2022-03-25 20:47:56
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)
孤独な独裁者プーチン大統領の、ウクライナ侵略から1か月の時点での真実と近未来 それをみんなと一緒に考えます
( これは、3月23日水曜にアップしたこのエントリーでのなぞなぞ「なぜ、こんなボケボケの写真をアップするのか」の答えになる写真なのです。
ここは、嘆きの壁です。
エルサレムで、もっとも有名な場所のひとつと言ってもいいでしょう。
かつてキリストがお生まれになる前に、ここにユダヤ教のエルサレム神殿がありました。しかしローマ帝国軍によって破壊され、この壁だけが残りました。以来、神殿の再建はされず、ユダヤ教徒が壁に向かって嘆く歴史が続いているのです )
( 遠景です。嘆きの壁の下に、上の写真のように祈るユダヤ教徒の人々が小さく写っているのが、お分かりになるでしょうか。
上方に、見事な黄金のドームがありますね。
これはなんと、イスラーム教のムハンマド、日本の別名ではマホメットが一夜のうちに昇天なさったとされる岩を覆うドームです。
つまりユダヤ教とイスラーム教の聖地が隣り合っているのです。ここではこれ以上の説明はしませんが、ほんとうは重なりあってもいます。
さらに、このあたりに、キリストが十字架を背負って、ゴルゴダの丘へ歩まれた石畳の坂道があります。
ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラーム教、いずれの宗教にとっても、かけがえのない聖地なのです。
したがって、イスラエル軍にとっては、もっとも緊張する場所、テロが襲う可能性のある場所です。
そこで、壁に向かう階段を降りる前に、機銃で武装したイスラエル軍の検問所があります。いま現在は分かりませんが、当時は、戦火が火を噴いていたときですから、強烈にびんびん緊迫した検問所が設けられていました。
写真は撮れない、手前にありました )
( この写真の女性は、実は、その検問所を固める兵士のひとりです。写真では分かりませんが、彼女も重武装しています。イスラエル軍はそもそも女性兵士が多いです。人口が少ないですからね。
ぼくは、この検問所で「不可解な訪問者」として一種の尋問を受けました。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の「危機一髪シリーズ」で話した、国境検問所で射殺されかけたときと同じ経験をするのかと思いました。
ところが、この女性兵士は、ぼくが日本人で、なんの利害関係も対立関係もなくここにやって来たと分かると、顔が、ぱあっと明るくなり、うれしそうな笑顔をぼくに向けたのです。
あんまりにも意外で、ぼくは慌ててカメラを向けたのですが、ピントを合わせる暇がありませんでした。スマホとかではなく、一眼レフのカメラです。
そして、にこりともしない男性兵士に、それ以上の撮影は制止され、カメラを没収されそうになりましたが、女性兵士が笑顔のまま味方してくれて、なんとおとがめ無しで、入ることができました。
ウクライナ戦争で、ロシア軍から実際上は化学兵器に近い白リン弾まで浴びて、赤ちゃんやお腹の子や、ご自身の命をも奪われる女性の姿をまた脳裏に刻むことになり、この女性兵士の笑顔と声を、しきりに思い出します。
この兵士は若いお母さんではないか、家には目がくりくりの、ちいさなお子さんが待っているのだろうと、そのときなぜか感じたのでした )
▼さて、今夜にアップした「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第304回放送は、そのプーチン大統領の現在とこれからです。
よろしければ、この動画をどうぞ。
▼きのう3月24日木曜に、YouTube全体のトラブルがあって、ゆうべアップされるべき動画 ( ゼレンスキー大統領の演説をめぐる深層。これです ) がきょう午前中のアップとなりました。
こちらは予定通りにアップすることを続けますから、午前と夜、きょう3月25日金曜は、2本のアップとなりました。