2020-08-21 06:39:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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不安の時代に抗するために
みなさん、今朝のお目覚めはいかがですか?
気持ちよくみんなが目覚められたかどうか、実は毎朝、心配しています。
偽善的な話ではありません。ありのままのことです。
今はまさしく不安の時代だからです。
▼先に「不安ノ解体」というノンフィクションを出版し、『咢堂ブックオブザイヤー』を受賞しましたが、そのあとに武漢熱による全く新しい不安がもたらされました。
この中国発の厄災によって経済を破壊されたことと、命の不安がどのひとにも増幅されていること、それは、みんなの魂を蝕んでいます。
ぼくは不肖ながら、議員としても作家としても、この不安に抗するためにどんなささやかな努力でも尽くしたいと考え、日々を捧げています。
きょう8月21日金曜は、新しい動画「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) に慶応義塾大学医学部の現役教授、同じ慶大の法科大学院のこれも現役教授にして自由民主党の参議院議員という、世界でもちょっと聞いたことのない超人の古川俊治さんをゲストにお迎えして、武漢熱をこれからどうやって超克していくかを、三浦麻未公設第一秘書とともに議論します。
また11月11日に発刊することが確定した、2作目の小説「わたしは灰猫」も、これは、もっとも根源的な不安にいかに抗するかを主テーマのひとつとしています。
▼さらに、実はその前の10月に、ノンフィクションの新書を出すことになりました。
今、そのために「夜は寝る」というみなさんとの約束を、すみません、とても短時間の睡眠になっても最小限度ではかろうじて守りつつ、深夜から未明の時間帯を使って懸命に作業しています。
作業とは、新書の元になる本、その原稿をゲラにしてもらって、一字一句の全てを克明に見直していくこと、そして新書のための書き下ろし部分を書くこと、新しい写真を探すこと、それから新しいタイトルを決めることです。
これをすべて、ぼくひとりでやっています。
編集者任せには致しません。それは全てのぼくの本で、貫いていることです。
しかし、きっかけを作ってくださったのは、編集者です。
具体的には、ワニ社長こと佐藤俊彦ワニ・プラス社長です。
▼佐藤さんは社長というだけではなく、とても良心的な編集者でもあります。
ワニ・プラスから西暦2015年に出版した「青山繁晴の逆転ガイド その1 ハワイ真珠湾の巻」を何度も読み返され、そのたびに「凄い本なので、新書にしたい」と仰ってこられました。
しかし、ぼくは首を縦に振りませんでした。
なぜか。
この書は、日本のわたしたちが敗戦後の75年間ずっと、「真珠湾攻撃はアメリカ人に卑怯だと非難され続けている」と思い込んでいたことについて、アメリカ本土は仮にそうでも、現場の真珠湾では真逆であることを証明している本です。
ハワイ真珠湾のアメリカ政府の国営施設 ( 博物館の一種 ) では、真珠湾攻撃当時の日本軍のフェアネス、先進性を絶賛しているのです。
その具体的な事実を、非常に数多くのカラー写真で紹介し、現場でぼくが日本国民に行った解説を徹底的に再現しています。
さらに、真珠湾で日本の攻撃を受けたアメリカ兵の生き残りのかたとの通訳を入れない議論を、そのまま英文と邦訳で、編集は一切せずに収録している本です。
そして、その驚くべきアメリカ国営施設での展示ぶりを、中国が、日本を悪者にする嘘の展示に塗り替えようと賄賂を使い、徹底的な工作をずっと続けている危機的状況も、ありのままに記しています。
▼そこで、ぼくらの常識を自ら覆しましょうという志で、「逆転ガイド」というタイトルになったのですが、これが書店で誤解も生み、なんと観光ガイドブックのコーナーに置かれてしまうということが起きました。
今はスマホの時代、観光ガイドの本は苦戦しています。
この書もちゃんと増刷にはなったのですが、中国の作る不安に抗して、日本の公正な誇りを護ろうとする書のいちばん大切な肝、キモが理解されなかった、おそらく中身を読まれないまま、そう扱われたことに書き手のぼくはショックを受けたのです。
ぼくは、すべての本が苦闘する時代に、本と読者と書き手を支えてくださっている書店と、書店員のみなさんに深い感謝と敬意を胸のうちに抱いています。
それだけに余計にショックだったのです。
そのために新書化を渋っていたのですが、ワニ社長はついに強行手段に訴えられ、本の全文を写真ごとゲラにして送ってこられ、「さぁ、直してください。新しい書き下ろしも書いてください。新しい写真をも探してください」と迫ってこられたのです。
とっても温厚な人柄のワニ社長だけに、ぼくはかなり驚いて、ぱらぱらとゲラを読んでみました。
すると‥‥ぼくも、この書の今日 ( こんにち ) 的な意味に、気づかざるを得なかったのです。
ぼくらは中国発の不安にも打ち勝たねばならない。
全ての公務、全ての仕事と同時進行させつつ、この新書の刊行も、実現させます。
10月、11月はノンフィクション、小説の連続出版、それをどんな困難があっても実行します。
気持ちよくみんなが目覚められたかどうか、実は毎朝、心配しています。
偽善的な話ではありません。ありのままのことです。
今はまさしく不安の時代だからです。
▼先に「不安ノ解体」というノンフィクションを出版し、『咢堂ブックオブザイヤー』を受賞しましたが、そのあとに武漢熱による全く新しい不安がもたらされました。
この中国発の厄災によって経済を破壊されたことと、命の不安がどのひとにも増幅されていること、それは、みんなの魂を蝕んでいます。
ぼくは不肖ながら、議員としても作家としても、この不安に抗するためにどんなささやかな努力でも尽くしたいと考え、日々を捧げています。
きょう8月21日金曜は、新しい動画「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) に慶応義塾大学医学部の現役教授、同じ慶大の法科大学院のこれも現役教授にして自由民主党の参議院議員という、世界でもちょっと聞いたことのない超人の古川俊治さんをゲストにお迎えして、武漢熱をこれからどうやって超克していくかを、三浦麻未公設第一秘書とともに議論します。
また11月11日に発刊することが確定した、2作目の小説「わたしは灰猫」も、これは、もっとも根源的な不安にいかに抗するかを主テーマのひとつとしています。
▼さらに、実はその前の10月に、ノンフィクションの新書を出すことになりました。
今、そのために「夜は寝る」というみなさんとの約束を、すみません、とても短時間の睡眠になっても最小限度ではかろうじて守りつつ、深夜から未明の時間帯を使って懸命に作業しています。
作業とは、新書の元になる本、その原稿をゲラにしてもらって、一字一句の全てを克明に見直していくこと、そして新書のための書き下ろし部分を書くこと、新しい写真を探すこと、それから新しいタイトルを決めることです。
これをすべて、ぼくひとりでやっています。
編集者任せには致しません。それは全てのぼくの本で、貫いていることです。
しかし、きっかけを作ってくださったのは、編集者です。
具体的には、ワニ社長こと佐藤俊彦ワニ・プラス社長です。
▼佐藤さんは社長というだけではなく、とても良心的な編集者でもあります。
ワニ・プラスから西暦2015年に出版した「青山繁晴の逆転ガイド その1 ハワイ真珠湾の巻」を何度も読み返され、そのたびに「凄い本なので、新書にしたい」と仰ってこられました。
しかし、ぼくは首を縦に振りませんでした。
なぜか。
この書は、日本のわたしたちが敗戦後の75年間ずっと、「真珠湾攻撃はアメリカ人に卑怯だと非難され続けている」と思い込んでいたことについて、アメリカ本土は仮にそうでも、現場の真珠湾では真逆であることを証明している本です。
ハワイ真珠湾のアメリカ政府の国営施設 ( 博物館の一種 ) では、真珠湾攻撃当時の日本軍のフェアネス、先進性を絶賛しているのです。
その具体的な事実を、非常に数多くのカラー写真で紹介し、現場でぼくが日本国民に行った解説を徹底的に再現しています。
さらに、真珠湾で日本の攻撃を受けたアメリカ兵の生き残りのかたとの通訳を入れない議論を、そのまま英文と邦訳で、編集は一切せずに収録している本です。
そして、その驚くべきアメリカ国営施設での展示ぶりを、中国が、日本を悪者にする嘘の展示に塗り替えようと賄賂を使い、徹底的な工作をずっと続けている危機的状況も、ありのままに記しています。
▼そこで、ぼくらの常識を自ら覆しましょうという志で、「逆転ガイド」というタイトルになったのですが、これが書店で誤解も生み、なんと観光ガイドブックのコーナーに置かれてしまうということが起きました。
今はスマホの時代、観光ガイドの本は苦戦しています。
この書もちゃんと増刷にはなったのですが、中国の作る不安に抗して、日本の公正な誇りを護ろうとする書のいちばん大切な肝、キモが理解されなかった、おそらく中身を読まれないまま、そう扱われたことに書き手のぼくはショックを受けたのです。
ぼくは、すべての本が苦闘する時代に、本と読者と書き手を支えてくださっている書店と、書店員のみなさんに深い感謝と敬意を胸のうちに抱いています。
それだけに余計にショックだったのです。
そのために新書化を渋っていたのですが、ワニ社長はついに強行手段に訴えられ、本の全文を写真ごとゲラにして送ってこられ、「さぁ、直してください。新しい書き下ろしも書いてください。新しい写真をも探してください」と迫ってこられたのです。
とっても温厚な人柄のワニ社長だけに、ぼくはかなり驚いて、ぱらぱらとゲラを読んでみました。
すると‥‥ぼくも、この書の今日 ( こんにち ) 的な意味に、気づかざるを得なかったのです。
ぼくらは中国発の不安にも打ち勝たねばならない。
全ての公務、全ての仕事と同時進行させつつ、この新書の刊行も、実現させます。
10月、11月はノンフィクション、小説の連続出版、それをどんな困難があっても実行します。