On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-11-08 07:05:22
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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★写真を追加しました 【書き加えました】  秋から冬の荒れる日本海に立ち向かい、メタンハイドレートの実用化へきょうも民間海洋調査船は出航へ


( 青山千春博士らと共にぼく自身も乗船した、日本海における調査航海の一例です。今回の海洋調査とは船も海域も違います。また、これは6月の日本海ですから、現在の荒れる恐ろしい海とは、まったく別物です。以下の写真も全部、そうですから、誤解なきようお願いします。
 いつもこんなに爽やかなら、すこしは楽ですけどね。ただし6月でも揺れるときは揺れますから、船に弱い研究者にとっては地獄になったりします。ぼくや青山千春博士は、酔いません )


▼不肖ぼくがかつて社長を務めた独立総合研究所 ( 独研 ) 、そして志を同じくする研究者のかたがたは連携し、日本がほんとうは海に抱擁している自前資源のひとつ、メタンハイドレート、メタンプルームの実用化のために、政府予算による調査とは別に、独自調査を遂行し続けています。
 民間ベースの独自調査であっても、すべて国家と国民のためです。


( 調査機器を慎重に海中へ降ろしています )


( 夜を徹して、調査は続きます。海洋調査のための航海は、常に、ほんとうに厳しい航海です )


( 夜も、調査機器はもちろん海中で稼働しています )


( 静かに輝く洋上の月が慰めてくれます )


( 夜が明けると、徹夜で疲弊した眼にも、光る海は美しい。ただし前述のように、これは6月の日本海です。今の季節はこんな海で居てくれません。ぼくは「吠えるオホーツク」と呼ばれる凄まじい冬の海も経験していますが、日本海の厳しさも別格です )

▼秋から冬の日本海は恐ろしいです。
 洋上で何度も体感しています。
 日本海が比較的、穏やかな季節に、調査機器の不調などさまざまな要因で充分な海洋調査ができなかった場合は特に、荒れる海となっても出ていかねばなりません。

 とりわけROVをはじめ無人探査機を潜航させるには、日本海の荒れ方は大敵です。
 せっかくの資金、せっかくの一身を捧げる努力が、ひとえに天候のために成果を挙げないことも起こります。

 それでも、たとえば独立総合研究所3代目社長の青山千春・東京海洋大学特任准教授 ( 特任となったために民間の社長が兼任できます ) は今日、とんでもない早朝から、ふたたび、日本海へ向かいました。

▼今回の総選挙でも、いまだに「資源のない日本でありますから」という演説が散見されました。かつてよりは少なくなったけれども、まだ、あります。
 これまでの刷り込みに寄っかかった、安易な演説だと言わざるを得ません。
 政権を担う自由民主党の演説がこれで良いとは思えません。

 それでも現場の研究者たちは、黙々と、荒れる海に耐え、格闘しているのです。
 そして、主権者のみなさんからの国立大学法人東京海洋大学 ( 青山千春博士の研究室 ) への尊い寄付によっても、この民間研究、少なくともその大切な一部は、支えられています。
 独立総合研究所は寄付を受け取らず、 ( かつての独研社長のぼくは国会議員となっても、法がむしろ受領を保証しているところの政治献金であっても一切受け取らず ) 、それは独研が3代目社長となっても変わりませんが、東京海洋大学は寄付を受け付けています。





 
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