On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-17 16:50:29
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速報の中の速報 その2 (全体を推敲しました)

▼ひとつ前のエントリーに記した、自由民主党本部での「政調全体会議」の2時間20分の議論を終えて、議員会館へ戻ると、ネットニュースにて「麻生財務大臣が、記者会見で『手を上げた方に1人10万円』と発言し、申請によって初めて給付される自己申告制という考えを述べた」という報道に接しました。

▼いや、政調全体会議での総務省の説明はまったく違いました。
 議員の発言ではありません。
 行政官 ( 官僚 ) の発言です。
 政府内の総務省の、前田一浩・大臣官房総括審議官から以下のような説明がありました。

「今回の10万円は、住民基本台帳に基づいて、全世帯へ書類をお送りして、そこに口座番号を書いてくだされば世帯の人数分を振り込みます。 ( 全世帯に ) 郵便を出して、口座番号だけ書いて返送して頂ければ、審査は不要です。その口座に振り込みます」
「手上げ方式ではありません。手上げ方式では、希望される国民が申請書を入手して、その全項目に記入して役場に持って行くことになります。これをやれば、役場が全てチェックせねばならず、なりすましや誤記が無いかも確認せねばならず、今回はやりません」

▼記者を19年近く務めた者として、正確にメモをしました。
 一方で、麻生財務大臣の仰ったのは、あくまでも報道によればの話ですが、明らかに「手上げ方式」です。
 総務省の説明はその真逆です。
 国庫を預かるのは財務省であっても、今回の総理の決断に基づく手続きは、総務省です。
 したがって、麻生大臣はご自分の考え、あるいは願望を仰ったと考えるほかなくて、政府が実際に用意していることとは食い違っているのでしょう。

 何か違うのであれば、麻生大臣でも、秘書官でも、財務官僚でも、どなたでも、このブログのコメント欄に書き込んでください。 (  コメントは今、原則非公開です  )
 ただしその際は、上記の総務省・総括審議官にご確認のうえ、書き込んでください。感情や確認不充分では書かないでくださるようお願いします。
 なぜなら、総務省の主要幹部である「大臣官房総括審議官」による、自由民主党・政調全体会議での説明と発言は、すべて総務省としての公式、正式な説明です。
 仮に事実ではないことを言ったのなら、それは与党に嘘を言ったことになり、重大な別の問題になります。
 政調全体会議に最初から最後まで参加して、ずっとありとあらゆる発言に耳を傾け、必要なメモを取っていたぼくの印象では、この総務官僚は誠実に、丁寧に、客観性に徹して、事実を説明していました。


 
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