On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-02-12 19:02:56
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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脱ぐのを忘れていました → これは忘れません → 尖閣諸島への海警法をきっかけに日本の護りの根本問題に取り組む

 きのうの祝日、千葉でおこなった紀元節 ( 建国記念の日 ) の記念講演で、スーツの奥で汗をかいてるな、というのはいくらか気づいていたのです。
 しかし時間を延長しすぎないで、おのれの決めた3つの重いテーマをどうにか話し切ることに集中して、まるで気にしていませんでした。
 講演が終わって、東京に戻って、あ、上衣を脱ぐのを忘れていたと気づきました。

 このごろ、独立講演会以外の講演をすることが、ほとんど無いから、自分の習慣を忘れていました。
 講演でみなさんに伝えるべきを伝えようとしていると、必ず、全身が熱くなります。
 だから、どんなに寒い冬でもシャツは半袖を着て、暑くなると、あるいは熱くなると、上着を脱いでいたのです。
 しかし、きのうは自宅を出るとき、そもそも半袖のシャツを着ておくのを忘れていました。

 ほんらいのぼくは、自分に関することはとても忘れっぽいです。
 ひとさまの危機を管理するのが仕事のひとつであり、ぼく自身の危機は関知しないという意識があるのも、たぶん影響しているのでしょう。
 しかし要は、もともとの性格です。忘れ物が多いのでアリマス。

 きのう上着を脱がなかっただけで、ずいぶん沢山のひとが心配してくださいましたから、ちと、書いておきます。

▼さて、こっちは絶対、忘れません。
 なにか。
 新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は今夜も、最新放送をアップしています。
 今夜はアップが早いです。
 第106回放送が、午後7時ごろに、もうアップされました。

 テーマは、中国が2月1日に施行したばかりの無法の法、「海警法」から日本をどうやって守るかですが、今回の放送は、それにまつわる根本問題、敗戦後の日本は実は国民をいかなる緊急時にも有効に守る体系になっていないという問題を、丁寧に、解き明かそうと試みています。
 井上プロデューサーが付けてくれた番組タイトルが「日本政府への緊急提言」となっているのは、その意味です。
 どうぞ、どうぞ、ご覧になってくださいませんか。
 そうすれば一緒に考えることができます。
 ここです。 ( 動画の全体は、ここです。106回分のどれもこれも、無償で視ていただけます )
 法のあり方を変えないと、この現実が変わりません。法を変えるには、ぼくら立法府の新しい努力が不可欠で、それには本物の民主主義国家の日本として、主権者、有権者の多数の支持がどうしても必要なのです。

※ なお、以下の2点を申しておかねばなりません。

▽今回の放送で、中国の海警法は海中心と言っています。
 それはそうです。事実です。
 そのうえで、海警法には、空からの侵入を考えていると言うべき箇所もあります。

▽最後の方に、猛然と早口で、「自衛隊でも警察と同じネガティブリストになっているから」と言っているのは、ポジティブリストの言い間違いです。早口が過ぎました。
 こゝろからお詫びして、訂正します。





 
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