On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-03-01 05:22:46
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ワクチンと尖閣諸島

▼ワクチンの供給がちゃんと行き渡るかと、政府がびくびくしているのは、国産ワクチンの実用化を国が支えなかったからです。
 どんなに「国産ワクチンの開発を進めることが国家の安全保障です」と提案しても、内閣と省庁の行政府の動きはまことに鈍いままです。
 このままでは技術立国の名が泣いています。

▼尖閣諸島に、中国が悪法の「海警法」を背景に何をしてくるかと、びくびくしているのは、憲法九条を変えてこなかったからです。
 日本が中国とは違い法治国家であるからこそ、憲法が「世界の変化に合わせてちゃんとこの憲法を変えなさい」と改正条項の第九六条を置いていることを、活かさねばなりません。これこそが本物の護憲派です。
 このままでは法治国家の名が泣いています。

▼そして現在の不肖ぼくは、外から解説している立場ではなく、中から現実に変えていくのが任務です。
 そこを立脚点として、ワクチンと尖閣諸島、この象徴的なたった今の危機にも、眼に見えずとも評価されずとも取り組み続けます。
 このままでは済ませません。





 
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