On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-05-24 06:08:58
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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およそ1700年を超えて、仁徳天皇と今上陛下は直に、繋がっておられます

▼皇位継承まんがの『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇 ( すめらぎ ) 』 ( 扶桑社 ) の念校ゲラ直しは、今朝方に、すべて終わりました。
 まだ、最後の作業がいくつも残っています。
 たとえば、新田均・皇學館大学教授による純粋に学問的な立場からの念校ゲラ点検結果を聴いて、それをどのように反映させるかです。
 表紙についても、いったん確定していた表紙デザインに、きのう、新にふたつの要請を出してしまいました。

▼しかし・・・今朝、疲労でぐったりするなかでも、念校ゲラ直しがきちんと完了したことで、みなさんに無事に、6月18日金曜から届くことが事実上確定しました。
 もちろん、ホッとしています。
 みなさんも、あらためて安心なさって、予約を増やしてくださり、予約が増えることによって版元が異例の約束通りに価格を下げることが実現に近づけば、うれしく思います。予約はここです。

▼念校ゲラ直しの一段まえ、再校ゲラに直しを入れているときに、「あなたのこゝろへの手紙 後書きにかえて」の章に、非常に大切なことを書き加えました。
 それは、この武漢熱のさなかに、今上陛下が、たたただ、わたしたち民のことを思ってくださっていることが、ありありと分かる、知られざる事実です。
 ぼくはその事実を知った瞬間、ああ、まさしく仁徳天皇と同じご存在でいらっしゃると、雷に打たれた如くに、魂が震えました。

▼仁徳天皇は、少なからぬかたがご存じのように、民の竈 ( かまど。今で言えばキッチン ) から炊事の煙が上がっていない様子を丘の上からご覧になり、一切の税をおやめになり、そのために陛下の食事、衣服、住まい ( 宮殿 ) がいずれも困った状態になることを耐えられました。
 それに通じる事実です。

 このブログで明らかすることもずっと考えています。
 知られざる事実と書きましたが、ほんとうは既にヒントが世に出ています。ぼくがいつも、「ニュースには尻尾がある」と申しているとおりです。しかし、たとえばオールドメディアがその意義に気づいていないこともあり、国民には知られていません。
 そして、ぼくはどこからも口止めはされていません。

 話さない約束の情報であれば、何があっても、ブログに書いたり、本に書いたりしません。ブログは無償、本は有償であっても、いずれも公開情報、フルに公開される情報であることはまったく同じです。
 しかしこの件は、話さない約束にはなっていません。

▼これらを総合して熟考してきました。
 今すぐに明らかにするより、いまから1か月近くあと、おそらくはワクチン接種の進行によって日本も西欧諸国にやや近づいて今よりは人心が落ち着いていく頃に、皇位継承まんがは世に出ます。
 そのとき、本を手に取って積極的に知ろうとするひとだけが知る方が良いと、現時点では考えています。
 天皇陛下をめぐって、いかなる波紋も、それが良き波紋であっても、不用意に起こすべきではないといつも考えているからです。

 ただ、これだけは言えます。
 小室家をめぐる深刻な問題があっても、わたしたちは天皇陛下のご存在への信頼を決して喪ってはなりません。
 それは、わたしたちが日本を喪うことです。日本が喪われるようにずっと動いている力が、国内にも隣国にも存在します。
 それへの正しい警戒だけのことではありません。
 現に、われら日本国民が深く信じるままでいるに足る深い理由を、古代の仁徳天皇だけではなく、たったいまの天皇陛下ご自身がお持ちでいらっしゃいます。





 
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