On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-05-14 10:26:21
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【 作家としてのぼくにとっては重大なことを明かすために、加筆をしました 】  いま滋賀へ向かっています  落選で、こういう旅は無くなるかも



▼ノンフィクションの新刊「ぼくらの選択」の執筆と全ての作業が終わった土曜日ですから、早速、小説第3作「(改稿版)夜想交叉路」の執筆再開ですっ。
 うれしいです。
 新幹線の駅にて、再開できるというちいさな歓びを噛みしめています。

 ノンフィクションもとても大切ですが、書く愉しさは、物語です。
 これからも、参議院議員・兼・ノンフィクション作家・兼・物語作家で居ようと思います。
 その物語作家も、これまでの純文学に加えて、いよいよエンタテインメント小説にも踏み出していきます。

「夜想交叉路」は、純文学としていったん完成した小説です。
 日本でいちばん伝統のある文芸誌「文學界」の新人賞に応募し、最終候補の4篇まで残って、その回は受賞作無しに終わりました。
 それをどのように改稿するか、さまざまに試みてきましたが、純文学から脱し、一種のエンタテインメント物語として書き直すことを、つい最近、公務を中心に凄絶に詰まった日程のなか、頭の別のところで考え、決心しました。

▼ふと思ったのです。
 この「夜想交叉路」の初稿を書いて新人賞に応募した頃は、共同通信の記者を辞して、三菱総研の研究員に転じた直後です。
 まだテレビ番組にはまったく参加していませんでした。

 今も、テレビ番組からまったくオファーがありません。
 番組参加が絶えてしまって、6年です。
 忘れ去られるには、あまりに充分です。
 記者時代の選挙取材の多様な経験からして、7月の参院選は、落選の可能性が充分です。
 すると夏以降はもう、こうやって党から依頼されて憲法改正の行脚に出ることも無い訳ですね。
 それもまた、天命です。
 たとえば団体支持を頼まない、イメージ選挙はやらないというやり方、考え方は、一切変えません。
 それで落ちるのなら、本望です。

 参院選の公示日と思われる6月22日まで、あと1か月ほど。
 もうオシマイになるかも知れない憲法行脚を、最後まで、力の限りを尽くして、そして参加者にはリラックスしてもらって、やり抜きます。
 何をしに滋賀へ行くのかは、ひとつ前のエントリーをご覧ください。





 
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