2020-08-20 06:58:27
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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海外に「24日に安倍総理が辞任、暫定総理に麻生副総理」という話を流した元総理、その元総理と親しい元閣僚がいます
▼少なくとも今朝、8月20日木曜の早朝にぼくが確認した限りでは、まったく虚偽の情報です。
▼政界は一寸先は闇という格言はいつでも有効だし、にんげんにも1分先に何が起きるか分かりません。こうやって、元気そのもので朝、ブログに記しているぼくも、同じです。
そのことは若くても若くなくても、眼にみえる病気が無くてもあっても、根本的には関係ない。それは、ほんとうはみな、こゝろの底でご存じです。
しかし、なぜ「8月24日」という特定の日を指して、この元総理や元閣僚らが安倍総理辞任の説を仰っているのか、その理由をただすと「8月24日に大叔父である佐藤栄作元総理の連続総理在職の記録を抜くから」というので、呆れました。
この理由づけが、いちばん卑しい。
これはそもそも「安倍総理は何よりも在職記録の更新に関心がある」、「その更新のために総理の座にしがみついている」という発想、そして、主権者のみなさんにそう思わせたいという野心に根ざしています。
そのこと自体、志が低すぎる。
正確に言えば、安倍さんに対してだけではなく、人間そのものに対しての志が低すぎます。
曲解、そして中傷誹謗というものは、それをなさる人自身の実は欲望を反映していることが多い。きわめて多いと考えます。
にんげんは、おのれへの評価などを超えて、ひとのため、祖国のために身を捧げることがあり得る、ということが、こういう人たちには、どうしても信じられない。
ご自分がそうではないから。
▼今回の誤情報の発信源が、いずれも政界をすでに引退なさっている人たちだから、あえて問うことはすべきではないかとも考えました。
いや、かつては日本国総理を務められ、また重要閣僚を務められたのです。
夏にこそ思います。
最期は敗戦に至ったけれども、その敗戦をありありと予感しつつも、ただひとつの命尽きるまで、後世のわたしたちと祖国のために一身を捧げられたひとびとが数え切れず実在されたのが、ぼくらの祖国です。
その日本を代表して総理や閣僚を務められたのであれば、それにふさわしく身を常に処していただきたいと願うのです。
▼そして、ご自分たちが発信源であることが、分かるべきところにはとっくに露見している、そのことにおそらくはお気づきではないことも、まことに情けないことです。
情報収集能力、機密への感度もルートも、もはや喪っているのに、直に確認できない話を、元総理や元重要閣僚が流さないでください。
▼政界は一寸先は闇という格言はいつでも有効だし、にんげんにも1分先に何が起きるか分かりません。こうやって、元気そのもので朝、ブログに記しているぼくも、同じです。
そのことは若くても若くなくても、眼にみえる病気が無くてもあっても、根本的には関係ない。それは、ほんとうはみな、こゝろの底でご存じです。
しかし、なぜ「8月24日」という特定の日を指して、この元総理や元閣僚らが安倍総理辞任の説を仰っているのか、その理由をただすと「8月24日に大叔父である佐藤栄作元総理の連続総理在職の記録を抜くから」というので、呆れました。
この理由づけが、いちばん卑しい。
これはそもそも「安倍総理は何よりも在職記録の更新に関心がある」、「その更新のために総理の座にしがみついている」という発想、そして、主権者のみなさんにそう思わせたいという野心に根ざしています。
そのこと自体、志が低すぎる。
正確に言えば、安倍さんに対してだけではなく、人間そのものに対しての志が低すぎます。
曲解、そして中傷誹謗というものは、それをなさる人自身の実は欲望を反映していることが多い。きわめて多いと考えます。
にんげんは、おのれへの評価などを超えて、ひとのため、祖国のために身を捧げることがあり得る、ということが、こういう人たちには、どうしても信じられない。
ご自分がそうではないから。
▼今回の誤情報の発信源が、いずれも政界をすでに引退なさっている人たちだから、あえて問うことはすべきではないかとも考えました。
いや、かつては日本国総理を務められ、また重要閣僚を務められたのです。
夏にこそ思います。
最期は敗戦に至ったけれども、その敗戦をありありと予感しつつも、ただひとつの命尽きるまで、後世のわたしたちと祖国のために一身を捧げられたひとびとが数え切れず実在されたのが、ぼくらの祖国です。
その日本を代表して総理や閣僚を務められたのであれば、それにふさわしく身を常に処していただきたいと願うのです。
▼そして、ご自分たちが発信源であることが、分かるべきところにはとっくに露見している、そのことにおそらくはお気づきではないことも、まことに情けないことです。
情報収集能力、機密への感度もルートも、もはや喪っているのに、直に確認できない話を、元総理や元重要閣僚が流さないでください。