▼きのう3月16日月曜も終日、予算委員会に出席しつつ、短い昼休みに、国会議事堂内へ総務省の行政官四人に来てもらい、消費増税と武漢熱クライシスによる景気急下降への緊急対策を立案する、.その一部をめぐって、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の執行部と協議しました。

　協議をいったん終わったとき、行政官のうち、それまで厳しい表情だったおひとりが「実は、青山さんと国民保護をめぐって一緒に仕事をしました」と笑顔になって、仰いました。
　ぼくが独立総合研究所 ( 独研 ) の社長・兼・首席研究員のときに取り組んだ、国民保護法の制定と、制定後の訓練ですね。
　そう言えば、どこかで会った感じのひとだなぁと思っていたのです。
　国民保護法の施行は平成16年です。もう16年ほども前のことですね。

「護る会から連絡をいただいたとき、だから自分で手を挙げて、今日やってきたんです」と仰いました。
　嬉しく思っていると、もうおひとりが、「私は、青山さんが総務省の研修の講師に来てくれたとき、担当官でした」と仰り、またびっくり。
　これも、独研の社長時代に、総務省にキャリア官僚として入省した新人行政官たちの研修で、講師を務めていたときのことです。
　すると、さらにもうひとり、いちばんの若手が「私はその研修で青山さんの講義を受けたんです」。
　そしてこの三人はいずれも、護る会が総務省に協議を要請したとき、それぞれ手を挙げて、来てくれたそうです。

　四人のうち三人まで、ご縁のある方々でした。
　こういうご縁が、国民の役に立つよう、奮闘したいです。

▼その後、7時間10分ほどに及んだ予算委員会が終わり、午後5時半から、護る会の総会を開きました。
　予想通り、消費税をどうするかをはじめ経済対策については議論が百出しました。
　それでも今日3月17日には、あらためて持ち回り総会などを開いて、緊急の申し入れをまとめ上げ、総理官邸と日程調整さえ付けば、きょうのうちに総理へ、そして自由民主党の首脳陣に対して、要請を行う予定です。

　・・・7時間10分かぁ。
　そう言えば、最長6時間半となった独立講演会より長い議論の場が、ここにあったなぁ。
　ただし独立講演会は、不肖ぼくが千人のみなさんと対話する場としての6時間半でした。予算委員会の7時間10分は、何も発言せず議論に参加せず、じっと聴くのが務めです。
　終わったとき、連日、実務と答弁の両立に疲れた顔もみせずに取り組んでいる加藤勝信厚労大臣に思わず、「大臣、あくまでも平常心で取り組んでおられて、お疲れさまです」と声をお掛けすると、「青山さんこそじっと座って、たいへんですね」と、やはり淡々とお答えになりました。
　厚労大臣に対して、さまざまな厳しい意見もこのブログへのコメントでも拝読しています。その意見もよく理解しますが、あの平常心を保つ強さは、ふつうではありませんね。

　現在の独立講演会は、参加されるみなさんが小学生から94歳までいらっしゃり、その健康を考え、原則4時間半です。
　いま、4月18日開催予定の第100回独立講演会を条件付きで募集しています。
　よろしければ、ここを見てください。
　あるいはこのボタン を押して、質問を書き込んでください。(ボタンを押しても、質問を書いてから送信しない限り、申し込みをしたことにはなりませんから安心してくださいね)