On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-12 05:42:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  ひとさまの論評には干渉も言及もしない、それがふだんのぼくの原則ですが、今朝は例外としてひとこと申します  アフガニスタンへの自衛隊派遣についてです

▼きょう9月12日・日曜の産経新聞朝刊の2面に、元外交官の佐藤優さんが、アフガニスタンへの自衛隊派遣などについて事実を記されています。
 ぼくがこの動画 ( 「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第212回 ) で述べたこと、日本の退避作戦は失敗ではないという論点がぴたり一致しています。

▼佐藤さんは、日本のインテリジェンス活動についても、あえて踏み込んで記しておられます。
 ぼくは、現職の国会議員という立場を考え、インテリジェンスの内実は明らかにしません。
 しかし佐藤さんが自由な立場で、かつ国益と公正さに基づいて、具体的に書かれたことを支持します。しかも非常に精確です。さすがです。

▼佐藤さんとぼくは一度もお会いしたことがありません。なんのお付き合い、接触もありません。
 したがって、連携は一切ありません。
 たがいに客観的事実に基づけば、こうなる、ということです。

▼このブログに「 ( アフガンで働いている ) 赤十字の女性がテレビでインタビューに答えていたのを覚えている。動画を視て混乱した」という趣旨の投稿がありました。
 赤十字国際委員会 ( ICRC ) アフガニスタン・カンダハル地域事務所副代表の日本女性のことですね。
 赤十字の尊いかたがたは、何人が何国にいらしても現地にとどまってかけがえのない貢献をなさるのが聖なる任務と理念であり、その任務を遂行なさっている人を、邦人であっても、まさか意に反して国外へ連れ出すということが日本政府の「退避活動」ですか ?
 そんなはずはありませんね。お分かりいただけると思います。
 もちろん、赤十字のかたといえども、命に危機が迫るなどの情況は考えねばなりません。
 情況は動きます。今も動いています。たとえばターリバーンは暫定内閣の発表後、強硬な動きを強めています。
 しかし「日本人は居るじゃないか」、「日本人は居たじゃないか」、「動画は違うんじゃないか」というニュアンスがもしあるならば、それは違っています。

 悪意のまったくない素朴な疑問だろうと思いますから、ありのままに、お答えしておきました。





 
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