On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-07-31 03:39:49
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佐渡金山の世界遺産登録について「日本の事務的ミス」とするのは早計だと考えます  ロシア、中国、韓国の存在を考えるべきです

▼佐渡の金山の世界遺産登録をめぐってユネスコが書類の不備を指摘し、手続きが少なくとも1年延びた件について、複数の要人から「日本政府のあり得ないミス」という趣旨の非難が発信されています。

▼わたしの考えは違います。

▼7月29日金曜のこのエントリーに記したことを一部、再掲します。

~ここから再掲~

『10時からは、佐渡金山の世界遺産登録をめぐって突如、「ほんとうはユネスコに書類が不備だと言われてしまって、今回はもう駄目なんです」という耳を疑う話になっている問題をめぐって、「外交部会・文科部会・外交調査会・文化立国調査会・日本の名誉と信頼の特命委員会・佐渡金山世界遺産議連」の合同会議でした。

 文化庁を含む文科省の説明は、噴飯ものです。
「ミスは無かった。書類に問題は無い。しかしユネスコが分かってくれないので、ことしは諦めて来年、出し直します」

 議員から、納得する声はもちろんゼロ。
 役所が実質的にこれまで隠蔽していたこと、一部の報道によって出るまで黙っていたことも含め、怒号が溢れる会議となりました。

 わたしは「書類に問題は無かったと政府が言っているということは、ロシア ( 世界遺産委員国のなんと議長国 ) 、中国、韓国のいつもの政治工作に負けた、それしか考えられないではないか」と指摘しました。

 わたしの質問に対する、この会議での公式回答は「政治工作は感じられません」。
 いえ、水面下では、政府内も「ロシア、中国、韓国にやられた」という認識だと把握しています』

~再掲終わり~

▼このエントリーに記したように、この日の文化庁と文科省本省の幹部による説明が酷かったことには変わりありません。
 しかしそれは、 ( 1 ) 文化庁を含む文科省がユネスコと紛糾していることを事実上、隠蔽してきた ( 2 ) 文化庁、文科省は「ミスは無かった。書類に問題はない」と言いつつ、外国による政治工作を否定し、ではなぜこういう事態になっているのかという合理的な説明がないーという意味で「酷かった」ということです。

▼わたしは、上述のように、この合同会議で「書類に問題は無かったと政府が言っているということは、ロシア ( 世界遺産委員国のなんと議長国 ) 、中国、韓国のいつもの政治工作に負けた、それしか考えられないではないか」と発言しました。
 このあと、きょう7月31日・日曜の未明までかけて、水面下で調査と議論を行いました。
 その結果、すくなくとも現時点では『やはり、ロシア、中国、韓国の政治工作が行われている』という判断を下しました。
 したがって「日本政府のチョンボ」といった問題では無いと考えます。
 そのような政治工作を許していいのか、また、日本は負けていていいのか、という問題です。問題の種類と次元が全く違います。

▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回の収録で話します。
 次回は、8月4日木曜に収録する予定です。

 いま、キャスター役の三浦麻未公設第一秘書は産休中で、その代役は、議員会館の青山繁晴事務所の学生インターン ( 研修生 ) が務めます。
 すでに、早稲田大学政治経済学部1年の増野優斗くん、18歳が立派にこなしてくれていますが、次回8月4日は、もうひとりのインターン、お茶の水女子大学の2年生、19歳がデビューを飾る予定です。
 三浦秘書が産休から戻ってくるまで、このふたりが交代しつつ務めてくれます。

▼きょう7月31日の日曜は、選挙後、初めての独立講演会です。
 参院選の結果と、安倍元総理暗殺事件については、必ず語ることになります。
 日本経済の行方などについても語り、いつものようにみなさんの質問に答えていきます。

 独立講演会は、厳格な限定条件のもと、水面下まで含めて対話する場です。
 しかも4時間半に及びます。
 気力、体力が充実していないと、こなせません。
 しかし佐渡の金山の問題で、海外とも議論をし、こんな時間になってしまいました。もう午前4時23分。このエントリーを書き起こしてからも、1時間近くが経ちました。事実関係を確認しながら、書いているからです。
 大丈夫です。
 いつか休めればいいなとは思っています。

 世に、国政に、問題は絶えませんね。








 
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