On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-01-13 00:05:48
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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菅義偉総理に「ビジネストラック・レジデンストラックの完全中止」を求める提言を、護る会が提出しました。


(このエントリーは、昨夜のうちに書き始めました。しかし新年は、極度に眠くなると無理しないで、いったん寝ることにしていますから、完成とアップを今日に持ち越しました)

▼三連休明けのきのう1月12日火曜の午後4時15分、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の代表として、ぼくは総理官邸に入りました。
 岡田直樹・内閣官房副長官のもとを訪ね、いつものように早めの時間に到着していますから、まずは待機室に居ました。
 しばらくすると岡田副長官が外出先から戻ってこられ、新年の挨拶をたがいに丁寧に交わしました。
 そしてすぐ、ともに副長官室に入り、約束の4時半まで非公式なよもやま話をしていると、護る会の山田宏幹事長も時間内に到着され、会談の本番となりました。

▼ぼくが上掲の提言書を副長官に渡し、総理にお渡し願うよう要請しました。
 提言書に沿って、ポイントをお話ししたうえで、提言書の大切な背景についても、お話をしました。
 それは、「インバウンド頼みの経済をやめる」ということです。
 自国民に緊急事態宣言の再発出によって制限をかけながら、中国、韓国をはじめ外国人はあくまで入国させようとすることの背景に、インバウンド頼みがあるからです。
 このことも、総理にお伝え願うよう要請しました。

▼岡田副長官は、事前の合意通りに、フェアに「提言書を総理に渡します」と約束してくださいました。
 また、提言書の背景についてのぼくの指摘も総理に伝えますと仰いました。

▼山田宏・護る会幹事長は「たとえば、GOTOイートも、ひとり用GOTOイートをつくるといった工夫をお願いします」と提案されました。

▼ぼくは、このビジネストラック・レジデンストラックが始まった昨年来、部会や対策本部で疑問を呈し、「最低限、PCR検査を入国の際に行うべきだ」と問題提起してきました。
 部会や対策本部だけではなく、1月2日に脳内出血で急逝された和田幸浩さん、外務省内のひそかな良心派と連携して、厚労省、法務省、外務省の行政官(官僚)と改善を協議してきました。
 政府が、ようやく検査を行うことに変わったのは、ふだんなら「半歩前進」と評価するところだと思いますが、海外からの変異種ウイルスの流入が大問題のいま、もはやそんな段階はとっくに終わっているのです。
 提言書に明記したとおりです。
 また政府は、その検査について、PCR検査ですらなく、簡便な抗原検査でできれば済まそうという姿勢です。

 この甘い姿勢は、国民に制限や自粛を求める施策と、相反します。
 引き続き、昨日の官邸訪問のようなおもての動きと、前記の行政官たちとの交渉のような水面下の動きの両面で、この問題にも取り組んでいきます。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) でも議論と行動を重ねていきます。





 
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