On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-01-02 09:28:40
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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新年早々の嬉しいこと

▼みなさん、回生の年の2日目をいかがお過ごしですか。
 ぼくは越年した仕事に苦しみつつ、たとえば身体を鍛えたりすることにもどうにか取り組もうと、もがいています。・・・と言いつつ、上手く時間をつくれませんが、根本的に、新年の明るい気持ちを保っています。

▼読んで嬉しいコメントが幾つもありました。
 このブログはいま、原則コメント非公開ですから、もちろんそのまま紹介することはしません。

▽ただ、たとえば産科のお医者さまから「・・・年末に、まいにち哲学を購入して毎日読んでいます。先読みはせず、その日の分をじっくり考えながら読んでいます。今年は深淡生をテーマにしてやってゆこうと思います」という言葉が末尾にあるコメントが届き、ほっこりしつつ、励まされました。

「まいにち哲学」とは、ぼくが先に出版した日めくりカレンダーです。
 特定の年ではなく、毎年の毎日、使えるようになっているのですが、それを正確に理解されて、しかもこのように活用されているというのは、もの凄くうれしいです。
 産科の尊い仕事を通じて祖国に貢献されているかたが、このように活用されるのは、たいへんに光栄でもあります。

▽また、「公立学校の先生」から、こんな言葉が中に含まれているコメントが来ました。

「・・・まだ、『青山繁晴の逆転ガイド』が世に出ていなかった頃、ハワイの真珠湾の記念館に行きました。 ( 中略 ) 人生初めての海外旅行 ( 新婚旅行 ) の行き先を妻を説得し、ハワイにしてもらい、真珠湾の記念館に行きました。 ( 中略 ) 展示は本当に本当でした。私は公立学校の教員なので、何らかの形で還元したいと思い、沢山、写真に撮ったのですが、そのままになっていました。改めて、自分が撮った写真を、この年始に見直し、自分の、日本のあり方を正していくために一歩を踏み出そうと思います」

 この『青山繁晴の逆転ガイド』という、かつての単行本が、いま新書となって世に出ている「きみの大逆転 ハワイ真珠湾に奇蹟が待つ」なのです。
 この先生は、ぼくのテレビでの発信を信じて現場のハワイ真珠湾に行かれたということがコメントには書かれていました。
 そして、発信が真実だったことを確認されました。
 現場に行ってくださって、ありがとうございます。めちゃ、うれしい。
 その現場を、ぼくは今、この新書のなかに定着させています。
 現場に行けるひとも、行けないひとも、活かしていただければ、時間をどうにかこうにか無理にでも捻り出して新書を書きあげた甲斐があります。

▼不肖ぼくに限らず、自分の仕事がほかの人に活用されるということには、深い歓びがあると思います。
 年末じゃなくて、年始だけど、ベートーベンの歓喜の歌が一瞬、ぼくのこゝろを流れました。

 みなさん、ありがとう。おかげで幸先のよい新年になりました。





 
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