On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-18 05:45:19
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【あり得ないことを書き加えてしまいました】  ぼくが野党の議員なら

▼さっさと影の内閣を決め、すかっとした新総理の野党版を登場させて、総裁選のさなかに別の選択肢を提示するでしょう。
 それは、たとえば女性総理、野党版の日本初の女性総理でしょう。
 批判と論評ばかりであれば、コメンテーター、評論家と変わりません。

▼ここで具体的な人名を出すなど、ぼくは自由民主党の現職議員ですから、あり得ないことです。
 出したら、あちこちから叱られます。
 しかし、いい加減に提案しているつもりは、ゆめ、ありません。
 だから、書きます。

 あえて参議院から、伊藤孝恵さんはいかがでしょう。
 国民民主党の党首選に、打って出て、玉木雄一郎代表に敗れたかたです。46歳です。
 ぼくと政策はまったく違います。そもそも改憲に反対だろうと思います。しかし、公正なかたです。人間観も柔らかいのではないかと拝察しています。

 これまで総理になったひとが居ない参議院、そして支持率が極度に低迷している国民民主党、そこから野党の起死回生を図るのはどうでしょう。

( ★ ただしぼくは、来年夏の参議院選挙で、伊藤さんの愛知県選挙区において自由民主党の藤川政人【まさひと】参議院議員が再びトップで選ばれることを、強く期待し、支持しています。藤川さんが予算委員会の理事として、野党に正しく配慮しながら言うべきは言うという毅然とした姿を、同じ予算委で間近に拝見してきました )


▼なぜこんな、余計なお世話を言うのか。

 野党の大物議員と、国会内で立ち話をしました。誰も見ておらず、聴いていませんでした。
 ぼくは思わず、「野党はたいへんですね」と言いました。メディアは自由民主党の総裁選で花盛りだからです。
 この議員は即座に、「総選挙は大敗すると思います」と仰いました。

 ふだんから良心的な議員です。穏やかな人柄でもあります。このひとは男性です。
 安全保障への関心で、ぼくと共通項があります。
 お顔には、ほんものの苦悩が浮かんでいました。

 健全な野党が居ないと、国会の審議が、与党ごと国民から見放されます。
 週刊誌を振りかざして質問し、予算委員会なのに予算の話は少ない、その予算委員会に座り続けて5年です。
 国会の審議は、国民からいただいている血税、文字通り、主権者の血の一滴一滴である税を1日に3億円、費やします。
 ぼく自身も、国会・立法府の一員として政府の課題を日々、指摘していますが、日本でいちばん、やり直すべき課題が多いのは、その国会なのです。
 わが胸に刺さる自戒を込めて、記しました。
 総裁選で沸くかのような自由民主党の側から、野党に皮肉を申したのではありません。

 寝耳に水の伊藤孝恵議員をはじめ、みなみなさま、朝からごめんなさい。
 大雨災害が非常に懸念される、土曜の朝です。
 今日はまずそれに取り組んでいます。




 
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