On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-11-01 17:31:04
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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F1パイロット、護る会に現る

▼2年3か月前の参院選で、東京は新橋の駅前にて、自由民主党本部の選挙カーの演説台に上がって ( 合法です ) 応援遊説を始めたとき、一緒に上がっていたひとりが、かつてF1に参戦していた超優れものレーシングドライバーの山本左近さんでした。
( 参議院議員の任期は6年です。衆議院議員と違って解散はありません。3年に一度、半数が改選されます。ぼくは当時、任期途中ですから、自分が選挙に出ているのではなく応援です )

▼そのときが初対面です。
 ありのままに記すと、山本左近候補が「私はF1ドライバーの経験を政治に活かして・・・」と誠実な人柄のままに本心を発言した瞬間、選挙カーを見上げていた主権者に、しらけた空気も流れました。
 ここは駅前に蒸気機関車が飾ってあるところで、通称、「キカンシャ」。
 会社勤めのひとをはじめ、日々働くひとがとても多いのです。「F1ドライバーが、どうした」という反応がビンビン伝わってきました。

 この時点ではまだ、ぼくは山本左近さんと話したことがなく、静かに演説を聴いていました。
 そしてぼくの演説は、個別の候補者の応援ではなく、全体の話をしました。
 ちなみに、一緒に演説台に上がっていた候補者は、弁護士出身の現職もF1ドライバーの新人・山本左近候補もみな落選、受かったのは武見敬三さんぐらいだったと思います。

▼しかし、ここから山本左近さんとぼくの交流が始まりました。
 その後は、名古屋で独立講演会を開いたとき山本左近さんに傍聴してもらい、主権者と対話する現場を視て、聴いてもらい、参加者にも紹介し拍手をいただきました。
 それから食事を共にしたり、山本左近さんが議員会館の青山繁晴事務所に来られたり。
 今では「左近ちゃん」と呼んでいます。

 あ、それから自由民主党のモータースポーツ議連 ( 古屋圭司会長 ) の活動では、すでに重要な役割を果たしてもらっています。

▼左近ちゃんは、まつりごとに参画する意志が強く、国政選挙に挑むことを願い続けて衆院選に転じ、なかなかチャンスに恵まれなかったけど、比例東海ブロックの単独立候補者に登録されました。
 それが昨夜、みごと当選。
 左近ちゃんの純な志が、天に通じたと思っています。

▼その山本左近・新代議士からきょう、電話があり、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) 入会の意志を仰いました。
 そして、入会の手続きが始まっています。

▼先ほど、山田宏・護る会幹事長と電話で話し、護る会の役割が強まっているという認識で一致しました。
 今後の特別国会の召集に合わせて、護る会の執行部会、総会を開いて、次の段階、新しい次元の活動を開始します。





 
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