2020-09-13 12:14:44
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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日本は中国とロシア、北朝鮮の、これまでの常識を覆す核ミサイルにどうやって向かい合うのか (書き足しました)
▼総裁選が間近に近づくなかで、自由民主党の本部では、この日も国防議連が開かれました。
9月11日の金曜の午後です。週明けの月曜14日が、総裁選です。
今回も「出る人は出る」、つまり総裁選があろうが安全保障や外交をめぐる会合には、限られた議員だけが参加しています。
たとえばアメリカの政界で安全保障と外交は、票に直結しますが、日本では真逆です。
▼この日の会合は、ぼくの信頼する伊藤俊幸・元海将 ( 写真の真ん中 ) がお見えになり、まず講演されました。
ぼくは、この伊藤さんと防衛官僚の双方に、突っ込んだ質問をしました。国防議連に来る議員は、専門知識のあるひとも多いですから、遠慮しないことにしています。
伊藤さんと防衛省からそれぞれ提供された資料を仔細に点検しつつ、お聞きしました。
その中身は、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で紹介しますが、重大なポイントのひとつは、すくなくとも中国とロシアの両国はすでに、極超音速 ( ごくちょうおんそく ) で大気圏外から滑空してくるミサイルを実戦化しつつあり、それに核弾頭を積むという新しい脅威が生まれていることです。
アメリカも、こうしたミサイルを開発していますが、核は積まない予定です。
日本も、極超音速の防衛装備を開発します。 ( 蛇足ながら、現在では、積む積まないではなく核は持っていませんから通常弾頭です )
さぁ、日本の持つこの防衛装備の実効性、日米同盟の新しいあり方、重大事そのものです。
▼日本の政 ( まつりごと ) を変える最善の早道は、主権者の変化です。
主権者のみなさんが祖国の安全保障と外交をまず、あらゆる国会議員に聞いてくる、それがどんな国政選挙でも票に直結する社会になれば、この国防議連も、これまでの互いに顔なじみの顔ばかりではなく、人の山、議員の山になるでしょう。