On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-06-28 11:03:08
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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それにしても、つくづく、圧倒的に少数です

▼たとえば、マスの発信から閉め出されたおかげで、『どんなに日程が苦しくとも自分たちの動画を放送しよう』と考えました。
 その新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、この朝現在でアクセス総数が1950万回を超えて、2000万回へ近づいています。
 これを知ると、国会議員は例外なくびっくりされます。

 しかし、どうでしょうか。
 国会議員のなかでは多いというだけであって、もともと国会議員の発信に国民の関心が致命的に、薄いのです。
 また、ぼく自身は、動画の本数がわりあい多い ( 11か月で176本 ) だけであって、1本あたりの再生回数はさして多くないと考えます。多くない、と言うのはまだ甘くて、わずかな例外を除いては明らかに少ないです。

 チャンネル登録をされたかたが16万人に達していて、ぼくとしては大感激です。
 ただし、一般的に多いと言えるかなぁ。
 やはり、社会のなかでは少数派でしょう。
 登録してくださったおひとりおひとりに、あらためて魂からの感謝と敬意を捧げます。
 同時に、みなさんは少数派です。

▼2年間を苦しみ抜いて発刊した、皇位継承まんがの『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇 ( すめらぎ ) 』 も、最初だけは、おおくの人が読まれました。
 しかし発刊からたったの10日にして、たとえば紀伊国屋書店の店頭でもネット書店でも、もう、頭打ち。
 読むひとはどっと減っています。
 頭打ちではありませんね、これも甘いです。奈落の底へ落ち始めたような実態です。

 すべての責任はぼくにあります。

 そのうえで、日本では、国会議員の書いた本は、たとえ議員は原作者であり、素晴らしい漫画家がまんがにしてくださっても、読まれません。
 国会議員なんてのは、料亭で汚いカネを受け取るか、本と言ってもゴーストライターに頼んでいるに違いないという社会常識が、日々刻々、テレビドラマや映画で刷り込まれています。

 そして、いちばん大きい原因は、天皇陛下のご存在を護ることに関心を持つ日本人が、圧倒的に少数派だからです。
 力を尽くして、満を持して、皇位継承まんがを世に問うても、それを手にとり読まれる日本国民はごく少数にして、ほとんどの日本の主権者は、いまだ、女性天皇と女系天皇の違いもご存じなく、愛子内親王殿下の即位論が、実際には愛子内親王殿下に何をもたらすかも、まったくご存じありません。

 もう一度、言います。
 ぼくがすべて悪い。
 同時に、これだけ少数派では、何もかも被って戦っても、日本が喪われる、その懸念はちっともちいさくなりませぬ。
 中国共産党も、日本のなかの親中派も反日勢力も、この情況に安堵しているでしょう。

 不肖ぼく自身は、無駄に死ぬのです。
 それは最初から最期まで、覚悟の上です。
 しかし、あなたが無駄に死ぬのだけは、いけません。
 連帯してください。
 一緒にやってください。





 
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