On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-06-08 03:18:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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不屈の記  番外篇

ひとつ前のエントリーにて、同胞はどこにいらしても同胞ですという信念に基づいて、実際どのように動いたかをありのままに記すと、ただただ非難だけのコメントがやって来ます。
 それによると、どう読んでも、たとえば日本国民と日系人のかたがたを混同したのは青山繁晴であるかのような趣旨を仰っています。
 いいえ、わたしは、その混同と、戦ったのです。
 日本国民である海外の同胞を護るために戦い、元は日本にルーツがある日系人の方々のためにも敬意を込めて努力しました。双方に、それぞれ公平にして正しい扶 ( たす ) けがあるように、一身を捧げて、努めました。
 天がご存じです。

 これは悪意のある工作のコメントですか ?
 いえ、違うと考えます。
 ごく真面目なひとりの日本国民だと思います。
 これが日本社会の現実、ただし社会の中のあくまで一側面であるというだけです。

▼こうした世に、社会にあって、疲弊しないか。
 疲弊します。
 しかし今日もまもなく国会に出ます。自宅を出た瞬間に、全身を立て直して、疲弊を吹き飛ばします。

 国会に出ても、わがままと甘えにも直面します。
 それでも国会にいる間は、疲れは内奥に閉じ込めています。

 自宅に入った瞬間に、どっと、押し隠し、閉じ込めていたものが噴き出します。
 噴き出して、疲弊と鬱屈の海を泳ぎながら、原稿を書きます。
 原稿を書かないと、青山繁晴ではありません。

▼にんげんは一度生まれて、一度死にます。
 凡て世は事もなし。

 思い切り自由に、深々と謙虚に、淡々と強靱に、命の真ん中を真実でいよう。





 
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