2021-05-23 11:52:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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★小泉総理も分かっていなかった きょうは日曜、公務のスキマに皇位継承まんがの念校ゲラ直しを進行中
きょう5月23日の日曜日、みなさんが、このストレスフルな社会にあって、とにもかくにもゆっくりされていることを祈ります。
日曜日も仕事のみなさんは、平日に代わりの休みがとれることを祈ります。
▼ぼくはふだんの土日と同じく、電話とEメールを中心に公務と、公務に関するあらゆる交渉の継続です。
その合間に、とても大切な意味を持つと考えている皇位継承まんが、『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇 ( すめらぎ ) 』 ( 扶桑社 / 予約が千部を超えると価格が下がります。ここです ) の念校ゲラ直しに取り組んでいます。
ゲラというのは、実際の本の形式をとった仮印刷のことです。
今回の本で言うと、初校ゲラ直し → 再校ゲラ直し → 念校ゲラ直しと進んできました。
たとえば戦う論壇誌の「月刊Hanada」に連載しているエッセイ「澄哲録片片」 ( ちょうてつろく・へんぺん ) 」については毎月、初校ゲラ直し → 再校ゲラ直し → 念校ゲラ直し → 念念校ゲラ直し → 必要な場合は青焼き ( 最後の最後の仮印刷 ) での直しということを繰り返していますが、これは、このエッセイで扱うのが時事問題であるため、どんどん情勢が変化するからです。
ふつうの書籍、まんがを含めて一般書籍では、念校ゲラ直しまで行くのは丁寧な進行ぶりです。
▼明日の月曜の昼が〆切なので、もっと焦ってもいいのでしょうが、焦っては遅れるだけです。
それに、他の山積みの仕事と同時進行というのは、ぼくの宿命です。
特に国政の現場に出てからは、憲法改正、拉致被害者の救出という根本命題から、経済安全保障、あるいは重要土地利用規制法案の成立といった最新の重大な課題まで、凄絶な量の公務を最優先にして、すべてが同時進行というのが、常です。
したがって、きょうも淡々と取り組むほかありませぬ。
▼写真は、ぼくの立ち机のひとつです。
左にコースターが2種、写っています。
自宅では、この立ち机で、文字通りに立ったまま、食事をします。
座って食事をする時間がありません。食事も仕事と同時進行です。恐怖のドウジシンコウ人生です。ぐはは。
平日は、国会審議や部会の日程のために、昼ご飯をまったく食べられないか、3分や4分で呑み込むという暴挙を重ねているので、立ったママでも食べられるのなら、まだマシです。
ぼく以外のひとには誰も、こんな生活を送ってほしくないです。本心。
▼丸い木のコースターは、民間専門家の時代にオーストラリア海軍と議論するために豪州を訪ねたとき、買いました。
そのときはまったく知らなかったけど、これが民間専門家の海外出張としては最期になってしまいました。
すでに参院選への出馬要請を受けていましたが、断り続けていて、まさか、受けるときが来るとは夢にも思いませんでした。
それも公示の数日前に決意するという、ふつうなら落選必至の無茶な決断をするとは、ね。
ぼくはひとにモノをあげるのが好きです。
全国比例の参議院議員になってしまってからは、日本のひとに何かあげると漏れなく公選法違反になってしまうので、それもできませんが。
もともとは、よくお土産を買っていました。
そのとき、こんな小さなコースターでも、自分の使うモノを何かちょっと買っておくと、その海外出張をいつまでも忘れません。
みなさんと、おんなじです。
そのコースターの上は、かつて読者のかたが作ってくださったコースターです。
裏返すと、こんな風になっています。
▼まだ何枚もあるので、欲しいかたには差しあげたいですが、コースター1枚でもあげると、はい、公選法違反です。
▼コースターの上は、連合艦隊の東郷平八郎司令長官 ( のち元帥 ) と幕僚たちです。
横須賀のたいせつな記念施設、戦艦三笠の艦内に掲示されています。三笠は、日本海海戦の旗艦ですね。
館長の許しを得て、スマホで撮りました。
この三笠の艦内には、青山千春博士のお父さんのトランペッター、故・横川秀男さんのペットも展示されています。
横川さんは、NHK交響楽団のトランペッターにして、鉄腕アトムやジャングル大帝レオのあの主題歌のトランペットを吹いたひとです。
それがなぜ、戦艦三笠に?
横川秀男さんは、帝国海軍の軍楽隊出身だからです。
写真に話を戻すと、同じ写真をもうすこし大きくして、議員会館の青山繁晴事務所にも飾ってあります。
こないだ、外交部会長代理の鈴木憲和代議士がおみえになったとき「これは何の写真ですか」と聴かれました。
ぼくは、「たとえば前列右端の秋山真之さんを見てください。若くても幕僚の中心人物、東郷司令長官の知恵袋ですが、軍刀を、ほんらいの位置に置かず、姿勢もリラックスしています。そもそも東郷閣下が、すこし目を逸らされています。勝手に推測すれば、偉そうにしていたくなかったのでしょう。いわば求められる型どおりの姿勢をしているのは、のちに総理になった加藤友三郎・連合艦隊参謀長ぐらいです。東郷さんの左隣ですね。おおむねみな、好きな姿勢を取っています」と話しました。
そして「これこそが帝国海軍の強さだったのです。自由な精神です。だから自由な議論もありました。この、元は武士の世代から昭和世代の海軍になって、カチコチになったために敗戦に至りました」と述べました。
付け加えると、これは、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を打ち破って世界が沸きに沸いたあとに凱旋したときの艦上写真です。
東郷さんは、謙虚な人柄からして、晴れがましい凱旋が苦手で、それで目を逸らされているのではないかと、勝手に推測しています。
自由な精神、血みどろの戦いだからこそ、自由自在の魂、そして寛容な精神でなければいけないという考えを忘れないために、自宅でも、立ち机にちいさく飾っています。
▼パソコンやゲラの下のマットは、ほんとうは食卓用ですね。
北欧で買ったと思うのですが、残念ながら、細かいことは忘れてしまいました。
▼さてみなさん、先のエントリーで記したように、皇位継承まんがの予約は、すこし落ちている今こそ勝負です。
予約が千部を超えると価格を下げるという、聴いたこともない約束、編集者を通じた版元との約束を実現するためにも・・・
・・・なによりも、日本国の主人公であるみなさんの多くも、国会議員の多くも「女性天皇と女系天皇の違い」を理解されていないという現実を打ち破るために、よろしければ、プッシュをお願いします。
ぼくは小泉純一郎総理 ( 当時 ) も理解されていなかったと確信しています。
だからこそ記者団に「愛子さまが即位されるというのに何が悪いんだ、なんで反対するんだ」という趣旨を言い放ったのです。
版元の設定した予約サイトは、ここです。
▼このエントリーで紹介した表紙が最終確定と思っていましたが、さらに2点、新しい要望を編集者に先ほど、電話で提案しました。
実現してほしいな。
実現すれば、また、みなさんにお伝えします。