民の豊かな関心と、ぼくなりの重い責任を感じているので、1回でも欠席があるのは残念です。


▼しかし、次のニッポン放送「ザ・ボイス」の生放送までには、帰国できます。
 この、ぼくも楽しんでいるラジオ放送は年内、12日、19日、26日いずれの木曜日も生で参加できます。

「水曜アンカー」は残念ながら、シスコと大阪を繋いで放送することはしないのですが、RKB毎日放送(福岡)の「スタミナラジオ/インサイドショック」は国内にいるときと同じようにシスコからも電話で参加します。
 こちらも欠席無しです。


▼ところで、帰国後の12月20日金曜には、ちょっと久しぶりにサイン会を開きます。
 和歌山市内の宮脇書店が会場です。
 ここです。どんどん申し込んでください! 握手しましょう、希望のかたには男女を問わずハグしましょう。
 17時から20時ごろまで、青山千春博士と一緒にミニ講演会、そしてサイン会です。

「ぼくらの祖国」(扶桑社)と、「希望の現場 メタンハイドレート」、「海と女とメタンハイドレート」(いずれもワニブックス)のためのサイン会ですね。
 この宮脇書店の店長さんは、積極果敢な志を持つひとだし、穏やかな土地柄の紀州なのにいつも和歌山のサイン会は、みなさんの熱気で盛りあがるので、楽しみです。

 この12月20日は、和歌山県庁の要請もあって、朝から夜まで和歌山でいろいろなイベントに参加し、一緒に考えます。
 たとえば、14時から15時までは和歌山県民文化会館で、「親と子どものためのきらめき“夢”トーク」に参加し、和歌山県庁によると「理系の高校生」、すなわちハイレベルな科学教育を受けている高校生をはじめ、父母のかたがた、こどもたちに語り、質問を受けます。
 和歌山では、青山千春博士が県庁と県民の船、「きのくに」に乗って先日、太平洋側では史上初めて、実用化しやすいタイプと考えられている「表層型メタンハイドレート」を発見したばかりです。
 わくわくします。

 この和歌山から21日土曜にいったん帰京すると、翌22日は東京から神戸へ向かい、ことし最後の独立講演会(独研が自主開催している原則、時間無制限!で、ありとあらゆる分野の質問をどしどし受ける講演会。情報はここです)に臨みます。



 希望の年明けに繋げていこうと決意しています。
 さぁ、太平洋の向こうへ、出発です。

 …て言うかぁ、まだ何にも荷造りしてないや。
 ふひ。


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