On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-11-05 12:15:46
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アメリカ大統領選挙は、予測したなかの最悪ケース

▼いま予算委員会が昼の休憩に入り、その時間を活かして、イージス・アショアの代替策をめぐって防衛省と議論したあと、食堂に居ます。

▼表題のとおり、合州国の大統領選は最悪のなかの最悪の事態だと考えています。
 すでに裁判沙汰になることは確定です。トランプ大統領が複数の訴訟を起こすでしょう。

▼日本のオールドメディアは、この訴訟の話ばかりです。
 しかし、大統領選挙をめぐる訴訟は、アメリカの連邦法の定めにより、12月8日火曜までに結果を出して終わらせなければなりません。
 そして12月14日月曜に、それぞれの州の選挙人はみな、州都に集まって、大統領と副大統領を選ぶ投票を行います。

▼ところが、です。
 問題は裁判だけじゃない。
 選挙人の数の差が、あまりに小さいと、選挙人の裏切りによって、すべてが覆る可能性も出てきます。選挙人が予定の候補に投票しないケースは、充分にあり得ます。
 来年の1月6日水曜には、選挙人による投票の結果を確定して、当選の宣言を出さねばなりません。
 しかし選挙人の裏切りや、あるいは法の裏をかくような訴訟が続いて、どちらの候補も過半数の選挙人270人をもしも確定できないと、下院が大統領を選ぶことになってしまいます。

 こうした空白がアメリカ政治に起きると、力の空白を生み、中国が動くでしょう。
 また、仮にバイデン大統領となれば、予算を軍事・安全保障よりも社会保障に配分しようとして、結果的に中国を利する事態も起きるでしょう。





 
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